中野jazz-sweetrainの週末マスターのブログ

中野jazz-sweetrainの週末マスターのブログ

東京JR中野駅近くのジャズ・スポット「SweetRain」のライヴ情報発信が中心です。時々、週末マスターの本業である経営コンサルティングの話題も投稿するかもです。

今から10年前、2009年の11月11日、リーマンショックの余韻も冷めやらぬ冷たい雨が降りしきる日に開店してから、ついに10年がたちました。

これも、ご来店いただいたお客様ひとりひとり、出演していただいたミュージシャンひとりひとりのおかげです。

本当にありがとうございました。

 

この10年間は、まさに激動の10年でした。

 

2011年3月11日には東日本大震災がありました。激しい揺れに驚いて外に出た時の電線が大きく揺れる姿と、真っ黒に不気味に曇った空の色は今でも脳裏にはっきりと残っています。

2015年9月の関東地方の大雨では、店の地下のポンプの故障により床上浸水し、床や壁の大修繕を余儀なくされました。。

またこの間に、ママが膀胱がん、耳下腺腫瘍、心房細動と、3回も手術をするという危機にも見舞われました。

 

書き出したらきりがありません。

 

いずれにしろ、SweetRainは僕の人生を豊かにしてくれ、僕の懐を貧しくしてくれました。

 

さて、これからのSweetRainはどうなるのでしょうか?

 

週末マスターは店の経営においては部外者ではありますが、生活の一部となってしまったSweetRainには深い思い入れがあり、自分なりにこうしたいという強い思いはあります。

 

まずSweetRain は利益の最大化を目的とした店ではく、どちらかと言えば、NPOに近い「社会的利益」を目的とした店であるし、今後もそうありたいと考えています。

そして、SweetRain にとっての社会的利益とは、「人生を豊かにする音楽を一人でも多くの人に届けること」だと思っています。

(個人的には条件が整えば個人事業からNPO組織に移管できればと考えていますが、多分無理だと思います)

この目的を実現するためには、①僕たちが最高と思うミュージシャンの皆様に支持される店であること、②ご来店いただいたお客様の音楽的好奇心を刺激できる店であること、③経営を維持できるだけの集客をコンスタントに確保できること、の3つが重要になると考えています。

この中で、①と③は両立が難しい場合が多いのが現状です。

僕たちが最高と思うミュージシャンの音楽は先鋭的であり、一般的な人気を得にくいものが多く、なかなか集客が大変なのです。

また、東京のジャズマーケットは供給過剰であり、ただでさえ集客は困難な状況です。

 

SweetRain の客席稼働率は平均で60%くらいであり、それほど悪いとは思わないですが、入る時と入らない時のばらつきが大きいのが問題だと認識しています。

目標としては、なんとか、お客さんが10人未満の日を限りなくゼロに近づけたいと思うのです。

 

次に、ご来店いただいたお客様の音楽的好奇心を刺激できる店であるためには、店員が音楽を愛し、深い造詣を持たなければなりません。

週末マスターも新譜のCD、レコードの名盤等を聴きこみ、他店の興味深いブッキングのライヴにも足を運んで知識を深め、様々な形で発信できるようにまい進したいと思います。

 

こんなことを日々考えながら、明日に向かっていきたいと思います。

 

ただ、個人的には10年間店を続けることが一つの目標だったので、もうやり残したことはあまりありません。

これから後は、のんびりゆっくりとやりたいなと思います。

(各方面からの、今までものんびりゆっくりだったじゃないかという声を聴きながら・・・)

 

といったことで、11月9日(土)の開店10周年記念ライブよろしくお願いします!

出演は、

金澤 英明(B) 情家 みえ(Vo)     

20:00~ 2st

MC:2800yen 学割:1800yen