実は文学部出身でして

高校にて進路を決めるさいに、教師には就職に有利な経営学部に

行くように勧められたものの

本を読むのが好きなので、文学部を選んだ経緯。

 

最近、学校には読書時間が定められていたり

家でも読書習慣を子供に身に着けるようにがんばっていたりするようです。

 

以前、母が言っていたのですが

子供は好奇心旺盛だから家に本があったら勝手に読むもんだ。

と、両親ともに読書好きな家庭だったので家には山ほど本があり

私に読んでほしい本は、母が買ってきて、その辺においておけば

私が興味をもって読むという感じでした。

今気づいたんですが、そう、子供向けの本があるわけないんですよね。

買ってきていたんですよ。

それも、家にあるから読もう!と勝手に読んでいた自分はまんまと親の術中に嵌ったわけで。

 

ですが、同じように育ったはずの兄弟は

本も新聞もまったく読まず。

 

兄弟の部屋にある大学の本なんかも勝手にとって読んでいた私は

そういう素質があったんだろうか。

 

そういう家庭に育った私は、読書は趣味であって習慣づけるものではなということ。

新聞もそう、父母が、このコラム面白いよ!と会話があって

読むようになった。

読むものが必要で、大学時代は、大学のロビーにおいてある新聞3紙を読むことから

一日が始まっていました。

 

あの頃が一番読んでいた。

 

そして、現在、引っ越しに次ぐ引っ越しで荷物を持ちたくないことと

時間がないこと、Kindleを買うつもりで買ってないことなどなどで

1年に1冊よむぐらい。

それでも、字は読みたいみたいで、ネットで文章とかニュースとか読んでいます。

 

Kindleほしいなぁ。

 

子供に読書習慣をつけようと思っている人って読書習慣があるんですかね?

楽しいということを知れば、本を読むと思うんですよね。

 

私も毎週末、父か母が図書館に連れて行ってくれ

たくさんの本を借りて読んでいました。

そのおかげか、大学の図書館を初めて見たときは感動したものです。

宝の山だと!!!

 

制限せずに、また強制せずに自然と読書が習慣になるように

まずは親から・・・ですかね。

 

そういえば英語もそう。

英語が話せない親が、子供に英語を学ばせようとする。

一緒にやればいいのに。

 

 

なお、私の本の読み方はこう。

物事は1つだけど、多角的な見方があり、その見方によって見える真実が変わる。

なので、反対意見や、ちょっと斜め意見の本も併せて読むようにしてました。

 

あーーー本読みたくなってきた。

でも最近の本屋に心惹かれる本がないんだよなー。

Kindleほしい。

 

 

そういえば、昔読んだ

「東大で上野千鶴子に喧嘩をまなぶ」という遥洋子さんの本から

たくさん読んでも頭に入らないという遥さんの苦しさに

頭に入らないというのは必要ないということ

たくさんよんで、必要なことだけが頭に残る。

というアドバイスがあったという話がありました。

 

この話はずっと私のなかに残っていて

たくさん読んで、読んで、でも覚えてなくてもいい

ただ、読むことが大事。

 

だからこそ、本を読んだ子供に読書感想文を毎回求めないでほしい。

その本が、その子に必要のないもので覚えてないかもしれない。

感動がなかったかもしれない。

その代わり、その子が感動を覚えたことだったり疑問に思ったことがあったら

しっかり聞いてほしい。

 

読書好きな私の子供時代は読書感想文嫌いでした。

当時から変わっているという私の感性は読書感想文には不向きで

読書感想文を書くことができなかったからです。

どうにもエッセイになっていますもので。

ところが不思議なもので、大学ではこの変な感性が教授には受け入れられて

これからの国際社会には個性は必要だよと言われたのはいい思い出。