有明 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

本日は昭和に生まれたJちゃんの誕生日で日本全国祝日で、7時に起きて、植物に水遣りした。

靴下のほつれ直した。

伸びた手足の爪切った。

朝食は北海道産ゆめぴりか米でご飯炊き、くめ納豆、紀州産梅干で二膳食うた。デザートはフィリピン産バナナ2本。
ジョ二ー・ハートマンのアルバム「ソングス・フロム・ザ・ハート」をCDで聴いた。

台所のシンク掃除した。
御徒町に昼食に出掛けて「コションドール香味屋」に入りAランチを注文した。内容はローストポーク  醤油焦しバターソース、ハンバーグ キノコのソース、鰆のフライにスープ、ライス、コーヒーが付き1000円也。50円値上がっとったが、このところ材料費が上がっとっるし、まだコストパフォーマンスええ。
満足して帰宅。

筋トレ30分した。

小さな庭が雑草だらけになったんで、草むしりした。
風呂に一時間半ゆっくりと浸かって、米国入りした安倍晋三のいつになく朗らかな顔思い出して、オバマ政権の我が国と中国を天秤に掛ける外交らしい外交の先を考えとった。安倍晋三は先を読んで外交交渉しとるんやろか?
夕食はオージー・ビーフを焼き、ニンニク醤油たっぷりつけてご飯食うた。デザートはグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。
友人達にメール送付した。

テクニック凄いマーカス・ロバーツのピアノ演奏をユーチューブで聴いた。
このところ友人と会話すると、必ず話題となったのが家具屋姫と翁の親子喧嘩や。DODとOKとの桜見後に飲んだ席でも出たがな。ほな、桜見の後で彼女達とした会話を写します。


日本酒720m満足してl瓶2本飲み終えると、三人共桜見るどころかそそくさと脇目も振らず歩いとって、神楽坂の居酒屋に着いた時にはDODもOKもええ感じに酔うとったわ。
それからもええペースで焼酎カポカポ飲んどった。
ワテがトイレから戻ると、DODがOKに聞いていたんや。「有明にあったよね?」
「有明?あぁ、あったね」
「有明がどうかしたんか?有明コロシアムの事、それともディファ有明の事?そこでM子とプロレスしたいんか?」
「M子に勝てる訳ないからそんな事しない。前にS吉から招待券もらい東京ビックサイトへ行ったじゃない、国際展示場駅で待ち合わせして。憶えてるよね?」DODがワテの記憶を危ぶむ様子で聞いた。
「勿論憶えとる。有明テニスの森公園でふたりがつくって来たお弁当を御馳走になったさかい」
「S吉は食べ物の記憶がいいんだった」
「DOD、それ云うなら一飯の恩義は忘れないと云うてくれまっか。ワテには食い物の記憶以外は残っとらんように聞こえるさかい」
「食べ物の記憶以外は消去されるんじゃなかったっけ」
「うるさいわ!」と、気持ち逆撫でされたワテは叫びぎみやった。
OKが朗らかに笑うとった。「有明テニスの森公園の芝生広場だったね。特別な物つくった訳じゃなかったけど、美味しかったね」
「ふたりの腕や。御馳走さま。しかし、もうあそこが海を埋め立てられた所と思えんようになったわな」
「ほんとよね、ちょっと前迄は海水の中だったんだよ。まだ埋め立てるのかしら?」
OKが不意に思い出したようにDODに云うた。「水の科学館にも行ったね」
「水の科学館なんぞあったかいな?」
「パレットタウンから夢の大橋歩いて行ったら見つけたの」OKが笑い続けながら云うた。
「そう云えば、青海の方から歩いたとか云うとったなあ」
「食べ物以外でも憶えてたね。ゆりかもめの青海駅で降りて、最初にヴィーナスフォートを見て、それから歩いたの」
「OKにもワテの記憶力軽んじられとったか・・・」
「ちっともボケてないから気にしないで」と云い、OKは尋ねた。「あの辺りホテルが多かったわ。どうして?」
「話に出たヴィーナスフォートやパレットタウン、それにコミケとか数多くのイベントやる東京ビックサイトがあるからやろ。大きなイベントやと準備も時間掛かるからな。それに何と云うても土地が安いしな。但し、大地震の津波が襲って来たらどうなることやら」
「それ考えると怖いわ」
「大地震が起きたら、近くのホテル等高いビルの最上階に上がる事や」
「液状化で倒れないかしら?」
「傾きはするかもしらんが、倒れはせんやろ」
「首都圏に居たら、危険なのはどこでも変わらないわよ」DODが落ち着き払ってそう云うた。
「ところで、なぜ有明の話になったんや?」
「大塚家具で親子喧嘩後の大バーゲン情報があって、大塚家具はどこにあったか話してたの」とOKが答えた。
「そっちかい」
「横浜ショールームは閉館されちゃったの」
「新宿にはあったでえ」
「間違いなく有明は大塚家具の大きなショールームだったよね」DODがOKに向き直り確認した。
「そうや、大塚家具本社ショールームですわ」ワテが引き取り答え、続けた。「ともあれ、日本の一大関心事が、会長が取締役を任期満了により退任でひとまず決着したなあ」
「ひとまずよ、親子だからこそ骨肉の争いは続くから。でも、ここ迄騒動が話題となったのも驚くべき事よ、そう思わない?」と、DODがワテに振るんで、「身近な出来事やからな。中小企業が多い我が国では事業の継承問題で揉めるの、ようある事ですわ」と云うた。
「確かにそうよね」
「お友達でも居る」
「ワテが関心抱いたのは、ああした場合はフツー母親は息子に付くもんと云われとるがどうなんやろと思うとったら、大塚家具でもやはり母は長男に付いた」
「長女の立場は辛いものよね」と、長女の立場のDODが呟いた。
「それにしても後継者の育成は難しい課題や。大塚家具はええ事例研究ですわ」
「S吉も関心強かったのね」とOKが云うたら、「才色兼備の家具屋姫に鼻の下を長くしてるだけ」とDODが冷たい声で云うて、ワテは箸で挟んだざる豆富を取り落とした。
「云うまでもないが、ワテ、大学時代から経営をお勉強しとったやろ。未だに学び続けてますのや」そう冗談めかして云うた。
すると、OKが改まった口調で云うんや。「お勉強の心構えがねえ」
DODが我が意を得たりちゅう笑い声を立てとった。