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貞吉なおこの Life Blog

横浜58歳あだ名は「サダキチ」または「貞子」です。

 

Between The Devil And The Deep Blue Sea日本語訳



1931年、Harold Arlen*(曲)/Ted Koehler(詞)
     *Harold Arlenによるその他の曲:”Over The Rainbow”虹
     ”Come Rain, Come Shine”, “It’s Only A Paper Moon”, 
     “Let’s Fall In Love”,など多数あります。

■    “Between The Devil And The Deep Blue Sea”
は1931年に発表され、翌年サッチモことルイ・アームストロングにより

録音されています。

この時に大ヒットしたのかどうかは不明ですが、
その後はエラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエ、ペリー・コモ、
ボビー・ダーリン、ビング・クロスビー等、男性・女性を問わず

多くの優れたアーティストによりレコーディングされています。
 

そんな中でも私の一番好きなバージョンは何と言ってもブロッサム・デアリー

   blossam dearie に対する画像結果
彼女のコケティッシュな声がこの歌のヤバさや事件性(笑)を中和して、
“可愛い焼きもち焼き”の歌にしてくれているところが好きなんです。


■    この “Between The Devil And The Deep Blue Sea”、

日本語タイトルは「絶体絶命」となっています。そう、あの山口百恵の歌の原曲‥ではないです!

 

さておき、この妙なフレーズ、
英語のイディオムとして実際使われる言い回しで、直訳するならば
「悪魔と深い紺碧の海」ということですから「前にも進めず、後ろにも下がれない」という

「前門の虎後門の狼」という状態です。
 

私はいつもLiveでこれを説明するたびに

「火曜サスペンス劇場で犯人と船越英一郎が絶壁で対峙しているシーン」しか浮かばないのですが、

シリアス度はそんな感じでしょうね(笑)。

       船越英二 崖 に対する画像結果
                    

て、
私とこの歌との出会いはさる名門ジャズクラブのオーディション。
持参した3曲の譜面のうち、審査員がその場で1曲を選んで演奏し、

それに合わせてその場で歌う、というものでした。


これが初めてのオーディションだった私は3曲とも気楽なSwingばかり選んでしまって(他の皆さんは

シリアスなバラードでした。やっぱりそれが実力をアピール出来るのですね‥そんなことも分からなかった私でした)、

選ばれた曲は ”It’s Only A Paper Moon”
そんなの誰が歌っても同じだろ!”って感じのこの歌では全く勝負にならず私は敗退でしたネガティブ

そして、その時のグランプリの女性(というか女の子)が歌ったのがこの “Between~”で、

他のエントリーシンガーが皆キラキラドレスにダイヤのブレスレット宝石白‥みたいな装いのところを、

彼女はなんとゴムの雨靴(なかなかの雨の日でしたので)にひとつ結びのヘアスタイル。
みんなが「クスッ」と思ったことでしょう。

私も思っちゃいました、ごめんなさい凝視

ところが彼女の飾らないピュアな雰囲気と可愛らしい声が

この魅力的な曲の味を最大限に引き出していて見事に優勝!

いやぁ、衝撃でした。

そんな経緯があって、その日からこの”Between~”は
私の中で特別な一曲になったのです。
 

シリアスなバラードこそ本格ジャズボーカルの神髄、という意見も多い中、

こういったライトな4ビートでも「勝てる」んだ!と目から鱗な出来事だったのです。


■  (歌詞)
I don’t want you, but I’d hate to lose you
You’ve got me in between the devil and the deep blue sea
I forgive you, `cause I can’t forget you..

(全歌詞は著作権の関係上掲載しておりません)


■  日本語訳
あなたなんかいらない!
でもあなたを失うのはイヤ…
これってどっちにも決められない「絶体絶命」だわ(日本語タイトルなのでこの言葉を使ってみました)
 

許してあげる。だってあなたを忘れることなんて出来ないもの
まさに「絶体絶命」なの

あなたを私のリストから抹消するべきなんだけど、
またあなたがやってきて私のドアをノックすると
運命が私のハートをぐいっと捻ってくる
そして私は走ってまたそこに戻ってしまうの…

あなたの事、嫌いになった方がいいのだけれど
どうやら愛してるみたい
私を絶体絶命に陥れるのね


(日本語訳は一字一句を文法的に正確に訳したものではなく、
 曲中に流れるムードや世界観を、歌い手である私なりの言葉で 
 表したものです。ご了承下さい)


それでは是非私の推しのブロッサム・デアリーのバージョンをお聞きくださいね

 

         

 



■どうですか?
 悔しいですね、憎ったらしいですね、この浮気者!
 それも一度や二度じゃないな、常習犯だな…
 きっと「謝り方も許してもらい方」もわかっちゃってる。癪だわ
 でも…好きだから許しちゃう。
 キーッ!悔しい!

 ん?今思い出しましたが、森高千里の歌にもありましたねこういうの。

 「最近あなた優しくないわ 
  私の事もう飽きたの?
    :
  癪だけどやっぱりあなたが好きだから今日も許してしまうの」
ってね・・・

それはいいとして、じゃ、この複雑な歌、どんな風に歌ってみましょうか?

そんな惚れた弱味を見せちゃう可愛さが表現できたらこの歌は大成功です。
決して伊勢佐木町あたりの溜め息混じりとか、

マジで怒って真顔でスローで歌ったりしてはいけません(笑)。
コケティッシュな「かわいい女」を演じて、最後まで照れずに歌ってしまいましょう☆
イメージは昔の加賀まりことか?
いや、あれは許してくれなそうか(笑)…

何はともあれ、
軽快なミドルSwingで歌いながら
こんなカレをヒールの先で蹴っ飛ばしてやりましょ!


オマケ

 

森高千里 『二人は恋人』

     

 

 

 

山口百恵 絶体絶命

     

 

 


以上、ありがとうございました!

 

 

Everything Must Change

1974年、 Bernard Ighner(曲・詞)

バーナード(orベナード)・アイグナー(orイグナー)等と呼ばれる。

 

 

Everything Must Changeは1974年に

作者であるBernard Ighnerにより発表されましたが、

”1976年 Randy Crowfordにより発表された”という認識のほうが多いようです。

いずれにせよ、Quincy Jonesがアルバム制作中にこの曲を気に入り、

レコーディングしたという事が世に出るきっかけでした。

Quincy Jonesのアルバム “Body Heat” では、

作曲者であるBernard Ighner本人の歌唱を聞くことができます。

Bernard IghnerはEverything Must Changeの他にはヒットと言えるものが見当たりませんが、ランディ・クロフォード、バーブラ・ストライザンド、ペギー・リーなどの

多くの優れたアーティストによりカバーされています。

 

 

■  歌詞

(全歌詞は著作権の関係上掲載しておりません)

 

 Everything Must Change

 Nothing stays the same

 Everyone must change

 No one stays the same…

 

 

■  日本語訳

(日本語訳は一字一句を文法的に正確に訳したものではなく、曲中に流れる

 ムードや世界観を歌い手である私なりの言葉で表したものです。ご了承ください)

 

 全ての物は変わりゆく。それが運命(さだめ)なのだ

 何一つとして同じでいるものはない

 誰もが変わりゆく、それが運命なのだ

 

 若者は老い

 謎は解かれる

 それが時の為すことなのだから

 何一つとして、誰一人として変わらないものはない

 

 人生において確実なものなど

 そうはない

 

 ただ、雨が雲から降り、

 太陽が空を照らし

 ハミングバードが飛ぶこと…

 それ以外には。

 

 冬は春となり

 傷ついた心は癒される

 けれどそれには時が必要なのだ

 そう、全てのものは移り行く

 

 若者は老い

 謎は解かれる

 それが時の為すことなのだから

 何一つとして、誰一人として変わらないものはない

 

 人生において確実なものなど

 そうはない

 

 ただ、雨が雲から降り、

 太陽が空を照らし

 ハミングバードが飛ぶこと…

 それ以外には。

 

 

イトルのEverything Must Changeはその通り、

そのまま歌の内容を表しています。

歌詞も決して難解なものではなく、ストレートにひとつの世界観を歌っています。

そんなストレートな内容にも関わらず、私は“難しい曲”、と決めつけて

ジャズ通なお客様向けかなあと思い込んであまり多くは歌っていませんでした。

 

              

 

“全ての物は変わっていく運命、誰一人それから逃れることはできない”、

という言葉は、それのみでは悲壮感を伴う無常の世界。

けれども、それを低く静かに広がる耽美なメロディーに乗せると

そこに厳かなメッセージが現れてくるのです。

 

 

の歌詞を読むと私は聖書の一節「コレヘトの言葉3章1節」を思い出します

(抜粋)

 

天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

 生るるに時があり、死ぬるに時があり、

 植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、

 殺すに時があり、いやすに時があり、

 こわすに時があり、建てるに時があり、

 泣くに時があり、笑うに時があり、

 悲しむに時があり、踊るに時があり、

 石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、

 抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、

 捜すに時があり、失うに時があり、

 保つに時があり、捨てるに時があり、

 裂くに時があり、縫うに時があり、

 黙るに時があり、語るに時があり、

 愛するに時があり、憎むに時があり、

 戦うに時があり、和らぐに時がある。

 

神のなされることは皆その時にかなって美しい。

 

どうでしょうか

人類にとっての永遠の真実が語られていますね。

 

 

んなメッセージ性が強く、感情移入しやすい

Everything Must Changeなのですが、

私はあまり憑依系にならず(笑)

救いのないような空気にはしたくなくて、

Aメロで厳かに語り始めたら、

サビでは思い切り押し出して”開けていく感じ”を持たせたいと思って歌っていました。

ラストは16ビートにして生気、期待感、希望を感じられるような展開を持たせて

アレンジ。

 :

それでもやっぱり「憑依」してしまうのは

この曲の魔力でしょうね(笑)

 

 

の好きなバージョンは

スウェーデンのトロンボーン奏者、Nils Landgren(ニルス・ラングレン)

によるものです。

イントロなしでスタートし、

透明感のある高い声が時に揺らぎながら歌うこの演奏が好きです。

 

 

 

歌詞なしのインストも素晴らしいです。

Ex. David Sanborn(デビッド・サンボーン)

 

 

 

是非色々聞いてみて下さい。

 

 

すてきなJazzとの出会いを!

 

 

こんにちは飛び出すハート


今、10年以上続けたこのブログを全部

読み直しているのですが、

まあ幼稚ではしゃいでますね(笑)


この10年と言ったら本当は最も悩み多き時でしたが、

そういうのは書かない!と決めていたので

こうなったのかな(笑)


今、Stand,FMにて音声配信をしておりますが、

それぞれの媒体で伝わること、伝わりにくいことが良く分かってきました。

ちょっと辛辣だったり毒づいてみたい時はスレスレの文章に絵文字やユーモアをのせて何度も推敲して。

音声では話をテンポよくポジティブに1本の線にして流す。


そしてもちろん

文章に添える画像による瞬間的で明確な情報。


あぁ私にはどれが合ってるのかしら〜凝視あせる



ヘアカラーかなり変えました!

元気でやってますドキドキ

痩せました〜あせる

などはこっちの方が伝わりますもんね〜


引き続きよろしくお願い致します。


貞吉なおこ