中野jazz-sweetrainの週末マスターのブログ

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東京JR中野駅近くのジャズ・スポット「SweetRain」のライヴ情報発信が中心です。時々、週末マスターの本業である経営コンサルティングの話題も投稿するかもです。

同じ夢を何度も何度もみる。

 

僕はサックスのソロリサイタルを開く。

幕が開いて、目の前には大きなホールの前の方に数十人の聴衆がいる。

頭の中にある演奏プランを確かめながら、僕はサックスのマウスピースに唇をつけ、少しファット気味のアンブシュアーでリードを包み込むと、マウスピースもリードも氷のように冷たい。

サックスのキーに手を触れると、あまりの冷たさに指がキーに張り付いてしまう。

そして、いくら息を吹き込んでも全くサックスは反応しない。

聴衆のざわめきが嘲笑に変わる。

スポットライトの眩しさに、一瞬気を失いそうになる。

 

僕は一人旅に出て、当てもなく2両編成のローカル電車に乗り込む。車窓にはどこまでものどかな田園風景がつづき、一人乗ってきては二人降りて、終着駅に着いたときは、僕と小学校高学年くらいの少女の二人になる。

駅の改札で切符を駅員さんに渡して外に出ると、

突然目の前には、波の穏やかな海と小さな砂浜があらわれる。

僕は少女と二人で、砂浜に座ってぼんやりと海を眺める。

気持ちの良い天気だ。

暑くも寒くもない。

少女が喉が渇いたというので、丘の向こうに見えるコンビニにジュースを買いに行こうとして歩き出すと、目の前に初老の女性が突然現れて、

「あそこはね、別の世界だから、一度こちらの世界に来た人は行けないんですよ。見えるけど、決して行けないの」

と言った。

「でも、あの子が喉が渇いたと言うから」

と言うと、

「まだ喉が渇くんですね。まだ若いからかな。そのうち喉なんか渇かなくなりますよ。何の欲望もなくなって、心もなくなって本当に静かになるんです」

 

というところで、

いつも目が覚める。

 

全く同じ夢を今までに100回以上は見たと思う。

この夢を見た日の朝は、10キロも波の荒い海を泳いだ後のように全身がだるくて、一日何もできなくなってしまう。

 

でも、また同じ夢を見るんだろうな。