こんにちは
思うに またこの頃話が長くなっています
今回はどうぞご勘弁を 次回から簡潔に載せていきます
月日の経つのは早いもので今年も半分が過ぎました
ブログ「jazzをあなたに」もスタートから約十一年
途中何度も息切れしてお休みしましたが
何とかやっています
隣のキッチンから料理をしながらでしょうか 抑揚のない鼻歌が聴こえてきます
それは決して上手くはないが 一度耳にしたら忘れられないものでした
たまたまその場に居合わせた主人の友人たちが「 誰 ?」 ....と
ジョアンは 妻のアストラッドと答えた
その瞬間からこの家族は思いもよらない道を辿ることになる
(居合わせた思われる人物: アントニオ・カルロス・ジョビン ジョアン・ジルベルト
ヴァーブ(レーベル)のプロデューサー 他)
今日のjazzはアストラッド・ジルベルトのアルバム「Beach Samba」(66年)から
My Foolish Heart はビクター・ヤングが書いたお馴染みの曲で
ビル・エヴァンスのワルツ・フォーデビーの収録ヴァージョンが有名
Call Me このアルバムの一押し
65年 ペトラ・クラークのためにトニー・ハッチが書いたもので
ドン・セベスキー(arr)はいち早くこのアルバムに取り入れ素晴らしいアレンジをしている
Here's That Rainy Day
53年 ジミー・バン・ヒューゼンの書いたバラード
吹き込みの多い大スタンダード
このアルバムの特徴の一つとして アントニオ・カルロス・ジョビンの作品を
一曲も載せていない また収録は64年のヒット作「Getz/Gilberto」の僅か二年後で
このアルバムのリリース前後に
アストラッド・ジルベルト自身 人生の大きな選択をしている
ちなみにヴァーブが「Getz/Gilberto」を出展しなかったら
またこのアルバムのタイトルにあるように
天才テナー奏者スタン・ゲッツが共演していなかったら
そのおおよそ半世紀後の現在
ポピュラー音楽におけるボサノバのポジションも変わっていたと思う
いつも拙いブログにお越しいただきありがとうございます
この時期 ストレスの多い季節です
どうぞ体調には充分お気を付けください
良い週末を
では .......
My Foolish Heart
Call Me
Here's That Rainy Day
01 Stay
02 Misty Roses
03 The Face I Love
04 A Banda = Parade
05 Oba, Oba
06 Canoeiro
07 I Had The Craziest Dream
08 Bossa Na Praia = Beach Samba
09 My Foolish Heart
10 Dia Das Rosas = I Think Of You
11 You Didn't Have To Be So Nice
12 Nao Bate O Coracao
13 Goodbye Sadness
14 Call Me
15 Here's That Rainy Day
16 Tu Meu Delirio
17 It's A Lovely Day Today
Getz/Gilberto (64年)