この1st Album『numero uno』の記念すべき1曲目はポルトガル語の歌詞による"Brisa"。
なぜかこの頃(22、3歳かな?)ブラジル人の友達が何人かいてそんな友達に日本語詞を訳してもらいました。とにかく新鮮で斬新に感じたブラジル音楽にハマっていった時期でもありました。

まだこの頃は今の様にブラジル音楽コーナーがCDショップに行けばあるわけでもないし情報もあまりありませんでした。確か初めて知ったブラジルものは学生の時プラっと行った六本木WAVE(懐かしい!)でたまたま流れていたブラジリアンシンガーWANDA SAの『vagamente』。これに衝撃を受けてブラジル音楽に興味を持ち、それからは情報収集に奔走しましたね。

当時青山の方にサバス東京というブラジル料理の店があったのですが、そこの店では毎週の様にブラジルのアーティスト達を招いてLiveをやっていました。それも驚いてしまうような大御所達ばかり。もちろん通いまくりました。Carlos Lyra, Baden Powell, Marcos Valle, Ivan Lins, Wanda Sa, Tamba Trio, Quarteto Em Cy, Bebel Gilberto, Romero Lubambo,etc。Blue NoteでもJoyceやAirto moreira,Flora PurimのLiveをやってたので行きましたね。しかもほとんどの人のサイン持ってます(笑)。これはCarlos Lyraのサイン。

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Bebel Gilbertoはこの当時まだ全然知られていなくて、確かEdu LoboのLiveがキャンセルになったので代わりで急遽来たんです。だからお客さんも全然いなくて。でもすごい良いLiveで、live後話したら色々意気投合して(その時初めてJoao Gilbertoの娘と知って驚きましたが)結構FAXでやりとりしてたんです。FAXってのが良いでしょ(笑)まだメールなかったからね。ただ、まだJazztronikっていうものが今の様な感じに活動していた訳ではなかったので一緒にやる夢は叶いませんでしたが。Marcos ValleやFlora&Airtoは後にJazztronikの作品に参加してくれています!

"Brisa"ですが、イントロ長いのですが、そのイントロがたまにTVで使われたりしていてハッとします。
こないだもブラタモリで使われてました(笑)。
初めてジャズトロ作品でストリングスカルテットを使用した曲でもあります。

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