マダムがお友達2人を呼んでホームパーティをした日のことです。



物静かで穏やなアフリカ系の男性ラファさんと
おしゃべり好きなパリマダムのマリさん


マリさんは日本人のわたしに興味津々?
というか
会話に入れてくれようと気づかってくれたのだと思いますが、
もう序盤から質問されまくりました。



質問その1
「日本では女の子が男の子を誘ったりする?」


する?
しますよね、最近は?
と思ったので、
「最近はしますよ。人によりますけどね」
と答えました。

わたしのフランス語が達者なら、
「肉食系女子」
(まだ死語じゃないですよね?死語?日本は流行り廃りが早くてついてけないのですが)
について説明したのですが、
そもそも日本語で定義を説明することさえできないのでやめました。



質問その2
「わたしたちは健康のためにBIO(フランスで最近流行ってる健康志向食品)を選んだり、ドラッグストアでサプリメントを買ったりするんだけど、日本ではどうしてるの?」


ど…どうしてるの?
これには困りました。
困った結果、
「わたしの両親は毎朝ウォーキングをしてます。スポーツしてる人が多いと思います」
と答えてしまいました。

でも多いですよね?
健康のためにスポーツしてる人!
(多いって言って)



質問その3
「日本ではよくティ・セレモニーをするの?」


ティ…ティ・セレモニー?
と思ったところで、
マリさんがいわゆる茶道の仕草をしたので…
「しませんよーあれはすっごく難しくて、作法がいっぱいあるんです。だから特別な人たちしかやりません。わたしも経験ないですよ」
と答えたら、


すかさず
「どんな人がやるの?」


どんな人…?
「作法を教えてる先生が、生徒さんたちを呼んでティ・セレモニーをしたりするくらい…かな?たぶん」
た…たぶん



質問その4
「日本ではゼンをするのよね?」


???
「ゼンってなんですか?」
(もうほんと、日本の恥をふりまいて申し訳ありません)

マリさんが胡坐をかいて手を合わせたので、

あ!禅?!
なるほど!!
「いや、しません。ふつうはしません」


「そうよね。あれは宗教儀式だものね。宗教家(お坊さんてことだと解釈しました)だけしかやらないの?」


ここで終わりにしときゃいいのに
なぜか続けてしまったわたし…
「いや、基本的には宗教家だけですけどね、最近では若い女性がダイエットのために禅のお寺に行ったりしますよ。わたしは行ったことないですけど」

行きますよね?!
禅寺にダイエット修行!



とまぁ
間違った日本文化を教えてしまった気がしてならないのですが…
自国の文化を突然説明することになったら
だれだってこんなもんですよね?ね?



ちなみに
これより数日前、
ワインをこぼしたマダムが思わず
「メルドゥ!あ…悪い言葉使っちゃった。日本語ではなんて言うの?」
と聞いてきたので
「『ちっ』とか『くそっ』とか…でも悪い言葉だよ」
「そうよ!『メルドゥ』は悪い言葉だもの」
という出来事があったのですが、
マダムは何度も
「『くそっ』、『くそっ』」
と繰り返して練習していました。
悪い日本語教えちゃったけど
日本に遊びに来たときに使っちゃダメですよ



さて、
ホームパーティではその後
お食事が始まり、
お仕事関係に話題が移って安心していたのですが、
さらに話題は食べ物や嗜好について流れてゆきました。


マダムが
「わたしは若い頃はパイプを吸っていたの。今はすごくいい香のタバコを見つけてそれを吸ってるのよ」

フランスは喫煙率が高いのです。
現在では店内などの閉鎖空間での喫煙は禁止になりましたが、
外ではみんな喫煙しまくりですし
日本のように女性が喫煙することに対する暗黙の嫌悪感は基本的にはありません。

そこで今まで穏やかだったラファさんが
「若い女性ならともかく、年配の女性がタバコを吸うのはよくない」

マダムはぴくり!
喫煙について性別や年齢は関係ないとの反論が始まりました。

もうね、
ワイングラスをひっくり返すほどの大激論なのです。

ビクビクしてるわたしに気づいたマリさんが
「もうやめなさいよ。日本流じゃないわ」

う…うん!
確かに日本流じゃない!

終わらないマダムとラファさんの激論大会に
マリさんは呆れ顔。
わたしはうつむいて食事を続けていたのですが、
うっかりワインを気管につまらせてむせてしまいました。

ゲホゲホやってるわたしを心配した
マダムとラファさんは
激論大会を中断。
グッジョブわたし

興がそがれたのか、
その後はラファさんが持ってきてくれたデザートのパイナップルに話題が移り、
ふたたびの和気あいあい

あれだけの大激論をかわしていたのに
さっぱり仲良しにもどれちゃうのは
すてきな文化だなって思いました。

日本じゃこうはいきませんもんね!
日本人は空気を読むことが得意で
気づかいのできる国民性ですから
そもそも大激論までいくこと自体が少ない…

…ですよね?!





さてさて、
「2014年パリ滞在記」も今回が最終回です。
1ヶ月あまりのおつき合い、
まことにありがとうございましたm(__)m


どこそこの史料館や図書館に行ったなんて楽しくもない話ですし、
休日に遊びに行ったのもルーブル、オルセー、ヴェルサイユのような華やかな場所ではありませんでした。
写真も得手ではありませんしね。


こんな独断と偏見に満ちた独り言を読んでくれたみなさま、
特にコメントまでくださった
まめちゃん
ミニカちゃん、
感謝いっぱいです。


来年また、
「2015年パリ滞在記」を書けたらどんなに嬉しいかと思いますが、
いまだ未定です。

それまでコツコツお金を貯め、
ひっそり論文を書き、
なんとか奨学金を探したいと思います。


それではまた
ファーミーで会いましょう(笑)
このブログもあと2回くらいで終わる予定です。



さて、突然ですが
わたしの妹はジャニヲタでアニヲタなのです。
いつもというわけではなく、
ジャニヲタを3年くらいやったかと思うと
飽きてアニヲタを3年くらい、
そしてまたジャニヲタに…
というぐるぐるを繰り返していて、
たまにサッカーのサポーターになったり
K‐POPにはまったり
小さな浮気はあるのですが、
基本的にはジャニヲタかアニヲタなのです。


そんな妹は、
たまにモールとかを歩いていたりすると
「見てみな。あの2人アニヲタだよ」とか
「あ、あいつらジャニヲタだ」とか言うのです。

見てみると、
別に普通の女の子たち。

「なんでわかるの?別に普通じゃない?」と聞くと
「なんでわかんないの?!まんまじゃん!」と言われてしまうのです。

「じゃあさ、ジャニヲタとアニヲタを50人ずつ集めたら正確に分けられる?」
と聞いたところ、
「できるね!」
と豪語していました。



妹の仕分けがどこまで正確かはわかりませんが、
実はわたしも前回留学時に友人と似たような会話をしていました。


パーティに行ったときに
明らかに自分たちとは違う雰囲気の子がいて、
「ねぇ、あの子アメリカ帰りかな?」
「わたしも思ってた!フランス留学生とアメリカ留学生って明らかに雰囲気違うよね」
ということがあったのです。

じゃあイギリス留学生は?中国留学生は?と聞かれると困ってしまうのですが、
フランス留学生とアメリカ留学生を50人ずつ集めて仕分けしろと言われれば、
それなりの正解率が期待できると思うのです。



今回の滞在では
さらにスキルアップして
観光客と留学生と在仏日本人もなんとなーくわかるようになった気がします。


まず服装が違うんですよ。
観光客は2パターンいて、
いかにも「観光」というような歩きやすく完全防備な格好をしているか、
逆に観光には適さないような
日本で合コンにでも行くときのような気合いの入ったおしゃれをしているのです。


一方、留学生はというと、
特別動きやすい格好をするわけではなく
ヒラヒラしたおしゃれをするわけでもなく、
日本から持ってきた日本人好みの服と
フランスで購入したであろうヨーロッパ人好みの服を
ちゃんぽんして着ているのです。
そして20代30代でいかにも独身なのです。
(ある意味当たり前ですが)


さらに在仏日本人となると、
完全にヨーロッパ人好みの服装になっている独身ぽい人か、
フランス語を話す子どもを連れた家族みたいな感じですかね。


あとは言葉が通じる余裕みたいなものが
雰囲気に出ている気がします。
ほとんどフランス語を話せない観光客と
しばらく住んでてある程度話せる留学生、
ずーっと生活している在仏日本人では
当然、自由不自由に差異がありますから。


たまーにぼんやり座りながら一人仕分けしてました。
ちなみにわたし、
今回どれでもなかったんですけどね(笑)
比較的、留学生に近かったかとは思います。



ちょっといやーな話になりますが、
わたしは在仏日本人の知人がいないのでそちらはよくわかりませんが、
留学生(特に20歳前後の若い留学生)は
観光客に間違えられることに大きな拒絶反応を示します。


例の一週間だけ同居したルームメイトは
先に紹介した合コンスタイルの観光客を見るや
「あいつらスラれちゃえばいいのに。わたしはあいつらとは違う」
ってわたしにつぶやきましたからね!
こわっ( ̄□ ̄;)

まぁ確かにツンツンして
わたしから見てもいやな感じだったし、
(OLさんでしょうね)
ルームメイトも21歳かな?
若いので仕方ないかな…とは思いますが。


かくいうわたしも前回留学時はそれくらいで、
さすがに「スラれちゃえばいいのに」とは思いませんでしたが、
観光客に間違われるのはやっぱりいやでした。
あとは中国人や韓国人に間違われたりするのも気分のよいことではありませんでしたね。



そんなわたしもずいぶん丸くなったのか、
今は日本人観光客に間違われようが
中国人や韓国人に間違われようが
はたまたインド人に間違われようが
全然気になりません(笑)


「史料集めに来てる学生です」とか
「違う違う、日本人よ」
と言えば済む話だし、
別にだれになんと思われようがそんなになにかが変わるわけでもありませんしね。

インド人に間違えられちゃうなんて爆笑ものですよ
わたしの顔、
まぎれもない東アジア産ののっぺり顔ですから(笑)
逆に嬉しくなっちゃいました



そもそも仕分けること自体が無意味で不毛な作業なんですけどね!
わたしが滞在していた先のマダムは、
面倒見がよく料理上手で
さばさばした気性の
いかにもな感じのママンでした。





お子さんたちがみんな自立してしまったので
空いているお部屋を学生に貸しているのですが、
最初に部屋を貸したドイツ人は合わなかったらしく
「セ テ カタストロフ(最悪だった)」
らしいのです。
次に部屋を貸したのが
オーストラリア人だかカンボジア人だか…
ちょっと忘れてしまったのですが、そちらは
「パ テリーブル(悪い意味でまあまあ)」と言っていました。
さらに次が日本人で、
これが例の一週間だけいたルームメイトなのですが、
マダムとは意気投合
すっかり親日家になったマダムは日本で仕事をしている友人に紹介を頼み、
わたしがやってきたというわけです。



マダムは本当に親切で
ナヴィゴ(定期券)の作り方がわからないと言えば
一緒についてきてくれたり、
史料収集がうまくいかなかった当初は相談にのってくれたり、
発音が悪いと
「ちぃ、わたしの口を見ながらもう一回言ってみなさい」と直してくれました。



彼女は南仏出身なので
ラタトゥイユやピストゥをよく作ってくれたのですが
健康のために
一切お塩を使わないのです。
おかげですっかり薄味に慣れてしまったわたしは
ラクレット(チーズフォンデュの野菜&お肉版)が出た日に
チーズの塩辛さに水がぶ飲み
帰国して食べた茶碗蒸しがしょっぱく感じてお茶がぶ飲み
もともとは濃口なんですけどね



そんな彼女は現在ダイエット中!
空腹を満たすために食べるのはチーズとパン、
寝る前にワイン、
サラダにはたっぷりのオリーブオイルとヴィネガー…
んー
日本人にはピンとこないダイエット食ですね。

ちなみに彼女は梅干しもお味噌汁もいけます。
自称、親日家ですから(笑)



そして彼女、
わたしに名言を残してくれました。

名言といえば
亡くなった祖母は
わたしが中学生のとき、
『トゥルーナイト』を一緒に観ながら一言。
「ちぃちゃんもね、お婿さんが気に入らなかったら(不倫を)してもいいのよ。バレないようにやればいいんだからね」
『トゥルーナイト』はアーサー王物語を映画化した作品で
アーサー王物語といえば
騎士ランスロットと王妃グィネヴィアの不倫ですからね!

ちなみに父の名言は
わたしが運転免許を取得したとき、
「子どもを人間だと思うんじゃないぞ。あいつらは平気で飛び出してくる。犬や猫だと思って子どもを見たら速度を落とせ」
です。
ちょっと言葉は乱暴ですが、
ドライバーの心得としては間違っていないと思います。

マダムの名言に戻りますが、
わたしがマダムのお手伝いでサラダを作っていたとき、
トマトを切っただけなのですが
「ちぃ、ありがとう。ちぃはいいお嫁さんになるわ。そして子どもをたくさん産んでね。子どもはいいものよ。ちぃは絶対にすてきな人と幸せな結婚をするけれど、もし!もしも39歳になったときにまだ独身だったら、だれかから種だけもらって秘密で産んじゃいなさい!まじめな話よ!フランスではみんなそうしてるわ」
だそうです

フランスと日本では社会保障が違うので
シンママの道を安易に選ぶのは危険だと思うのですが
一応心に留めておきます。



あとはですね、
マダムおすすめ『愛のコリーダ』手に入れましたよ!
フランス版の無修正のやつ。
…めちゃ生々しかったです…
映画そのものは本当にすばらしいんですよ!
本能のままに身体で結びつこうとする定と吉は逆に純粋で
定の感情の変化とか
徐々に凄艶になっていく様とか…
でも純真ぶるつもりはありませんが
わたしは別に修正入りの日本版でもよかった気がします。
…とマダムに伝えたら、
「あれはエロチック映画じゃないの!美しい愛の物語なの!定は吉を愛しすぎて狂っていくのよ。だから彼女、後半で吉の首を締めるようになるでしょ。定役の松田英子は本当に美しいわ。病気で女優を辞めてしまったけれど」
と熱弁をふるっていました。
あれ?わたしの感想関係なくね?



お別れの前夜、
マダムはわたしをぎゅっと抱きしめて
何度もほっぺにキスをして
泣きながら
「わたしのちぃ、必ずパリに戻ってきてね。帰らないで欲しいけれど、それが人生だから。でもちぃは遠くない未来にパリに戻ってくる気がするわ」
と言ってくれました。

はい!戻る気満々です
マダムの予言が当たればいいなって思っています。
が!
今はただただ「奇跡のメダイ教会」で購入したおメダイのマリア様に祈るばかりです

彼女は2年以内に日本に遊びにくる予定らしいのですが、
その前にわたしが戻れますように(-人-)

でないとまたフランス語忘れちゃうー
時差ぼけで全然眠れませんでした



帰りはハノイでの乗り継ぎ待ちも実質30分くらいで楽なもんでした。

今まではヨーロッパに行くときの乗り継ぎって、ドイツとかオランダとかイギリス…つまり同じヨーロッパ圏内だったのですが、意外にベトナム乗り継ぎはおすすめです。

なぜかというと!
日本~ベトナム間が5時間くらい。
ベトナム~フランス間が多分8時間くらい?
つまり、わたしのように足がむくむ体質の人にはちょうどいいタイミングで地上に足をつけることができるわけです

もうね、フランス着いたときのわたしの足は、一週間だけいたルームメイトいわく…
「亡くなる直前の父がちょうどそんな足してた」
…らしいです。

ただしハノイのノイバイ空港は取り繕うためのどんな言葉も思いつかないくらいしょぼいので、行きのときのような10時間待ちとかは本当にきついです。



出発前日、マダムがわたしに
「明日はパリはいいお天気よ」と言っていたのですが、実際は朝方少し光が差しただけでどしゃ降り。
ベトナムもくもり。
日本もくもり。
なんなの?

これはわたしの涙雨だなって思いました。


帰って早々、日本人の冷たさに辟易してパリに帰りたくなってしまったのです。

だってね、28キロのスーツケースとPCとかばんを持ったわたしがメトロの階段で苦戦しかかると、パリではすぐに男性が現れてスーツケースを持ってくれるわけですよ。
男性だけじゃなく普通に女性も手伝ってくれました。

でも日本ではみーんな知らんぷり!
日本の駅でスーツケースをがたごとやってたら、親切に手伝ってくれたのはスリランカ人でした。
以前も手伝ってくれたのは中国人だったし…


日本人は真面目で勤勉でマナーがよいけれど、困ってる人や助けが必要な人に対して自然に優しい行動に出られない冷たいところのある国民だなって実感してしまいました。
シャイだといえば聞こえはいいですけどね…

これは確かに日本で倒れたら放置かもね…



…と早くもパリに戻りたい気満々なのですが、もちろん日本の方がいいことだっていっぱいあります。

全体的に清潔だし、トイレの水洗も勢い強いし、なにより和食はやっぱり世界一です!わたしにはね。



でもやっぱり…
日本て心になにかしらのつよーい圧迫を与える国だなって思います。

だからこそ、日本人のマナーのよさや奥ゆかしさは世界に誇れるものだとも思うのですが…



これ、前回帰国時と同じ症状です。
わたしは勝手に「パリ症候群」と呼んでいるのですが、しばらくはパリを思って涙に暮れる夜を過ごすことでしょう。



そのうち世界で一番といっても過言ではないほど便利で快適な「魔法の国、日本」になじんじゃうんですけどね


今のわたしは遠くない未来にパリに戻る気満々です!

もうすぐ帰国です。

パリに来る前はいやでいやでたまらなかったのですが、

今はむしろさびしくてしかたありません。




思っていたより史料収集ができたこと、

もちろんそれは、フランス語が達者でもない日本人学生に親切に熱心に対応してくれた史料館、図書館のみなさんのおかげです。


フランス語もだいぶ思い出してきたこと、

前回留学からけっこうな年月を経ていたので

着いた当初は全然聞き取れないししゃべれなくて、

でも史料館や図書館の人たちも

滞在先のマダムも

わたしがわかるまでゆっくり説明してくれました。

(聞き取りもしゃべりもある程度スムーズにいくまでに

一か月かかるってこともよくわかりました)






そんなこんなで!

最近のことをちょっと。


パリではセールが始まりまして、

わたしは思い出の品兼自分へのご褒美として

レペットで靴を買ってしまったのですо(ж>▽<)y ☆




じゃーん!!


20%引きでした。

だってね、素敵な靴は女の子を素敵なところへ連れて行ってくれるんですよ( ´艸`)

女の子って年でもないのですが…






あとは、嬉しいこともありました。

先日、サン=ドニのarchives nationales が

いじわるだったエピソードをUPしてしまいましたが、

月曜に再び訪れてみると

件のアンテルディおじさんはいなくて、

他の人たちがとっても親切にしてくれたのです。


わたしがサン=ドニで一番欲しい史料が

すぐに出せるものではなく、

通常、予約して2~3週間待ちということがわかりました。


予約を手伝ってくれたおじさんに

「7月4日に日本に帰らなきゃならないの。

どうしてもダメですか?」と尋ねたところ、

その日の責任者にかけ合ってくれて、

しかも責任者の人も一生懸命交渉してくれて、

「明日閲覧できるようにしたから、またおいで」と

言ってくれたのです。


おかげで重要な史料の写真をギリで

入手することができました。


たとえばお店だとか、

組織だとか集まりだとか国だとか、

大きく見ると嫌悪感を持ってしまうことはあるけれど、

個人で接してみると

全然違う印象になることがある例だと思います。


日中韓関係もよろしくないようですが、

先月日本ででかい本を15冊くらい購入して

駅の階段で泣きそうになりながら

スーツケースを引きずっていたときに

中国人の母娘が手伝ってくれたり、

今回経由地のベトナム、ハノイの空港で

無防備に爆睡していたら

(10時間待ちだったから疲れちゃって)

韓国人のおばちゃんが起こしてくれたり…


今回もサン=ドニのarchives nationalesを嫌いになりかけていたけれど、

それはたまたま以前接したおじさんが親切でなかっただけで、

そうでない人もいるんだとわかってよかったです。






ほかにはですね、

昨日、地方の大学院に留学していた友人と会いました。

「じゃあ日本でね」って別れたのですが、

今日の午後、マレ地区のarchives nationalesに行ったら

ばったり出くわしました。

マレ地区のarchives nationalesは美術館と併設されているのですが、

わたしはarchivesの方に用があり、

彼は美術館の方に来ていたみたいです。


かわいい女の子連れ(彼女ではないと思いますが)だったので

あえて素通りしてあげようとしたのに

声をかけられたので立ち止まることになりました。

わたし、死ぬほど急いでたのですが…


ちなみに、こういうばったりはたまにあり、

わたしは千葉県民なのですが、

家族旅行で行った徳島県で

鳴門の渦潮を見る船に乗船中、

母の友人夫婦に遇いました。


ニースのビーチで友人(日本人)と遊んでいたら、

その友人の友人(留学でもなんでもなくただの旅行です。わたしと友人も旅行でした)に出くわしたこともあります。


世の中って狭いのです。

悪いことはできません。






そんなこんなで

明後日には帰国です!

ベトナム経由なので到着は明明後日ですが…


帰ったら、

たこ焼きとラーメンとお寿司が食べたいです(*´Д`)=з






雨のピラミッド



土曜はどしゃ降りでしたヽ(;´ω`)ノ



昨日打ってもらった解熱剤の点滴のおかげで

元気…とまではいかないものの

今日は史料収集にも行けました。





落ち着きのないタイトルですが、

今日はまんまです( ̄▽+ ̄*)

そして完全に自己満足記事です。

読まない方がいいくらいのオチのない独り言です。



※注意※

大きなネタバレには触れていないつもりですが、

あらすじは書いたりします。

あと、わたしは常から

わたし自身の主観で映画(とかドラマとか小説とかマンガとかetc…)を観るクセがあります。

たまーにずれてる指摘を受けることがあるので、

あらすじを信用しないでください(^▽^;)


ちなみにずれてる指摘を受けたのはですね、

思い出せるだけで…

ロシア映画の『太陽に灼かれて』とか

韓国ドラマの『太王四神記』とか

(上記2つは主人公のライバル視点で観てしまったため、

主人公を完全に邪魔キャラとして説明した結果、

観た人たちから「それ違う!」指摘を受けました)

あと小説では「京極堂シリーズ」木場さんのイメージがまめちゃんと相当違ってましたね!



わたしには三度の飯より好きなものが2つあります。

それが映画と高校野球なんですけれども…


まあそれはおいておいて、

成田→ハノイ→パリ間の飛行機で観た映画について。

(いまさらー)


『やさしい本泥棒』

『アナと雪の女王』

『あなたを抱きしめる日まで』


実はわたし、『アナと雪の女王』と『あなたを抱きしめる日まで』は気になっていながらも劇場に足を運べていなかったので、すごく嬉しかったです。


なのに最初のチョイスは『やさしい本泥棒』。

舞台が第二次大戦中のドイツで、主人公の少女は養父母とともにユダヤ人の青年を匿い、彼のためにお金持ちの家からこっそりナチスご禁制の本を拝借したりして(読み終わると返すんですけどね)、それで得た知識がみんなの希望になる、というお話です。

好きそうでしょ!

知らなかったのですが、ヨーロッパですごーくよく売れた本の実写化みたいです。


『アナ…』は説明なしでいいですね!

感想としては、序盤のアナにイライラしました。

エリザの方に共感しちゃって…

4月くらいから部屋でひとりで「ありのーままのー」と歌っていたのですが、

全体的に想像と違う内容でした。

パリに来てから知ったんですけど、

ディズニー映画のテーマソングって世界各国版があるらしいですね!

帰国したらフランス語版聞いてみよー。


『あなたを…』はなんだかね、

昔観た『マグダレンの祈り』を思い出しました。

アイルランドはカトリックが強くて、しかもかなり厳格で、

ちょっと前(30~40年くらい前までだと思うんですけど)までは

未婚で子どもを産んだり、

婚前交渉(本人の同意がないものであっても)があったりすると、

それを恥じた親とかが修道院に無理矢理入れちゃうことがあったみたいです。

修道院といっても尼さんになるわけではなく

下働きみたいなことさせられるような、いわゆる更生施設なんですよね。

『マグダレンの祈り』よりは爽やかな終わりでしたけど

(でも実話だそうです)

こーんな最近まで、ここまでひどい人権侵害がおこなわれてたかと思うと本当に怖いです。

千葉の田舎なんかも似たようなもんですけどね。

ちなみにわたしは『マグダレンの祈り』の方がアクが強くて好きです。


帰りは別の映画上映してるといいなーって思ってます。



あとはですね…

先日、滞在先のマダムが

「ちぃ!わたし昨日の深夜に"L'Empire de Sens"を観たのよ。

あなたは知らないはずよ。日本では禁止だから!」

と、どや顔で話してました。

訳すと「肉欲の帝国」とか「官能の帝国」くらいですかね?

「それ日本映画?」と聞くと

「そう!でも日本では禁止なの!

だからちぃは知らないはず。ネットで調べてみて。

すっごいすっごい美しいんだから!!」と言われ、

調べてみると…

大島渚監督の『愛のコリーダ』でした。


確かにタイトルは聞いたことあるけど観たことはない…

けれども…

日本で禁止なの?


なんかさらに調べてみると

いわゆる阿部定事件を映画化した作品で、

かなり過激なので日本のDVDでは修正やらモザイクやらがかかってるみたいです。

でも外国や映画ファンの評価はすごい高くて、外国で売ってる無修正版は本当に美しい男女の愛を表現しているらしくオススメだそうです。

ちょっと探してみようかと思ってます。






と、ここでDVD話に移るんですが、

フランスには大手チェーンのFnacという店がありまして、

日本でいうとTSUTAYAさんですね。

CD、DVD、ブルーレイ、本、文房具、電化製品なんかをぜーんぶ取り扱ってるお店です。

『愛のコリーダ』うんぬんの話が出る前から、

日本では手に入りにくい作品や安価で買える作品を求めて

たまにぶらぶらしてたのですが、


10ユーロで

『プチニコラ』

13ユーロで

『娼婦ベロニカ』

シリーズ3本セット29.99ユーロで

『スパニッシュ・アパートメント』

『ロシアン・ドール』

"casse-tete chinois"(日本上映前なので原題)

5本30ユーロの特売で

『タイピスト』

『ミッドナイト・イン・パリ』(邦題合ってるかな?)

『スーサイド・ショップ』

『ハンナ・アーレント』

"LANDES"(これも日本上映前)


これらをすでに手に入れて満足してるのです(o^-')b

でも上記の作品は格安で手に入れたというだけで、

日本でも入手可能なんです。



目下、捜索中の作品

『さよならモンペール』

『裸足のマリー』

『ラスト・ハーレム』

『世界で一番好きな人』

『レディ・ジェーン 愛と運命のふたり』


上から4つはすべてフランス映画で、

日本でも買えないことはないといえば

買えなくもないのですが希少らしく、

Amazonの中古で結構なお値段になってました。


『レディ・ジェーン…』は日本劇場未公開(VHSは出ました)イギリス映画で、

Amazonさんで探してもDVDは輸入盤のみなのですが、

なんとよくよく調べたらTSUTAYAさんが限定販売してたことが発覚!

これは帰国次第即買いですね!






そんなこんなで映画ばかり探してるわけではなく、

ちゃんと史料収集もしてたわけですが…

今まで書かずにきましたが、

わたしでも腹の立つことだってあったのです。


ほとんどのbibliothequeやarchivesはすごく親切で、

困っていると一緒に探してくれたり、

わかるまで説明してくれたり、

遠くから来てるし少しだけだからと本当はダメなところでもコッソリ写真を撮らせてくれたり、

ちょっと離れたところにある史料(歩いて10分とかですけどね)をわざわざ取りに行ってくれたり、

本当にありがたかったんですけどね…


3つほどどうにもならないところがありまして…


本当にどうにもならない2つは

bibliotheque du Palais Bourbon

国民議会(下院議員)の図書館と

bibliotheque du Senat

元老院(上院議員)の図書館なんです。


もうこの2つはどうしたもんかね…

中にも入れませんでしたよ(当然ですが)


でもまぁ、この2つは残念ではあったけれども

腹が立ったとかそういうのではなく。

本当にカチンときたのは…


archives nationales St-Denis


archives nationalesは記事に何度か書きましたが、

3つくらいあります。

パリ、マレ地区にあるarchives nationales Paris

これは最近通ってるとこです。

それから問題のサン=ドニにあるarchives nationales St-Denis

あと、先日お城を見に行ったフォンテーヌブローにもあるみたいなのですが、ここは関係ないので行ったこともないし、これからも行かないと思います。



でね、なにに腹が立ったかというと、

閲覧室に入った途端、おっさんに

「アンテルディ!アンテルディ!(禁止!禁止!)」と

追い返されたのですよ。

なにがアンテルディなのか説明もなく!

カバンかな?と思い、

荷物をロッカーに預けて必要書類を館指定の透明カバンに入れて再び入室。

さっきいたおっさんはいなくて、

初老の女性がOKしてくれたのでそのまま作業を始めようとしたら

おっさん再登場…

「アンテルディ!アンテルディ!」

「なにが?!」

「そのファイル!」


探す史料の請求番号やらタイトルやらの書類が入ったファイル持ち込めなくてどうやって史料収集すんの?!とイライラし始めたところで、

よく見るとみんな紙類とかPCとか持ち込んでるじゃん!

「他の人たち持ち込んでますよね?!」

「だからそのファイルがアンテルディ!」

はあ?と思いながらしぶしぶ引き下がり、

しかたなく1枚だけメモ紙持って入ったら今度はOK。


それで館内PCで検索し始めたら、

今度はわざわざやって来て「席の確保してからにして」

で、確保。

「なに探してんの?」

「これ(メモ紙だから1つしか書いてないやつです)」

「あ、これはない」

よく見もしないでーーー!!


まあ実際、マレ地区の方にあったんですけどね。



同じarchives nationalesでもパリ、マレ地区の対応編…


例の館指定の透明カバンにファイルを入れて入ろうとしたところ、

「あ、ファイルはダメなんだよ。だから退室するまでここ(受付)で預かってあげる。中身の紙は全部持って行っていいんだよ」

なるほどー!って思いました。

サン=ドニでもそう言ってくれればわかったのに。


史料請求ルームでも、

やり方がわかるまで一緒に手伝ってくれたり、

請求コードがわからないものは調べてくれたり、

本当に本当に親切で、

同じ組織でこの差はなに?って思いました。


というか、逆に親切じゃなかったのサン=ドニだけなんですけど…



やっぱ僻地にあるからですかね(◎`ε´◎ )







今回は病院での出来事なので

生々しいエピソードも入っています。

NGな場合は読まないようにしてくださいね。





昨夜は熱がぶわっと出まして

トイレに行くのもひと苦労だったのですが、

朝になってみればそれほどでもなく

普通に朝ごはんを食べて外に出ました。


外に出てお日さまの光をあびてクラクラした瞬間

ちょっといやな予感はしたのですが、

滞在日数も残り少ないし、

archives nationalesでマイクロ史料を写真に撮るだけと決めて

バスに乗りました。


乗ってすぐに気持ちが悪くなり、

「やばい…やばい…」と思いながら

停留所を2つ過ぎたところで限界。


飛び出すようにして降りて、

なんとか歩いて帰らねば…

いや、大した距離じゃないけどタクシー拾おう…

とか考えながらふらふら歩いているうちに

滝のような汗とともに視界がだんだん狭くなり

目のまわりがオセロから砂嵐になり…

しゃがんだつもりで意識を失ったみたいです。





それからすぐなのか

それとも少ししてからかわからないのですが、

逆光で顔はよく見えなかったのですが、

40代くらいの女性が「大丈夫?大丈夫?」と

抱えて聞いてくれているのがわかりました。


そのあとなにがあったのかよくわからないまま、

次に気づくと60代くらいでしょうか?

とにかくさっきとは違う女性が

手を握りながら顔や首の汗を拭いてくれていました。

まだ意識はもやもやしてたのですが、

目をあけた瞬間、見えた頭の数に驚きました。


「やばい…人だかりできてる…」

とか思いながらまた意識が飛び、

次にだれかが頭の下にやわらかいものを敷いてくれている感触で気がつきました。

60代くらいの女性はずっとついていてくれて、

別のだれかが足を持ちあげていました。

(意識取り戻させるための措置かな?)

まだぽやーっとしてたのですが、

だれかが呼んだ救急車の救急隊員さんが

わたしを担ごうとしてうっかり髪を踏み、

ぶちぶちぶちぃっと抜けた瞬間に痛みで完全覚醒しました。

かろうじて60代くらいの女性に

「メ…メルシー マダム」とだけ伝え、

救急車の中へ。





まぁ意識が戻ったところで相当質問されました。

どこが痛いの?

苦しいとこある?

薬はいつも飲んでるの?

病気はもともとあるの?

家族に心臓悪い人いる?

タバコ吸う?

…などなど


途中でわたしはめんどうになり、

滞在先のマダムに電話して迎えに来てもらおうと

住所を見せて「ここに電話して」と言おうとしたら

「今はこれいらない」とか言われ、

しぶしぶ質問攻めに答えつづけました。


あとなんか、

なんの検査かわからないのですが

中指に針みたいの刺されて血を抜かれました。





そんなこんなで病院到着。

心電図検査したところで看護師さんが

「セ パ ビヤン(よくないわね)」

え?なに?なにがセ パ ビヤン?!(((゜д゜;)))


とか思ってたらなぜか病棟?の廊下に放置されること1時間くらいでしょうか?

心電図検査するときに素っ裸にされて病院着だけのわたしは寒くて寒くて…

近くに寄ってきた別の看護師さんに

「大丈夫?」と聞かれたので

「寒いです」と答えたら

彼女すたすた歩いて行ったので

毛布とか持ってきてくれるのかな?と待っていたら

彼女が持ってきたのは耳で熱はかるやつ!

ピッとはかったと思いきや

でかい声で「彼女、熱があるー!」とだれかに声をかけ、

救急用の診察室に連れていかれました。

ちなみにわたし、救急車乗ってからずっと移動ベッドの上です。





でですね、なんやかんやありましたが

わたしはなんでこんなことになったのか

大体想像がついていて…

風邪かな?と思ったちょうどその日に生理になったんですよ。

わたしは生理も重くて、

あまりのひどい痛みで動けなくなることもあるし

出血もひどくて貧血気味になるし

ついでに言えば

精神的に弱ったり

身体中にニキビができたりもするんです。


それに加えてこれまた他人より重い風邪でしょ。


わたしにとって恐怖以外のなにものでもない

風邪と生理が同時にやってくるという…

例えるならば戦争と自然災害が同時にやってくるようなものですよ!

日本にいるときだってこんな悲劇はめったにありません。


それをね、

診察にきた先生に説明したのですが…

また質問攻め(当然なんですけどね)

胸は痛くない?

頭は打ってない?

常用薬とかある?

もともと病気ある?

タバコ吸う?

(日本だったら「お酒飲む?」とか聞かれるけどこっちはお酒は聞かないのね)

感染症はある?

避妊はしてる?

(ちなみに「感染症」と「避妊」がわからず電子辞書に打ってもらいました)

「避妊」と出たところで、検査とかされたらめんどうなので、

こちらから「絶対に妊娠はしてません!」と言いました。

「ほんとに?絶対?」と聞き返されたので、

「ノン!」ときっぱり(゚ーÅ)





その後、尿検査とかやって寝てると

看護師さんが2人来て、

「血液検査と、あと熱があるので点滴します」


2人とも若いんだけど、

明らかに仕事慣れしてなさそうな方が

(でもめちゃかわいい人でした)

手首の血管を探しはじめました。

何度も腕を縛り直して

パンパンパンパン手首を叩くんだけど

なかなか見つからない。

そしたら慣れてそうな方が

「初めてのときはそんなもんよ」と言った気がします…

確かに「プルミエール フォワ(初めて)」と聞こえたのです。

なに?もしや看護師になって初めて患者に点滴するの?!

とかぶるぶるしてたのですが、

やっと血管を見つけたらしく、消毒してぐいっといきました。

が!なかなか入らずぐいぐいやってる!

痛っっってー!!(/TДT)/

その後なんとか針が入ったと思ったら

今度は血液検査のための血が出ないらしく、

見かねたベテランの方が

「手伝ってあげるわ」とかいいながら

多分近くの血管をぐっと押して無事血液採取成功。

点滴につないで

新人看護師さんひとこと

「ごめんなさい」(T▽T;)

なんか…いや、これがあなたの看護師としての技術の向上につながるんならいいんですよ…あなたかわいいし…とか思いながら、

「大丈夫ですよ、ありがとう」って言っておきました。





結果としてですね、

当然なんの問題もなし。

(心電図のときの「セ パ ビヤン」はなんだったんだろう?)

お医者さんに

「でも熱と咳があるのでアンチ???(抗生物質かな?)を処方しておきますね」と検査結果と処方箋を渡されました。

さっきのかわいい看護師さんが点滴を抜きに来たので

「お金はどこで払うの?」と聞いたら

「なにそれ?受付で聞いてみて」…みたいな。

受付のおじさん看護師に

「お金払うんですよね?」と聞いたら

「大丈夫、大丈夫。その必要はないよ」と言われ、

腑に落ちないながらもそのまま帰宅…

っていうか、自分がどこにいるかもわからない状況なんですけどね!

とりあえず人通りの多い方に向かって歩いてみたら、

滞在先からそんなに離れていないことに気づき

歩いて20分くらいで帰宅できました。





帰ってからマダムに

「お金払ってないんだけど…」と話したら

やっぱり「必要ない」って言ってました。

救急でかかったからかな?


お金かかったら保険会社に連絡するつもりだったんですけど、

なんか必要なさそうですね。










風邪をひきました…

1か月と甘くみて風邪薬持ってきてないのに(ノДT)

頓服だけはあるのですが…


わたしはもともと扁桃腺が大きく、

そのせいかのど風邪なのです。


以前、医者とお見合いしたときに

ひとつだけ得たものがありました。

のど風邪についての情報です。


風邪、のどからくる人が一番つらくて大変だそうです。

1か月くらい引きずると聞いて、

すごーく納得!!

わたしはすかさず扁桃腺の切除について聞いてみたのですが、

扁桃腺の切除というのはリスクも高く、

やめた方がいいらしいです。


あぁつらい…






さて、昨日の夜は「音楽のお祭り」という日でした。

ちょーっと風邪っぽいかな?と思っていたのですが

行ってみました。


バス停でちょっとしゃべってたお兄さん(ちょっとイケメンでした)に

どこに行くのがいいか聞いたところ、

バスチーユが一番キレイだけど危険!

オテル・ド・ヴィルならかなりキレイな上にバスチーユよりも安全だから

そっちに行きなよとのこと。

それでバスで移動してたのですが、

お祭りの影響でオデオンのかなり手前で強制途中下車…

ひとりぼっちのわたしが心配だったのか、

わかりやすいオデオンまでお兄さんが一緒についてきてくれました。


「みんなクレイジーになってるし、スリいるから気をつけて!

それから帰りは絶対メトロはダメだからね!

タクシー拾って帰ってよ。(;°皿°)」と

念を押されて別れたのですが、


こんな感じ…↓



ね(゚ー゚; クレイジーでしょ…




でもこんなにキレイなのです。

そこかしこで華やかな音楽が鳴り響いていて

みんなぐいぐい踊りまくってるのです。

…そして酔っぱらってハイになっているのです(^_^;)


23時過ぎにこれ以上はマズイと思い帰ることにしたのですが、

普通にメトロで帰りました。

だってさー!タクシー高いし!

メトロは確かに異常に混んでいたうえ、

ハイな人たちが奇声をあげまくってて

めちゃこわかったです。






そして恒例の作業ができない日曜日。

のどはキリでぐりぐりされてるかのように痛かったのですが、

部屋で寝てるのはもったいないと思い

重い身体をひきずって郊外のフォンテーヌブローに行ってきました。




どやっ!


フォンテーヌブロー宮殿は

ヴェルサイユ宮殿と比べるとかなり小規模なのですが、

ルネサンス期からフランス最後の帝制終了まで

歴代国王、王妃、皇帝、皇后が手を加えてきた

歴史の変遷をところどころに感じることのできる

すばらしい宮殿なのです。


そしてなんと!

わたし今回パリに来て、

初めて日本人を見かけませんでした!

パリは日本人がめちゃ多いんですよ。

最近ではメトロの放送にまで日本語入ってますからね。

みんなヴェルサイユとか行っちゃったのかな?




フランソワ1世の回廊です。

ヴェルサイユ宮殿の鏡の間に似てるけど

木の温かみが感じられて

いかにもルネサンス風です。




マリ=アントワネットが賭け事をしたお部屋とか




マリ=アントワネットのために作られたのに

実際に初めて使用したのはジョゼフィーヌだったベッドとか…




ナポレオンの玉座とか




ナポレオンが退位宣言に署名したお部屋とか



全部は載せきれないのでちょっぴりですが、

ヴェルサイユ宮殿とはまた異なる醍醐味のある宮殿なのです。







なんかね…

ほんとはディアヌ・ド・ポワチエとかガブリエル・デストレみたいな

王の公式寵姫の足跡をたどったり

各国王、皇帝のイニシャルを確認したり

マニアックなことをしたかったのですが、

もう身体が限界でひととおり見学して

出てきちゃいました( ´(ェ)`)




女神ディアヌの像です





宮殿を出て食べたアイスクリームがおいしくて

のどが気持ちよくて…



左がヌガーで右がピスタチオです




なんか広場では太極拳やってました(笑)


昨日はbibliotheque de l'Operaに史料集めに行きました。

書いて字のごとくオペラ・ガルニエ、

オペラ座内にある閲覧室です。




ファントムは今もここで暮らしているんでしょうか?



オペラ座は上演時間外に内部見学をする場合、

大人10ユーロの入場券を購入しなければならないのですが、

今回は史料の閲覧ということで無料で入れました。

ちょっぴり優越感…


プロヴァンの中世祭でコスプレイヤーさんたちより

5ユーロ多く払ったリベンジを果たした感じです。

(ほんと小さい人間ですみません)



とはいえ入るところも観光客と同じだし、

そんなに広いところでもないので

進んでくのも観光の人たちと一緒…


あれ?あたしなにしに来たんだっけ?



とにかくね、職員ぽい人が見つからないんです。

閲覧室の場所がわからず

観光客と一緒にうろうろうろうろ…


しながら写真撮ったり←最低




階段…罪悪感からうまく撮れてませんね






この人たちはオペラ座のマスコット的ななにかかな?





舞台と




柱と




天井ですね




で、ひととおりうろうろしたあと

(わざとじゃないですよ!)

首にカードを下げた女性を発見ヾ(@°▽°@)ノ


閲覧室を聞いたところ、

もうふつうに見学ルートの途中に小さいドアがあって、

それも白っぽいドアに薄いベージュ(だったかな?)のような色で

「閲覧室」と書いてありました。

わかるか!!ヾ(。`Д´。)ノ


これ、絶対初めての閲覧者は

わたしみたいに館内見学までしちゃいますよ。



でもここの職員の方もすごく親切で、

一緒に史料を探してくれて無事終了。


フランスのbibliothequeやarchivesの方は

意外にもすごく親切で熱心な方が多いです。



今回は観劇の予定はありませんが、

前回留学時には

オルフェウスを主人公にしたバレエを観ました。


…あまりおもしろくありませんでした…

なんかね、現代バレエでわかりづらく

衣装も音楽も華やかじゃなかったんですよ。

有名な話なので、

ふつうに古典的にやってくれれば楽しめただろうに。


席に座ったことに意義があった感じ?


それに比べて、

オペラ・バスチーユで観たバレエ「ロミオとジュリエット」は

すごくよかったです!

わたしのようなバレエ観劇初心者には

衣装と音楽が一番印象に残るもんですから。





オペラ座見学…

もといbibliotheque de l'Operaでの史料収集の帰りに

アンヴァリッドで途中下車して、

アレクサンドル3世橋のたもとでしばしぼんやり…




ここ数日パリは風が強く、

朝夕かなり寒いです




橋にものぼりました

奥に見えるのがアンヴァリッド


アンヴァリッドは

わたしがパリで一番におしたい観光スポットです。

中に軍事博物館があって、

戦争(について勉強するのが)好きな人なら

何時間でも過ごせるような

フランス軍事史をたどるにはもってこいの場所です。


展示物もたくさんありますし、

日本人が想像するような痛々しい戦争ではなく

栄光のフランス軍事史、

とでも言いましょうか、華やかな博物館です。

(ちょっとだけ第二次世界大戦中のユダヤ人およびロマ人、ゲイ、政治犯などの方々への迫害の展示もあり、そこはちょっと落ち込みますが)






アレクサンドル3世橋から見えるエッフェル塔

雲間からさす光がきれいでしょ





でも…

デモ!



パリではよく見かけるのです。


ちょっと気づいたのですが、

もちろんデモ大好きフランスですから

以前留学してたときからデモはよく見かけたのですが、

最近は妙にものものしい感じがします。


どういうことかというと、

やたらおまわりさんが多い!

しかも(武器にくわしくないんだけど)

機関銃?みたいな?でかい銃をかまえてるんですよ!


しばらくパリから離れてるうちに

なんかあったのかな?





精神医学の乱用停止を求めてるみたいです。




これはオデオンからサンミシェルのあたりだったのですが、

わりと小規模でお遍路さんみたいでした。




こんなのはかわいいもんですよ。

おまわりさんも銃かまえてなかったしね。

こわかったのは昨日、

archives de la Comedie Francaiseから出てきたところに

ちょうど出くわしたこの大規模デモ!




パレ=ロワイヤルとルーヴルの間の広場から始まって




ルーヴルにつっこんで行きました。




なんかね、おまわりさんの数がはんぱないの!

しかもみんな銃かまえてるし…

途中でどーん!!って爆発音聞こえたし…


え?なんで知ってるかって?

そしてなんで写真まで撮ってるのかって?


…かなりこわかったんですが、

なんか気になってルーヴル入るとこまで

ついて行っちゃったんです(^▽^;)←ばか


しかも、途中で壁に寄りかかりたくなって、

明らかにおまわりさんがガードしてるエリアに

入ろうとして(なに考えてたんだろ?)

おまわりさんにめっちゃ制止されたんですけど←ほんとばか



パリのデモは

基本的には死者とかが出るようなものではないとは思いますが、

みんな興奮してるし、

人も多いので転んで怪我をしたり

スリに狙われたりする危険があります。

わたしのようにうっかりおまわりさんエリアに入ったりして

逮捕とかされても大変です(逮捕はされてませんけどね!)。

あまり近づかないのが賢明だとは思いますm(_ _ )m