いまさらながらも、このピアニストの作品を聴くのは初めてである。
ジャズファンとしては、不覚であったか?_
鮮烈なトリオ演奏から始まるアルバム。
2曲目の「レクイエム」はこの録音の3ヶ月前に世を去った
チャーリーパーカーへの鎮魂曲である。
そもそも「ジャズ」とは何か?
もともとはアフリカ系移民から始まったとされているが、
彼らがアメリカ、ニューオーリンズの「ストーリービル」と呼ばれるサロンで
音楽の仕事に就いたもの。
1920年代ぐらいに、ルイアームストロングが登場し、
その後、スイングダンス音楽から
40年代のチャーリーパーカー、ディジーガレスピーの
出現で、「ビバップ」へと変化していく。
こうした流れからジャズは「黒人の音楽」といわれてきたが、
このような中で、ハードな雰囲気のビバップよりも、
くつろいだ、静かでスムーズな演奏の「クール・ジャズ」を白人である
レニートリスターノが広めたといってもいい。
アルトサックス奏者のリーコニッツはトリスターノの門下生である。
このアルバムもジャズに興味ある人にはおすすめしたい。
レニートリスターノ(p)
リーコニッツ(as)
ジーンラミー(b)ピーターインド(b)
アートテイラー(ds)ジェフモートン(ds)
1955年の録音でアトランティックから
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