ちょっと長文です。
毎週自分のYouTubeチャネルでライブ配信をしてるんだけど、前回の配信で、日本が誇るギタリストの故・松木恒秀さん(山下達郎などの録音で活躍)のローディーを務められていた方がコメント下さって、松木さんが僕の演奏を聴いていただいていて、認めていただいてたと教えてくださいました。
長い期間音楽を真面目にやっていると不思議な縁があったりするんですが、それこそ20年くらい経ってそのことを知ったわけですね。
そのローディーを務められていた方も、僕を何年か前に検索していただいてフォローしていただいていたということで、ありがたいです。。
他にも不思議な縁はありました。
松木さんを知るきっかけになったのは、松木さんがギターを担当していた同じく日本を代表するジャズピアニスト・鈴木宏昌(コルゲン)さんでした。
コルゲンさんは、僕が若い頃に通った音楽学校(AN Music School)でピアノを教えていたんですね。
コルゲンさんは、後進の指導にもすごく熱心で、休日に無償でジャズのワークショップを開いていたんです。
僕も、ジャズを勉強始めた頃で、誘われて通っていました。
コルゲンさんにはワークショップで、手抜きなしの演奏を聴かせいただいて、僕らの演奏にも厳しいアドバイスをしていただいてました。
すごく緊張して参加していたのを覚えています。
そんな中、僕はようやくアドリブらしきものが出来始めていた時期だったんですが、毎回褒めていただいてたんですね。
「8分音符のノリが良い、そのまま頑張れ」と言われてました。
周りの生徒も、皆辛口のコルゲンさんが褒めているので、それ以来一目置かれることになりました。笑
その後、コルゲンさんは残念ながらがん闘病後に他界されました。
僕も、無事成長して色んなレコーディングに呼ばれる様になりました。
そんな中、あるレコーディングで向かったスタジオは、なんとコルゲンさんのご自宅でした。
プロデューサーがコルゲンさんの息子さんだったんですね。
びっくりしました。
録音は全て1テイクでOK出ました。
きっと松木さんも、コルゲンさんのお宅にはよく来てたんじゃないでしょうか?
まだまだお二方の足元にも及ばないミュージシャンですが、諦めずに頑張ろうと思います。