2024年始、意を決してオーディオ断捨離 | 晴耕雨邪図(せいこううJAZZ)

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早期セミリタイアを満喫すべく千葉県外房の某所に移住しJAZZレコードと自家焙煎珈琲に興じる日々

・・・昨年下半期の私生活での負の連鎖、早く年明けないかと一日千秋で待っていて爆眠から起きたら年明けてた(笑)
皆様あけましておめでとうございますm(__)m

と、早速本題だが(←早っw)以前こちらの記事にも書いたのだが、以前ROKSAN社のXERXESにカートリッジはORTOFONのSPU Meister GEをシェル外しでSMEのシリーズ5に装着していた。
で、チェットのSteepleChase盤聴いた時あまりの生々しさに驚嘆したが、その数年後に金欠の際にMeister売却した所までは前記した通り。

・・・当時使っていた昇圧トランスはダイナミックオーディオ勤務時代に社割価格で15000円で購入した中古のOrtofon T-30。
で、話は前後するけどXERXES+シリーズⅤはShureのTypeⅢ固定に変更してMeisterはMicroのDDX-1000で当時使っていたFR-64(Sではない)にシェルに戻して使用した。
その後数年経った後Meisterは売却という流れ。

T-30クラスのトランスでも化け物サウンド聴かせたSPU Meister GE、当時はそこまでオーディオ知識無くてMeister売却した後でSPUって付くなら大差ないだろと購入したSPU-GE、Meisterとの雲泥の差に幻滅。。


但しその後Meister買い戻す財力が無かったので5か月前までごくたまに使用、でようやく5か月前にGE売却。
なぜなら、Meister買い戻した為('ω')ノ と、税と送料含めると当時の新品価格の158,000円と100円程度しか違わない高額になってしまった(;'∀')


あの頃の感動をもう一度!

さっそく当時同様の感動を味わうべく当時同様にこれを再生したのだが、「あれっ??」
あのヴィヴィッドで生々しいサウンドは影を潜めている。
確かにピタッとハマるレコードもあるけれど、このチェット盤で当時の感動が聴こえてこない、、

20代中盤の当時はJBL 4312をマッキンC33のモニターアンプで再生していて、それでもMeisterのサウンドには衝撃を受けたものだった。
現在のステレオシステム、オーディオルームは当時とは比べ物にならない位グレードアップしてるのに、何であのナイフエッジの様な切れ味鋭いサウンドが出ないんだろ?

色々錯誤した結果、おそらく原因はコレ

T-30手放した後で購入したJSのヴィンテージトランス。
所謂「銘記」として周知されていて、所持する事がステータスとも言える、言わばオーディオ界の「GUCCI」(←違うかw)
確かに使いようによっては銘記なのかもしれないけど、それが全てに当てはまるとは限らない。

ヴィンテージ品はヴィンテージとベストマッチ、つまりJSトランス(まぁT-30も中身はJSなのだがココでは完成品としての話)はOrtofonのType Bや米ESLのConcertの様なヴィンテージ針を鳴らす事前提で作られた製品。
※以前の記事で「ESLのConcertは昔ebayで2度買ったけどいずれも不動品だった~」と書きましたが、Concertは昇圧しなければいけないシロモノだった。。ESLのモノ針はC-60になってトランス無しで使える様になった事を知った、ヴィンテージMONO針は凡そトランス無しで使えると信じていた僕の勉強不足m(__)m

OrtofonのMCカートリッジでもMeisterやGold等の新しいテクノロジーで作られた製品とはマッチするはずもない。
※まぁMeisterやGoldまで来るとOrtofonとは名ばかりで、旧来のオルトフォンサウンドとは全く別物の高級カートリッジのサウンドなのだが、、

いわば「相性」って事。オーディオ機器は単体では音が出ない、相性が重要ポイント。
人気高値商品単体=良音とはならない良いケ-スだな。

原因憶測出来たのでヤフオクでT-30追ってみたけど、現在では中古市場でも5万円超えるんだなぁ(+_+)
アナログ盤コレクターあるあるで、以前見かけた価格より少しでも高いと購入見送るという負のスパイラルがあるけど、まなじT-30を昔社割価格で買ったばかりに。。

数か月熟考した結果、昇圧トランス購入せずMeister-GEを20数年の時を経て再度ヤフオク出品する事に決めた!
確かに新しめのトランス買って使えば満足いく音になるかもしれないけど、現在モノラルシステムがメインだし、2023年2月~6月辺りまででジャズ以外のレコード800枚程売ったので、今後のステレオシステムはJAZZを鳴らす事前提になった故(と、70年代以降のJAZZレコならMeisterも流石の貫禄なのだが、、)
導入思案してる方々へ、Meister-GEにはヴィンテージではなく新しめの高級な昇圧トランスが良いと思う。

で、今後のステレオ針はこれ1択で凡そ決定!

※傾いて見えるけど実物はちゃんとシェルに装着されてます


この暴力的な出音はハードバップに最強!!
Meisterとは全く方向性が違うけど、個人的にカートリッジとっかえひっかえの趣味はないので、この針あれば我が家のステレオ盤再生は無問題。
※予備にもう1本持ってるのだが、手元に余ってるシェルとリード線付けて現在ヤフオク出品しています

後は余ってしまったJS昇圧トランスと現在お飾り状態になっているSHUREのTypeⅢの処遇なのだが。。と、双方共チョット試したい用途あるのでまた追って('ω')ノ