2016年8月21日〜31日
保護施設での保護ツバメちゃんはついに2羽になりました。
私が保護したツバメのひなちゃん、もう1羽はひなちゃんと同日に施設に来た子。
大きさも同じくらいなので、どうやら同じ頃に産まれたのではないかと思います。
8月21日
ひなちゃん、やっぱりぺとっと座っていて呼吸が荒く、辛そう。
それに鳴き声も『ジュイっ』から『ジュっ』とゆうか細い声に。。
心配なので許可のもと、動物病院へ連れて行くことにしました。
鳥を専門的に見てくれる病院は多くはありませんでしたが、たまたまそこまで遠くない場所に鳥専門も先生がいらっしゃる病院があり、問い合わせたところ、ツバメも診たことがあるそうで快く引き受けてくださいました。
先生はとても感じがよく、ツバメちゃんたちもおとなーしく診察されていました。
前々から気になっていた、ひなちゃんの左の風切羽がピョンっと上がっているのは肩がまがってしまっているからとのこと。
先天性かもしれないし、生まれてからかもしれないそうです。
こちらはあまり問題なさそうですが、呼吸が気になるとのことでレントゲンを撮りました。
内臓に悪いところがみつかり、それで呼吸が荒くなっているよう。
原因は親に巣から落とされた時の衝撃かもしれはいとのこと。
こちらは投薬の必要があり、薬を出していただきました(気管支拡張剤、消化改善薬)
その翌日、前日に検査をしたからなのか、ひなちゃんは血便を出したので再び病院へ。
どうせ行くなら2羽とも、、と思い、2羽連れて行きました。
ひなちゃんは止血剤をいただきました。
先生からは“人の手を加えなくては生きていけない。しかしこの数日が山ではないか?”とまで言われてしまいました。
もう1羽は特に問題はなく元気なので放鳥できそうとのことです。
そんなことを言われたので、ひなちゃんを引き取り一日中面倒診ていたいくらいでしたが、、それは断念し、ひなちゃんの投薬は施設の方に行っていただくことになりました。
その後、毎日施設へ通い、餌やりと投薬の手伝いをし、ひなちゃんは元気になっていきました。
しかし、8月末になってもやはりひなちゃんは飛べず(羽が曲がっているので長く飛べないそう)投薬していることもあり、少し飛ぶと呼吸が乱れてしまうので、生涯放鳥は難しいとのことで、引き取りの許可を得ました。
また、もう1羽も自然界への放鳥は今年は難しく、こちらの施設では越冬させられないとのことで2羽、私の家で保護させていただくことになりました。
1羽は私のアパートで巣落ちしたひなちゃん、もう1羽は別の方が巣落ちで保護した子です。鳴き声が“チュイっ”と聞こえるので、『ちゅい』と名付けることにしました。
こうして8月31日、2羽のツバメちゃんは家族となり、少し早めの子育てを始めることになりました。
(9月出産予定の妊婦です)
いつも仲よさそうにくっついてるかわいい二人です