【毎週月曜日車豆知識】パワーステアリングフルードについて
おはようございます。Jです。
今週の車豆知識はパワーステアリングフルードについてお紹介したいと思います。

■パワーステアリングフルードの点検
パワステフルードは漏れが発生しなければ減ることはありませんが、車が古くなるとさまざまな部分に隙間ができて少しずつ漏れていくことがあります。

また、車が新しくても下回りをぶつけたりすると、フルード漏れを起こすこともあります。

こういうことからも定期的に点検した方が安心です。
点検はエンジンを始動してから、エンジンルームのリザーバータンクで行います。

①ハンドルを最大まで切った状態で数秒保持する。これを左右で行ってからハンドルを直進状態に戻す。

②リザーバータンクが不透明な場合はキャップを開ける。キャップの内側にゲージが備えられているので、付着しているフルードをペーパータオルなどで拭き取り、再びキャップを元の位置に戻す。

③再びキャップを開けて、ゲージの先端からHOTの2本の目盛りの間までフルードが付着していればOKです。
リザーバータンクが半透明の場合は、側面に目盛りが表示されていますので、その目盛りのHOTの2本の間に液面があればOKです。

■パワーステアリングフルードの役割

ステアリングシステムは歯車やテコの原理などでハンドルの重さを軽減していますが、それでも十分とはいえないので、パワーステアリングシステムによってアシストされています。

最近ではモーターを利用した電動パワステも増えてきていますが、油圧式はまだまだ多くの車に使われています。

油圧式の場合、エンジンの回転を利用してポンプで油圧を発生させ、ハンドルの操作に応じて油圧をステアリングシステムに作用させてアシストを行います。

その油圧の伝達に利用されているのがパワーステアリングフルードです。このフルードはステアリングシステムの潤滑にも使われています。

(注)最近増えてきている電動パワステ車の場合は、パワステフルードの点検は不要です。

ただし、パワステには電動油圧式というタイプがあります。従来の油圧式パワステはエンジンの力でパワステポンプを駆動していますが、電動油圧式パワステではエンジンの負担を減らすために電動モーターでパワステポンプを駆動しています。

したがってこのタイプはフルードの点検が必要です。

しかし、こうしたタイプも電動パワステと呼ばれてしまうことが多くあります。

どちらかわからない場合は、エンジンルーム内でパワステフルードのリザーバタンクを探してみるといいでしょう。タンクがあれば点検が必要ということです。

■パワーステアリングフルードの交換

パワーステアリングフルードは、自動車メーカーで交換時期を指定していないことが多いですが、交換しないでいいという訳ではありません。

劣化の進み具合は異なりますが他の部分のオイルやフルードと同じように、使っていれば劣化はします。

劣化した状態で使い続けると、パワステのトラブルが起こりやすくなります。また、車の使い方によってもパワステフルードの劣化の進み具合はかなり異なってきます。

点検をしてみて色が褐色に変化していたら、交換を考える必要があります。

パワステフルードには一般的な規格が無く、各自動車メーカーが独自のフルードを指定していることが多いので、交換するときは、純正フルードに交換することをお勧めします。

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記事引用:車を知る~車の知識