【毎週月曜日JFOLKS車豆知識】ATとCVTの違いとは?
おはようございます。Jです。
今週の車豆知識のテーマは「ATとCVTの違いとは?」

クルマはエンジンだけでは走ることはできません。
エンジンの出力をうまく引き出して、効率よく各車輪に伝えるためにはトランスミッションが必要です。
現在、日本で主流になっているのがオートマチックトランスミッション(以下AT)です。
自動で適切なギヤを選んでチェンジしてくれる上、クラッチペダルがないので運転が楽に行えます。
運転に不慣れなドライバーでも安心で、渋滞や市街地でのストップ&ゴーでも疲れにくいなどメリットが数多くベテランドライバーにも好評です。
最近では高効率化が図られ、燃費においてもマニュアルトランスミッション(以下、MT)より性能の良い車両もあります。
MTは運転方法によって燃費変動が大きいため、現在はATのほうが燃費は良くなる傾向にあります。
ATとCVTの決定的な違いは、ATがギア(歯車)を使うため、3速、4速、5速、6速などの段数があるのに対し、CVTは直径を変化させることが可能な2つのプーリー(滑車)の組み合わせによって駆動力の伝達比を変える仕組みのため、無段変速になるのが特徴です。
滑車方式のほかに日産が採用するエクストロイドCVTと呼ぶ異なる方式のCVTも存在します。
最近はATの多段化が進んできましたが、多段化を突き詰めると無段化につながるわけで、CVTはATの次にくるトランスミッションといえるかも知れません。
CVTはATと違って流体トルクコンバーターを使わずにすむ(あえて使う機種もあります)ため、動力伝達効率に優れ、燃費が良くなるといわれています。
2つの滑車の間で動力を伝える金属ベルトの限界などから、大排気量エンジンに適合させるのが難しいのも実情です。
ですから、CVTはコンパクトクラスの小排気量を中心に採用されています。
ちなみに大排気量エンジンにはエクストロイドCVTなどが適しています。
CVTは基本的に電子制御仕様となりますが、このため適当なギア比を選んで自由に段数を設定することも可能です。
スバルのi-CVTが7速マニュアルとしても使えるようにしているのはその典型です。
停車状態からアクセルを踏み込んで発進していくと、AT車では車速とエンジンの回転数に応じて、1速、2速、3速と自動的にシフトアップしていき、そのたびにギアの切り換えショックを感じます。
これに対してCVTでは切れ目のない滑らかな加速の伸びを味わうことができます。これが大きな違いです。
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運転に不慣れなドライバーでも安心で、渋滞や市街地でのストップ&ゴーでも疲れにくいなどメリットが数多くベテランドライバーにも好評です。
最近では高効率化が図られ、燃費においてもマニュアルトランスミッション(以下、MT)より性能の良い車両もあります。
MTは運転方法によって燃費変動が大きいため、現在はATのほうが燃費は良くなる傾向にあります。
ATとCVTの決定的な違いは、ATがギア(歯車)を使うため、3速、4速、5速、6速などの段数があるのに対し、CVTは直径を変化させることが可能な2つのプーリー(滑車)の組み合わせによって駆動力の伝達比を変える仕組みのため、無段変速になるのが特徴です。
滑車方式のほかに日産が採用するエクストロイドCVTと呼ぶ異なる方式のCVTも存在します。
最近はATの多段化が進んできましたが、多段化を突き詰めると無段化につながるわけで、CVTはATの次にくるトランスミッションといえるかも知れません。
CVTはATと違って流体トルクコンバーターを使わずにすむ(あえて使う機種もあります)ため、動力伝達効率に優れ、燃費が良くなるといわれています。
2つの滑車の間で動力を伝える金属ベルトの限界などから、大排気量エンジンに適合させるのが難しいのも実情です。
ですから、CVTはコンパクトクラスの小排気量を中心に採用されています。
ちなみに大排気量エンジンにはエクストロイドCVTなどが適しています。
CVTは基本的に電子制御仕様となりますが、このため適当なギア比を選んで自由に段数を設定することも可能です。
スバルのi-CVTが7速マニュアルとしても使えるようにしているのはその典型です。
停車状態からアクセルを踏み込んで発進していくと、AT車では車速とエンジンの回転数に応じて、1速、2速、3速と自動的にシフトアップしていき、そのたびにギアの切り換えショックを感じます。
これに対してCVTでは切れ目のない滑らかな加速の伸びを味わうことができます。これが大きな違いです。
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