【車豆知識 ワンセグ フルセグとは?】
おはようございます。Jです。
本日のテーマは車豆知識【ワンセグ フルセグとは?】
テレビの受信方式で、ワンセグとかフルセグとか言いますよね?
イメージでフルセグの方が映りがよくていい!ということぐらいは知っていますが、具体的にどのような違いなのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
ワンセグやフルセグは、ISDB-Tという地上デジタル放送規格の一部として定義されています。
一般的にはフルセグを地デジと呼んでいます。
ワンセグも地上デジタル放送の一部ですから、アナログが停波=完全地デジ化されても、視聴できなくなることはありません。
このISDB-Tという規格は、電波産業界(ARIB)の標準規格であるSTD-B10,B30,B31による伝送方式で決まっています。
この伝送方式が、5.57MHzという電波の帯域を13個のセグメントに分割して伝送することになっています。
セグメントは429KHzの帯域を持つ土管と思ってください。
この土管が13個並んでいるのです。
真ん中に位置する土管(セグメント)だけ、番組表などの放送情報といっしょに、携帯可能な小型機器向けにデータ量を少なくした映像を送るようにしたものが、一般的に言われている「ワンセグ」というものです。
ワンセグを除く、12セグメントを使った固定受信向けのハイビジョン放送が「フルセグ」というものです。
以下に違いを列挙します。
【画像品質】
フルセグ:ハイビジョン画質が基本です。1920x1080ドットの解像度、秒30フレームの表示です。
ワンセグ:QVGA画質が基本です。320x240ドット(一部320x180ドット)の解像度、秒15フレームの表示です。
【受信感度】
フルセグ:地上高10mにアンテナを設置することを前提としており、所要受信電界51dBμV/m以上で受信できます。
ワンセグ:携帯した端末での受信を前提としており、地上1.5m程度での受信を想定しています。所要受信電界は39dBμV/m程度です。受信感度自身は地上デジタルよりも良いのですが、受信高が低いので、電波自身の到達に建物等の影響を受けます。
【データ放送】
フルセグ:番組に付随したデータや、データ専門放送が受信できます。
ワンセグ:最低限のデータ放送が重畳されていますが、それ以外は携帯電話のデータ通信を前提としています。
【放送形態】
フルセグ:基幹放送という定義です。現状は地上アナログ放送とまったく同じ放送内容です。
ワンセグ:基本はサイマル放送(地上デジタルと同じ内容)ですが、2009年3月をもってサイマル放送義務は廃止されています。その関係で、野球延長や放送局独自編成(NHK教育、MXTV)等が放送されている場合があります。
【画面構成】
フルセグ:基本が動画表示です。dボタンもしくは放送局からの発火情報によりデータ放送が動画にオーバーラップ表示もしくは切替表示されます。
ワンセグ:動画表示とデータ表示は画面を分割して表示します。運用規定によりデータ放送表示時には必ず映像表示を行うことになっています。又、携帯電話の通信を使ったインターネット表示はデータ放送表示と同時表示は逆に行わないように規定されています。
【著作権管理】
フルセグ:B-CASとうコンディショナルアクセスおよび著作権管理(DRM)に基いてMULIT2という暗号化処理が行われています。代表的なのはダビング10の運用です。
ワンセグ:伝送上での暗号化処理は行われていません。CAS,DRMの管理は携帯電話の機能に準拠しています。
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