『Violets for your furs』 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

今朝は8時半に起きた。

ザ・ハイ・ローズのアルバム「バック・アゲイン」をレコードで聴いた。

山形庄内産つや姫のご飯を炊き、くめ納豆、海苔で二膳の朝食。デザートは和歌山産みかん3個。
「コミカル&セクシー プロレスリングWAVE」をギャオで見とった。
久し振りに品川イーストワンタワーでライブ聴きに行った。家を10時半に歩き出し、昭和通りに出てズンズン行き、昼食は電通本社の46階にある「響 カレッタ汐留店」に初入店した。窓側のカウンター席に案内されたんやが、外眺めると思うたより景色がええ。刺身と魚膳を注文。まず擂り鉢に入った とろろがドンと出てくる。ご飯は麦飯で味噌汁、小鉢、漬物が付いて1500円也。カップルで訪れる際には浜離宮が見える所を指定すべきや。
第一京浜に出て大門~芝~三田と歩き品川へ。
トナカイを背に、吉野ミユキ(as)、外山安樹子(p)、若林美佐(b)のトリオ、齋藤純一(g)、森田晃平(b)、池澤龍作(ds)のトリオ、石川早苗(vo)、橋本信二(g)、須川崇志(b)、小松伸之(ds)のカルテットを聴いて、2時間45分休まず歩いて帰宅。
冷蔵庫から牛乳パック出したらほとんど入って無くて、寒いのに近所のスーパーへ買いに行って来たがな。
牛乳飲みながら夕食つくった。ブラジル産鶏肉、北海道産玉ねぎと人参、群馬産ブロッコリーをタジン鍋で蒸しご飯と食うた。デザートは青森産りんご2個。
カーメン・マクレエのアルバム「ブック・オブ・バラーズ」をCDで聴いた。
筋トレ30分した。

風呂に一時間浸かり、プーチンはルーブル暴落にどう対処してくやろ、お手並み拝見やが、エネルギー資源たっぷり持っとるから酷い事にはならんやろ、とか思うとった。


It was winter in Manhattan,
Falling snow flakes filled the air
The streets  were covered with a film of ice
But a little simple magic that I learned  about somewhere
Changed the weather all around,
Just within a thrice

I  bought you violets for your furs
And it was spring for a while, remember?
I  bought you violets for your furs
And there was April in that December

The  snow drifted down on the flowers,
And that is where it lay
The snow looked  like dew on the blossoms
As on a summer day

I bought you violets for your  furs
And there was blue in the wintry sky
Then you pinned my violets to your furs
And gave a lift to the crowds passing by

You smiled at me so sweetly,
Since  then one thought occurs
That we fell in love completely,
The day I bought  you violets for your furs

粋な歌やろ。温かさが静かに沁みるわな。
邦題が「コートにすみれ」や。
今夕、さなえあれば憂い無しの石川早苗が、冬の定番バラードと紹介し、橋本信二(g)、須川崇志(b)、小松伸之(ds)の演奏でこれ歌いましたんや。
トミー・ドーシー楽団にアレンジャーとして雇われとったマット・デニスが書いた曲ですわ。
マット・デニスが歌う為やったんやなく、歌うたのは専属シンガーのフランク・シナトラでした。後にマット・デニスも歌うとるが、聴き比べると確かにシナトラに任せた方がよかったわな。
作詞はトム・アデアなんやが、ええねん。
ワテはすみれを買うてお前様の毛皮のコートに付けた。あん時の春を覚えとる?12月やのに4月が訪れたみたいやったなあ。雪が空から舞い降り、その花の上に落ちて融けていってしもた。雪はまるで夏の日の花の上の露みたいやったなあ。
そう歌うとるが、冬のマンハッタンごっつ寒いでえ。身縮むでえ。
ビリー・ホリディ等女性シンガーは、You bought me violets for my furs と歌いまんねん。物は何でも男に貰えると疑いなく思うとるからや。男に物買い与える女は何とも恥ずかしいと思うとるからや。
それにしても、12月にすみれを買うてあげるかあ、と思うやろ。御主出来るな、思うやろ。生半可な遊び人では思いつかんこっちゃ。シクラメンの鉢渡してしまうわな。
可憐なすみれやからこそ名曲になんねん。