こんにちは
梅雨入りをしました
例年より二週間ほど遅いということです
暫くはジメジメとした日が続きますが
連日猛暑の梅雨明けの真夏を思えば
まだ楽かも.....などと勝手なことを思う日々です
今日はパウエル派のアル・ヘイグ(p)を聴いてみます
ヘイグはとにかく不人気で彼の活躍を期待する人は少なかった
どちらかと云うと甘いムードを持つ演奏のアルバムが多いせいか
カクテル・ピアノ風な作品とかたずけられてしまっていた
ヘイグのピアノはよく聴き込むほどすばらしい
もともと彼の演奏には独自の品格が備わっており
右手の優美なアドリブ・ラインは絶品といえる
カクテル・ピアノなる演奏を否定し わざわざ難しい演奏をガマンして聴いている
そのほうが不自然な気がすると ..ファンとしては思う次第です
特徴として50年~60年の半ばに録音が集中していてヒット作には至らなかった
後にリリースされたバップ・ピアニストの片鱗をみせた
「ブルー・マンハッタン」(80年)には驚いた
今日のjazzはアル・ヘイグのアルバム「Al Haig Quartet」(54年)から
「SOMEONE TO WATCH OVER ME」 はレーガン元大統領の
主演映画「恋の乱戦」(49年)にも使われたガーシュインの書いた曲
「SWEET LORRAINE」は28年にクリフ・ヴァーウエルの書いた曲で
当初 ルディ・バレ-が朗々と唄うバラードであったが
50年代にナット・キングコールがアップ・テンポでジャージーに唄い人気がでると
ほとんどの歌手や演奏者はミディアムでスウィングするようになった
いつも拙いブログにお立ち寄りいただきありがとうございます
どうぞ良い週末をお過ごしください
ではまた..........
Al Haig(p)
Benny Weeks(g)
Teddy Kotick(b)
Phil Brown(ds)
Recorded:1954
SOMEONE TO WATCH OVER ME
SWEET LORRAINE
01 SWEET LORRAINE
02 TEA FOR TWO
03 YOU GO TO MY HEAD
04 YOU STEPPED OUT OF A DREAM
05 UNDECIDED
06 THE MAN I LOVE
07 WOODY'N YOU
08 STELLA BY STARLIGHT
09 SOMEONE TO WATCH OVER ME
10 HOW ABOUT YOU?
11 SAUNDER'S MEANDERS
12 TAKING A CHANCE ON LOVE
「 blue manhattan」(1980年)