ネット上のグルメ評 | 温泉と下町散歩と酒と読書のJAZZな平生

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人生の事をしみじみ噛み締め出す歳は人それぞれやろが、ワテもそないな歳になったんで記し始めました。過去を顧みると未来が覗けます。
基本、前段が日記で後段に考えを綴っとるんで、後段を読まれ何かしらの“発見”があれば嬉しゅうございます。

正月二日、目覚めたの8時やが布団の中でグズグズし起床は8時半。
朝食は切り餅四つ焼いてくめ納豆のせて食うた。デザートは静岡産みかん2個。
熱帯JAZZ楽団をユーチューブで聴いた。
恒例の新春買い物の日で御徒町へ歩いて出掛けた。何軒も店見て回ったが結局買うたのはチョコレート菓子類、チーズにスプマンテ1本で、やはり歩いて帰宅
昼食も切り餅三つ焼いて海苔巻いて食うた。デザートにグレープフルーツジュース入れたヨーグルト。
炬燵に潜り横になって渡辺貞夫をユーチューブで聴いとったらいつの間にやら眠ってしもて、目覚めたの17時。
夕食は
切り餅三つ焼いてチーズのせて食うた。デザートに静岡産みかん2個
風呂に一時間半浸り、プータローの間は自宅から3時間の所迄は歩く、水金日曜日には筋トレ30分以上やるちゅうのを今年の誓いとし、その後物思いに耽っとっら、御袋さまから電話が入った。

 
ワテ、周りの人達から食い物や食い物処評を書いたらええとよう云われとりましたんや。近年は新規開拓熱心にしとらんが、それでも云われる事ありまんねん。
決して高価な物を仰山食うて来た訳や無いけど、ワテが旨い物には目が無いの知っとる周りの方々少なくない。
周りの人達を誘うて旨い物食いに行くの好きやからな。食う事は、分かち合いやからな。
どうしてこんな所に旨い物あるの知ったのか聞かれる事になるが、グルメな友人や仲間からの実際に食した情報を教えてもろてや。
ネットでの情報も見ない事もないが、ネット上では信頼性と客観性に欠けた物言いが多いのも確かで、その際たる例が食い物評とも云えよう。
食べログなど問題になった事もあるが、ヤラセは別にしても、味の好みなど千差万別。生活習慣でもちゃうし、育った土地柄によってもちゃうし、親の好みによってもまた違うもんや。
ワテが大好きな納豆の臭いを嗅いだだけで毛嫌いしよる方々も少なくない。海胆の如く、寿司が欧米に知られ受け入れられる迄の間、獲れる地元では何の為に日本人は買うて行くのか不思議がった云う話もあるやろ。
そもそも嗜好に優劣下すもんやない。他人が旨いちゅう物、わざわざ否定する必要などなかろう。
そう考えるゆえにワテは食べログに載った他人様の評読んでも、{あの味をねえ、あの味がねえ}と首捻るだけで否定はせぬ。
食べログ;などの書き込みが、店への影響大きいと聞く。人気の店は更に盛り、人影少ない店は更に減る事となっとるようや。
忘れてはならぬのは、食うのは生き続ける為、ちゅう事ですわ。
確かに食い物出し生業にしよるなら、素人がつくるよりは旨い物提供すべきやろけど、311大地震の際に思い知った人多いが、まずは食い物出し続けられる店がプロなんや。
イソップ童話に出てきよる田舎の鼠と都会の鼠の如く、盗む危険を冒してまで旨い物食いたい鼠ばかりや無い。
ハイリスクな環境で働き大金握り高級店行きごっつう旨い物しか食わん者も居ってええ。けど、旨いとは云えぬが安全に食べられる物がある環境に満足しのんびり暮らす者を笑う事は出来んやろ。
それどころか返って、旨い物食いたい者ばかりでは地球に負担を大きく掛ける事となる。概して旨い物つくるには高いコスト掛かるさかいな。
田舎の鼠は、口が奢る事分かっとって都会を去って郷里に戻ったに違いない。
ところが、ネット上のグルメ評の中には、己の舌に合わぬ食い物は無くなればええ、会わぬもん出す食い物処は潰れればええ、ちゅう物言いが結構見受けられる。ワテ、その排他性にはごっつ不快になる。それこそが目的の如き書き様に不快になる。
グルメ評は何の為にあるのか彼等には考えてもらいたいもんや。
ワテ、これからはプータローやさかい、ごっつう旨い物に縁遠くなる。でもな、プータローにはプータローの食べられる旨い物があるはずやから、それ見つける楽しみがある。
旨い物を誑かす物言いに嵌ってはあかん。