セルビア語
リュックベッソン プレゼンツ


日本の大学生はいろいろあったんです!


こんなお話。。。

セルビアの田舎の村
第一次世界大戦で
男手を取られ
戦争終結後には男が少なくなり
残った男は
一人で村を守るため
ブドウ畑に地雷を埋め村の収入源を守ろうとします。

記憶力に自信のあった男は
地雷原の地図を作りませんでした。

でも、記憶力にも裏切られてしまいました。

そして残ったただ一人の男
寝たきりのおじーちゃん。

村はおじーちゃんを守り
ブドウ畑の収穫も
くじで決めた女がします。

しかし、生きて帰ってきたものは・・・



そんな中、主人公の「泣き女」一家の姉妹オニエンカとボギーニャ。
姉妹の祖母が8日8晩泣き続けてできた呪いの湖とやらで
気にせず泳ぐ妹ボギーニャ、それを諌める姉オニエンカ。

オニエンカは泣くふりはうまいものの
泣くことはできません。
一生、処女のままで死ぬのかと妹に攻め寄られ
やっと涙がでてくるほどです。

そんな彼女たちは(以下ネタバレだよ。反転してね)
ブドウ畑にやられた友達の遺言で
おじーちゃんに処女を奪ってもらうことに

嫌がる姉妹とは反対に
村の女たちは男はじじぃしかいないんだと説得しますが
オニエンカの叫び声によって
おじーちゃんが死んでしまいます。

村で唯一の男が死んだことで村は大騒ぎ
村人たちは姉妹に責任を取らせ
火あぶりの刑にしようとしまうが
妹ボギーニャの一言で
死刑の代わりに
村に、健康的な男を一人連れてくることを条件に
解放されます
姉妹のおばーちゃんの霊の呪い付きで


旅にでた姉妹ですが
どの村も同じく男手がなく
村をあげて男を守っているので
なかなか拉致できません。

そこで大きな町に出てきた姉妹は
二人の男に出会います。

鉄男とダンス男です。
姉オニエンカは鉄男にひとめぼれ
妹ボギーニャはダンス男です。
姉妹の美しさに二人の男は彼女たちを故郷につれていこうとしますが
彼女らには呪いがあり、村に男を連れて帰らなければなりません。

しかし、村に連れて帰れば
村の女たちに彼らを引き渡すのと同じこと
恋におちた彼女たちにはなかなか決断できません。
おばあちゃんの霊も急かしてきます。

途中、通りかかった霊柩車を奪って
妹ボギーニャカップルは
村とか呪いとかもろもろを放りだして
愛の逃避行へ

姉も男の車でベオグラードへ向かおうとします

が姉は、村やら呪いやらを忘れることはできず
結局、恋人を村へ連れてきて
おばーちゃんの霊を沈めてもらいました。

村の女たちは彼を大歓迎
彼もここは天国か!というほどに大満足
でも、オニエンカは愛する彼を取られて
いいわけがありません。
「愛してる」というものの
浮かれた彼と村人には通じません。

そこへ、姉の男を取り戻すために
妹ボギーニャも霊柩車に男を乗せて帰ってきます。
車から降りるなと彼にくぎを刺して!

姉妹で鉄男を取り戻すために
策を講じますが
なんと妹の恋人ダンス男がボギーニャを探して乱入!
車から出るなって言ったのに!
男が二人もいると村人たちは大騒ぎ!

男の本領が発揮されるのはベッドだと
みんなで場を設け
男二人もおおはしゃぎ

そこで傷つくのは
二人の姉妹。

強いお酒で寝てしまった鉄男は意識もありません

オニエンカはダンス男のところへ。

しかし、
ダンス男、はなからボギーニャ以外は眼中にないらしく
誰とも寝ようとしません。

が、ベッドにいったことで
裏切りに違いなく
姉妹は彼らを置いて村を出ることに。

途中、一人の村の女に諭されて
自分の愚かさに気付いた鉄男が謝ってきますが
霊柩車で跳ね飛ばします

一方、ダンス男、ボギーニャを探して部屋から出てうろうろ
なんと地雷原のブドウ畑に入ってしまいました!

どうすることもできない村人たち
でも、ボギーニャは違いました。

姉に自分のためには泣くなと言い残し
二人をつなげた薔薇を持ち
地雷原でラストダンスです。
ブドウ畑の地雷はどんどん吹っ飛びますが
死ぬまでダンスはやめません。
そしてとうとう、踏んでしまいました。


妹を取られ、男にも裏切られたオニエンカ
一人ベオグラードへ。
涙もださず、恋人のことも忘れ
そこで生きていきます。


というお話


いやーすっごい長くなった・・・

で、感想なんだけども・・・・

なんだこれ?が第一印象というか
ファンタジーなコメディな
かなり笑わせてもらいましたけども!!

結局、何が言いたかったんだろう
処女のオニエンカは処女のまま
生きていく感じですかね

妹のボギーニャは
霊柩車の中で初体験しちゃってますからね

男の人がいないほうがうまいこと生きていけるってこと?

女の戦いをコメディチックに描きたかっただけなのかな
実は、怖いのは男より女だった!みたいな・・・

実はなにより気になったのは
出演者の女性たちのきれいなこと!


日本の大学生はいろいろあったんです!


ボギーニャとダンス男のシーンなんて
ボギーニャの裸体がきれいすぎて
いやらしさなんて感じませんでしたから!

東ヨーロッパの方たちってほんときれいですね
パリコレミラコレで活躍するモデルさんたちは
ほとんどが東欧出身ですからね

きれいだなー

オニエンカの表情も豊かで
演技力のある女優さんなんだなぁ
って感じがしました。

んー
コメディ映画っていう位置づけでいいんですかね?


フランス映画は難しい・・・