I'll Be Seeing You 私はアナタを見ているの
僅か十五日間で打ち切りとなった ミュージカル「ライト・ジス・ウエイ」の劇中歌です
1938年 鳴り物入りで幕開けしたにも関わらず客の不入りで二週間足らずで幕を閉じた
劇中では「タマラ・ドラシン」が歌いました
のちに 43年~44年にかけB・クロスビーが歌いヒットする
同名の映画「I'll Be Seeing You」(邦題:恋の十日間)が制作されました
この時代(第二次大戦) 戦地の恋人や夫に寄せる想いが重ねあわされてのヒットでしょう
またB・ホリディの「奇妙な果実」での熱唱で有名です
今日のJAZZは
イタリアのピアニスト アンドレア・ポッツァのアルバム『Sweet Lorraine』から
『I'll Be Seeing You』をおかけします
”今 私は月を見ているの そこにいるのはあなた”
ミラボーの言葉に ”短い不在は恋を活気づけるが 長い不在は恋を滅ぼす”があります
1938年 当初は異なる意味合いで作られた詞も
やがて戦争と云う時代背景から取り方が置き換えられ
自分へ言い聞かせている”切なさ”が感じ取れます
Piano Andrea Pozza
Bass Luciano Milanese
Drums Stefano Bagnoli
album by I'll Be Seeing You Andrea Pozza Trio
01. Yesterdays
02. I Love You
03. Sweet Lorraine
04. Alone Together
05. All Too Soon
06. Crazy He Calls Me
07. If I Should Lose You
08. If I Had You
09. I'll Be Seeing You
10. I Want To Be Happy
11. Orson
12. Poor Butterfly