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ジャズピアノ「ハービー・ハンコック」のレコード紹介です。![]()
この不気味なイメージが、何で“処女航海“か。
メロディー性を失った、モード奏法の登場。
唄うように弾む、シンバルワークは映えるが・・・
一句
“モードジャズ 手探る音の 処女航海”

⑤『メイドゥン・ヴォイジ』(65)
《Maiden Voyage/Herbie Hancock》
ハービ-・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、
フレディー・ハバード(tp)、ジョージ・コールマン(ts)、トニー・ウィリアムス(ds)。
《Herbie Hancock(p) Blog紹介》
④『Empyrean』(64)№4 先頭を奔れ、新進気鋭
《Tony Williams(ds) Blog紹介》
④『Native Heart』(89) №4 ンダダ!飽きも期待もし
暗闇の中の船出を、イメージしてるのか。
不気味なメロディーが、単調なリズムにのる。
“処女航海“って、こんなイメージと違うのでは。
もっともっと勇壮なイメージ、だと思うのだが。
まるで、ウェイン・ショーターの魔界空間を想い起こす。
従来にない音の空間が拡がっていく。
闇夜の“処女航海”? 余計に脳裏に刻まれてしまいます。
何十年振りに引っ張り出し、聴くだろうか。
余りにも有名過ぎて、聴こうとは中々しない。
60年代ジャズの頂点&ジャズ史の傑作、と称されるのに納得はする。
アドリブがメロディアスではない。
漂うような音階が流れていくようで・・・・。
これがまさに、モード奏法の“ハシリ”であろう。
何から何まで、今まで耳にすることの無かった空間だ。
一句
“モードジャズ 手探る音の 処女航海”
私の耳に強烈に刺さるのはトニーのドラム。
脈を打ち、躍動的に粒立つシンバルワーク。
モードのアドリブって、淡々と音階が流れる。
それに対しトニーのシンバルは息吹を与え、唄うように刻んでくれる。
そして、ハンコックのピアノではあるが。
ここでも、さほど目立つものを感じない。
彼の力量が発揮されてるのはオリジナル曲。
異空間を漂わすテーマが、曲調を創り込む。
新たな時代が到来する船出、そんな処女航海。
クールでありながら、若き熱気が“むんむん“しています。
「Maiden Voyage」 この不気味なメロディーが何で“処女航海”?って思います。