【毎週月曜日車豆知識】修復歴とは?
おはようございます。Jです。
修復歴=事故車と言われますね。

では、具体的にどこをどのぐらいぶつけたら「修復歴あり」となるのでしょうか?
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修復歴(しゅうふくれき)とは、過去に交通事故その他の災害などにより、自動車の車体の骨格部位を損傷し、「修正」あるいは「交換」により修復したことをいいます。

事故を起こしてなくとも修復歴に該当する車体の骨格部位(主に内鈑やフレーム)が損傷もしくは修正されていた場合、修復歴となります。

逆に事故を起こしていても、バンパーを交換した、ドアのへこみが大きく、中古を買って付け替えた・・・ などだけでは修復歴にならず、交換跡、修理跡と判断されます。

修復歴と事故車は混同されがちですが、実際には違うものです。

同様に「修復歴なし」と表示されていると、板金などもされたことがないように感じる方もいると思いますが、そうゆう意味ではないということですね。


具体的は部位は、画像を参照してください。

灰色の部分(ボンネット・トランク・フロントフェンダー・ドア・バンパー)は修理・交換などえおしても修復歴にはなりません。

色がついている部分が修復歴と関係するところです。

もちろん、部位によって細かい規定や重要度があるのですが、それらはほとんど考慮されずに、一口に「修復歴あり」と表示されます。

最近の車はバンパーと画像25のバックパネルと言われる部分の隙間が数センチしかありません。

なので、かるーく追突されただけでバックパネルが歪んでしまいます。

バンパーは樹脂なので、少し押されても元に戻ってしまいますね。

見た目はなんともないのに修復歴ありという残念なことになってしまいます。

もちろん査定にも影響してしまいますね。

「修復歴なし」と「あり」では2割~3割程度は査定が違います。(マニュアルのスポーツカーはほとんど影響してないように感じますが)

修復の部位と程度によっては、車の走行にまったく影響がなさそうに思える部分もありますね。

そんな車でも、やはり修復歴車となり、相場より安く売られますね。

とくに「廃車にするまで乗り続ける!」という方などは、検討してみる価値は大きいかもしれません。

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