さてさて、今年初の記事ですが。

現在の自分の状況をまとめるために
記事をかきます。


モルディブは高級リゾートが数多くあり
旅行も高いというイメージですよね。


実際、日本人のよくくるリゾートは
平均で一泊10万近く。


またモルディブのすべてのリゾートは
プライベートアイランドといって
1つの小さい島に1つのリゾートがあるだけ。
おなかすいたから、どっか外のレストランに行こう!
ができないので、3食すべて、ホテルのレストランを
利用することになるので、
滞在費もかかってきます。


そんなところで働いています。


ゲストにとっては天国といってもいい
すばらしい環境と高級感あふれるサービス。
ホテルスタッフにとっては監獄です・・・。
(ジョーダンですw)


まず、ホテルスタッフはホテル内に住むことが通常ですが、
モルディブの場合、1つの島に1つのリゾートですから
スタッフはホテルのある島から出ることができません。


島から出るのもホテルが持ってるボートや
ホテルが契約する飛行機会社を使用するため
ホテルからの許可が必要です。


さてホテルから出れました!
となっても、ここは発展途上国。
首都にきてもなーんにもありません。
映画館、ショッピング、街歩き、
電車もありません。

いくつか観光客用のレストランがあるだけ。
観光客用なので高いんです。


じゃぁどうするか!

そうです。近隣のリゾートに遊びにいくことができるんです。
高いですが・・・。


なので、ほとんどのスタッフは
まとまったお休みをとって国外へでてしまいます。

かくいう私も半年に1度は日本に帰っている口です。。。


しかし、悪いことばかりではありません。
スタッフはホテル内住み込みになるので、
衣・食・住はホテルより提供されます。
ユニフォーム・3食食堂・住居。です。
また、ユニフォームの洗濯もホテルが提供。
ホテルによっては部屋の掃除もしてくれます。

よってお金を使うところがなく、
ばんばん溜まります。

なので、監獄状態の勤務状況でも
つねにスタッフはどんどん入ってくるんですね。

また、モルディブの雇用を支えているのもホテルですので、
ホテルの従業員の50%以上はモルディブ人です。


この従業員・・
1つのホテルにどれくらいいるの?
はよくゲストに聞かれる質問です。

ホテルの規模や形態によりますが、
100室もつホテルで従業員はだいたい300人ほど。

小さい島ばかりですので、30室しかもたないホテルもあり
そうなると200人以下になります。

そのほとんどのスタッフが島で生活しているので、みなさん驚かれます。


モルディブの主要な交通手段はスピードボートですので、
近隣の島にスタッフを居住させ、毎日通勤させるとなると
燃料代がかかってくるのです。
ホテルによっては島が小さすぎて、仕方なく近隣の島に
居住区を設けているホテルもあります。




さぁ
小さい島にどうやって電気・ガス・水道をもってきているの?
も気になる方もいらっしゃるようですが・・・。

すべてホテルのある島で作っています!

電気は、燃料発電!
ガスはプロパンガス!
そして水は海水から精製しています!


発電施設・海水ろ過施設も島の中にあるんです。
それぞれの見学ツアーを組んでいるホテルもありますよ!


モルディブのなぞ。

いろいろでした!