Hiram Bullockというと、皆さんはどういうイメージ持ってます？こういう感じ？笑↓↓↓

ギルエバンスオーケストラで日本のジャズフェスに来て、ジャズなのにロックギターをワイアレスで弾き倒してたワイルドなイメージですかね？

それとも、デイビッドサンボーンのバンドで弾いてるイメージかな？ナイトミュージックなんていう素敵な音楽番組のMDも一時やってましたよね。

アメリカだと、David Lettermanのレイトナイトショーのホストバンドでギターは勿論コントまでこなしてたので、顔を覚えてる人も多いみたいです。

僕の中では、スティングのこのアルバムのリトルウィングで入魂のソロを弾いているのが一番のイメージですかね。

ソウルフルなんだけど、コードも律儀に追っているという。

素晴らしい演奏です。（ギターソロの後のブランフォードマルサリスのサックスソロがまた良いんですけど！）

あとは、最初の写真のアルバムで軽快に弾き倒すハイラムも大好きだったな。

今回はハイラムのスタイルを少し僕なりに紹介しようと思ってシリーズを撮ることにしました（Youtubeに先行で導入部をアップしました）。僕の中でのハイラムは、ポップでファンキーで、どんな音楽にも効果的なギターを入れることが出来る、でも本人のテイストを失わない、とてもバランスのとれた天才だったかなと思います。

一緒にやってた人もポップス（スティング、チャカカーン、ビリージョエル、ポールサイモン、ダニーハザウェイ、ケニーロギンス、スティーリーダン）、ジャズ／フュージョン（ジャコパストリアス、グローバーワシントン、ボブジェームス、サンボーン、マーカスミラー、ジョンスコ）と多岐に渡ってますね。

上記の通り、生演奏の音楽番組のホストもやってたので、その中で自身のアイドルだったクラプトンとも演奏してますし、ギタリスト絡みだと、アールクルー、スティービーレイボーン、ロバートクレイ、ジェフヒーリー、ジョーウォルシュなんかとも一緒に演奏してますね。とにかく幅広い演奏が出来る音楽性を持ってた人だと思います。

あと、良い意味緩いとこもあって、イケイケの楽しいギターをよく弾いてましたね。ただ、若い頃にシリアスにジャズをやってたのも頷けるジャズ的な素養も持っていて、それをロックなギターにうまく（バランスよく）とけ込ませることが出来てたと思います。

フュージョンテイストな音楽にはそういうのがよく出てきますね。やろうと思えば、ジョンスコやマイクスターンのようにコンテンポラリーなジャズアーティストにもなれたと思うんですが、本人がファンクやロックの部分が好きだったんでしょうね。結果的に、あまりいないタイプのミュージシャンだったように思います。近い人だとディーンブラウンがいますけど、他にはホントに思いつかないですね。

そんなわけで、自分でも楽しんで撮影できました。

コロナウィルスのお陰でこの先２ヶ月全部の仕事が飛んでしまったので、割と早くアップできました。涙

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Hiram Bullockの演奏を解説するレッスン動画