鳴子温泉 旅館すがわら | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

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自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に鳴子温泉郷の宿に2泊しています。現在全宿数の半分を過ぎた所ですが益々鳴子の魅力に心奪われております、皆様も是非鳴子に泊まってその魅力を体験して頂きたいと思います。このブログがその一助になれば幸いです。

2023年6月投宿

 

すがわらブルーで有名な旅館です、YouTubeやTwitterでもよく取り上げられています。こちらもリニューアルオープンして間もない初投宿となりました、十数年前に特別室について電話でお尋ねした事があり、その時は露天風呂が無いという事で投宿には至りませんでした。私はその頃露天付き客室にハマっており今思えば馬鹿な事だったなぁと後悔しています、客室にある露天など大概循環ですし中には温泉じゃない所さえありますからね、こんな近くに良いお湯の豊富な鳴子があるのにねぇ、ホント阿保の極みです。まっ、中にはいい露天付客室もありますけどね。

 

旅館すがわらさんは現在素泊まりオンリーで営業されていて、これも色々と検討した結果なんでしょう。コストの一番は人件費ですから計算して出た答えが素泊まりという事ですかね。こうしてみると旅館業も大変だなと思います、ただ皆さん旅館を続けていくという所に重点を置いているように感じられますし、これからも皆頑張って鳴子の湯を守って行って欲しいと心から願っています。

 

さて予約したのは十数年前に尋ねた特別室、現在素泊まりで1万です。以前は2万以上していたと記憶していますが定かではありません。到着し駐車場を尋ねたら特別室はなんと玄関前に鎮座です、軽で行ったのに何か恥ずかしい気分。宿帳記入後前金払い、これはこれで気持ちが楽です。女将さんから「初めてですか?」と聞かれたので「はい」と答えると部屋まで案内して頂きました、途中貸切風呂の使い方などの説明を受け進みます、一番上なので結構遠いです。部屋に案内され説明を受けたあと、早速浴衣に着替え順番に湯巡りしました。1Fの貸切風呂2つ、2Fの貸切風呂2つ、一旦部屋に戻り部屋の内風呂に入りました。これで5つ制覇(笑)、少し疲れたので一休みし奥さんは女性時間の大浴場へ、私は男性時間の美肌の湯へ向かいました。こうして何度も湯浴みを繰り返し本当の温泉三昧です。温泉好きな方達には良い旅館と言えるでしょう、それにこの日は「すがわらブルー」が濃くてラッキーでした。あとは写真でどうぞ。

 

道路面、前から受ける印象より奥がかなり広いです。

 

玄関入ってすぐの帳場、靴のままでもスリッパでも対応。

 

ロビー

 

特別室、601号室定員9名なんですね。対面に定員7名の部屋もありました。

とにかく一番上なので温泉との行き来に難儀しました、最後の階段が辛い。

 

特別室の和室、最初に撮っていれば良かった。食べ散らかしてから撮っちゃった。

 

ベッドルーム、畳ベッドで少し硬いです。それとライトを消すと真っ暗になってしまいます。

あとベッド脇にスマホとか置く場所が欲しいですね。

 

私だけかもしれませんが陸羽東線の電車が通る度に気圧の変化で目が覚めました、和室では感じなかったので寝室の方が電車に近いんでしょうね。奥さんは爆睡してましたから私だけかも。

 

古いけどシャワートイレ付、水圧も弱くは感じなかった。

 

隣に今となっては珍しい和式便器、もうしゃがめないかも。

 

部屋付の内湯、檜風呂ですよ。お湯は源泉掛け流しの摩天の湯Cです。湯舟が小さいぶん泉温は一番高いかも1日目は湯もみして45.5度。2日目はいくら頑張っても46.4度以下にはなりませんでした、少し加水して入浴。

 

1F奥の貸切風呂

 

1F手前の貸切風呂

 

2F左の貸切露天風呂

 

2F右の貸切露天風呂

 

足湯、蒼天の湯。昔TVチャンピオンで観ました。

 

美肌の湯、内風呂。ここも少し青くなってました。

 

美肌の黒湯・露天。ここだけが摩天の湯A、匂いが他とは違います、油臭とでも言うのかな。一番好きなお湯になりました。源泉の出口からの音もゴボゴボしてイイ感じです。

 

露天風呂に改装した大浴場、今回はすがわらブルーに恵まれラッキーでした。最初着色疑惑さえ考えました(笑)  ただ少しぬる目だったかも。2日前に泊まったYouTuberさんの動画観たのですが、あまり青くなかったですね。ホント日によって変化するんでしょうな。テレ東の番組でも観ましたが全然青く無かったですね。

 

新設されたうるおいの湯、摩天Bと摩天Cの混合泉です。ここも当日はぬるかった。

ここのメタけい酸が一番高いですね。

 

うるおいの湯のサウナと水風呂、低温サウナとなってますがイギナリ熱いです。特に足の裏が熱い、尻に敷くヤツを足の置き場に置いて対応しました。

 

 

泊まってみてここの人気の秘密が垣間見えた気がします、源泉は3つあって部屋風呂と足湯合わせたら10の浴槽です。温泉好きには堪らない旅館と言えるでしょう。今回チェックアウトの時間を延長出来ないかお尋ねしたところ、1部屋1時間1100円で対応してもらいました。やはり10時チェックアウトだとやたら忙しいし最後のひとっ風呂が出来ませんからね。それと浴衣は2枚目まで無料との事で頂きました、やはり何度も湯浴みしてると汗がね。

 

そうそう火曜日に宿泊したのですが、素泊まりだし例の某有名焼き肉店八兆へと伺う予定でしたが、残念ながら火曜定休でした。朝食も斜め向かいの菅原分店765さんと考えておりましたが、なんとこちらも水曜定休であり火曜日宿泊者は鬼門の曜日となっております(笑)

まぁそれでも良い居酒屋もありましたし、楽しく過ごせましたので良しとします。

 

 

摩天A(美肌の黒湯・露天)

泉質・ナトリウム-炭酸水素塩泉

旧名・純重曹泉

泉温・98.9度

ph値・7.9

メタけい酸・305.2

 

摩天B(大浴場・美肌の湯・2F貸切露天×2・足湯)

泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

旧名・含食塩-芒硝泉

泉温・100.0度

ph値・9.0

メタけい酸・456.8

 

摩天C(特別室内風呂・1F貸切風呂×2)

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

旧名・含芒硝-食塩泉

泉温・100.0度

ph値・8.5

メタけい酸・462.4

 

摩天B・摩天Cの混合泉(うるおいの湯)

泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

旧名・含食塩-芒硝泉

泉温・55.5度

ph値・8.7

メタけい酸・490.3

 

特別室(601号室)

エアコン×2、WiFi(私のデバイスでは和室でギリギリ、寝室では使えませんでした)

シャワートイレ、源泉掛け流しの内風呂付

INOUT 15:00~10:00

料金・2人で20140円(各種税込)前金制、時間延長可(1部屋1時間1100円)