おはようございます。Jです。
秋がくると思ったら、今日また暑いですね。
では、今日の車物語は「ML320 別れ編-この車で海は渡れない」
あなたは記憶に残る「お別れ」はありますか?
J FOLKS物語、Here we go!
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僕たちは東京スカイツリーを横目に首都高速道を走る。
ここから湾岸線を経由し東関道へ抜け目指すは成田空港。
「ねぇこの写真覚えている?」
ああ、初めてのドライブ時の写真だね! 覚えているよ!
そこに写る僕は恥ずかしそうに微笑んでいる。
彼女はスマホに収められた写真をまるで
二人の思い出を辿るようにスクロールしている。
僕たちは休みの度にあちこちにこのML320で出かけた。
実はこの車を選んだのは彼女。
「この車、メルセデス・ベンツなんだって!?」
「四駆だから海でも山でもOKじゃない?」
「背が高いから開放感もあってきっと気持ちがいいよ!」
彼女のお気に入りのML320はその後二人のお気に入りとなった!
フルエアロで洗礼されたスタイリングはどんなシーンにもマッチし、
走れない場所はないと思う位の走行性能で二人を色々な場所へ
運んでくれた。
しかし、楽しかった日々も終わり仕事で渡米する彼女を成田空港まで
送る車内はどこか寂しく別れがひたひたと刻み寄って来るようだった。
さすがにこの車でも海は渡れない・・・
「ほら見て私のスマホの中あなたでいっぱいよ!」
僕のスマホだって君でいっぱいだよ。
搭乗手続きを済ましフライトまでの残り時間僕たちはカフェで
コーヒーでも飲むことにした。
笑顔だった彼女は急に改まって僕に言った。
「送ってくれてありがとね、そして行かせてくれてありがとう。」
「でも、やっぱり怒ってる?」
5%は怒っている。でもあとの95%は後悔だ。
「私を行かせることに?」
いや、なぜ僕たちは二人で写った記念写真を一枚も撮らなかったのか。
「そうね、私たちはいつも一緒だったし必要ないと思ってたから。」
「今日が来るなんて思ってもみなかったから・・・」
僕は急に立ち上がり彼女の手を少し強引に引いた。
「ちょっとっ! どこへ行くの?」
僕たちは空港内の来た道を戻り外へ。
パーキングのエントランスの片隅に置いてあった
スピード写真の証明写真機
フライトまでの間もない時間
二人でいられる僅かな時間
今更並んでスマホ向ける気にはなれなかった・・・
狭いボックス内に二人で収まりコインを入れる。
フラッシュが順に光り4コマの写真を撮った。
彼女は「すまして」、「笑って」、「そして」、「泣いた・・・」
Escape and become free.
★★★ J FOLKS STYLE ★★★
駆動方式はフルタイム4WD。
ローレンジの切り替えはインパネのボタンで操作し、ABSと
ASRを連携させて駆動力を確保させる4ESP
(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)
これは4輪のブレーキを個別制御して、滑りやすい路面や車輪が
浮いたとき各輪が空転するのを止め、グリップしているタイヤで
駆動力を伝えようとするものだ。このように外観も内装もカジュアルな
SUV路線の優しい印象を与えているのだが、オフロードを走れば、
予想外に本格的四駆車の力量を見せつけるだろう。
Mクラスはカジュアル路線のSUVではなく、サバイバルスーツを着た
SUVなのだ。
J FOLKSの車選びに注目!!
「メルセデス・ベンツ ML320」
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