風の思うがまま吹かれて
そろそろ目的地と降り立った
凛とした大地でふわり
あなたは種を植えにきた
感じるすべてに根をはって
たくさんの人が潤い出す
あなたがまいた小さな種は
やがて大きな幹となり
たくさんの緑の葉っぱをつけて
時には日陰になっていた
時には風をしのいでくれた
時にはみんなの休まる場となった
そんなあなたがどこかに行くとき
あなたをとがめる人などいない
あなたはまた春になればふわりと風に流れてく
春のにおいがした
あなたがちょうど降り立つころ思い出す
あなたは新たに根を張っていく
あなたの思い出は実り育つ
ふわりと風が舞う
ふわりとあなたをみんなが思い出す
ふわりと暖かな日差しがさす
ふわりと空にあなたの面影がひとつ
ふわりとやってきたような気がした