1970年代後半フォノカートリッジの最高峰として紹介された  shure v-15 tipe III 

当時の発売価格が2万3000円くらいで針も高額

当時20歳台前半の私 には高嶺の花でした

オーディオで音質を決定付ける要素が多いのが スピーカー、アンプでフォノカートリッジはその次くらいなのでフォノカートリッジだけ 良くてもダメと言うとこになり 選んだのが同じshure の M95シリーズでした  これなら1万円程度で買えました 丸針のM95G  楕円針のM95ED  超楕円のM95HE  オーディオ誌で好評価の ELAC なども買い最終的に落ち着いたのが EMPIRE の dynamic interface series  EMPIRE 300  EMPIRE 400 になりました







shureの安価なモデルで M44G というのがありました このモデルは出力電圧が6.2mVと国産モデルの倍近くありスケール感やガッツのある音として親しまれ  これを使ってるジャズ喫茶もありましたその後楕円針タイプも発売されたりしました 楕円針にすると 出力は少し落ちます。
 ELACは低域が多めでブーミーという表現になります 買ったものの捨ててしまったみたい
shure のM95も針が変わると少し音場の世界感が変わります レコードのカッティングに使われるカッター針が楕円に近いのでやはり楕円針がより忠実と言うことになります
アンプは現在 DEMON の PMA-390RE  スピーカーは サンスイ SP-K2000 を改造して 元の3way スピーカーの ウーハーを残し ALTEC の 405 8H (10cm フルレンジ)をツイーターに使った 2wayに変えました 
JBLの L40 というのも持っていますが 音の好み的には サンスイ+ ALTEC なのでこちらがメインです この時期の JBLや ALTEC のスピーカーはエッジ部分に ウレタンを使っています 湿気の多い 日本では 10年もすれば ボロボロ  ALTEC は 布エッジ (樹脂コーティング) に変えてもらいました サブで使ってた AURA TONE 5CT もエッジがダメになり   恒耐久を謳ったゴム系のものに変えたところ音質が靴に例えるとスニーカーと長靴ほどの差が出たため オリジナルの ウレタンに変えてもらいました 自分自身 楽器をやってるので楽器との共演では 5インチ(コーン紙部分は10センチくらい)では 完全に負けてしまうので 現在は13cm のものを使っています。
レコードに関しては CD に移行しているので レコードとCDの重複 があり音質に問題ないものはレコード側を売却  音質でレコードに軍配のあるもの ジャケットの 存在価値などで手放せないもの、CDの発売のない マイナーレーベル などは レコードで所有です
11月くらいにレコードが聞きたいと思って針を落としてみると音が悪い  前回の交換時期がなんと1998年 使用頻度が少ないとはいえさすがにダメで 交換針を探すも JICO も sold out で
shure も フォノカートリッジは撤退  Amazon で
見つけるも 注文後に在庫なしの連絡 別の出品者に注文 これも在庫なしの連絡 (レビューを見てみると「物が無いなら出品するな!」というのもありました) 
結局 ebayのサイトで DUOTONE というメーカーの物が出品があったのでそちらで購入しました。Amazonではコピー商品なのに1万6000円とか高過ぎ 安い方でも1万2200円 ebayでは9200円程で買えたの Amazon で在庫なしが結果
良かったことになりました。