同学年は誰だ | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日2月11日は、2020年、オーストリア・ウイーン公演@Gasometerが行われた日DEATH。

<2021年2月10日現在>
PCR検査数     累積7,380,547    1月10日5,390,986    直近1か月1,989,561
陽性判定者数     累積408,186    1月10日280,775    直近1か月127,411
死者        累積6,557    1月10日3,996        直近1か月2,561
致死率         累積1.61%    1月10日1.42%        直近1か月2.01%
(データ元:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料」)        
        
昨年初出場したNHK紅白歌合戦で、BABYMETALは、今を時めく坂道3グループと“共演”したわけだが、数多いメンバーの中で、SU-METAL、MOAMETALと同い年なのは誰だろう。
ベストアルバム『10 BABYMETAL YEARS』が昨年リリースされたように、BABYMETALはすでにデビュー10周年を越えた。初めて観客の前で歌い踊ったのをデビューとすると、BABYMETALがさくら学院重音部として初お目見えしたのは2010年11月28日である。
これに対して、乃木坂46は2011年9月25日の「メンバーお見立て会」(SME乃木坂ビル)がデビューである。
当時の一期生は、SU-METALの姉、中元日芽香を含む36名だった。その多くがすでに卒業しているが、2013年5月に二期生、2016年9月に三期生、2018年11月~2020年2月に四期生が加入し、現在は一期生8名、二期生8名、三期生12名、四期生11名、新四期生5名の総勢44名となっている。
櫻坂46(旧欅坂46)は、2015年8月に「お披露目会見」を行ったが、実質的には10月4日深夜の冠番組『欅って書けない』がファンの前でのデビューになる。
2016年4月にはテレビ朝日『ミュージックステーション』でBABYMETALと初共演した。
平手友梨奈を最年少センターとして、選抜なし、アンダーグループ(ひらがなけやき)との入れ替えなしの体制だったが、2018年11月に二期生9名、2020年2月に新二期生6名が加入。ほぼ同時期に平手友梨奈ほか一期生数名が脱退し、2020年10月に櫻坂46に改名。現在は、一期生11名、二期生9名、新二期生6名の26名体制。うち、二期生の松平璃子が先日卒業を表明した。
今やメンバーをテレビで見ない日はない文字通りのトップアイドルグループとなった日向坂46は、2015年11月、欅坂46に特例として加入した長濱ねるをセンターとするアンダーグループ、けやき坂46(ひらがなけやき)として結成された。欅坂46は、シングルごとの入れ替えなし体制だったため、独自の活動を続け、2017年8月には二期生が加入。

2018年1月、平手友梨奈の負傷欠場のため、日本武道館3Days公演を単独で務め、4月には冠番組『ひらがな推し』がスタート。6月にはひらがなけやきの独立デビューアルバム『走り出す瞬間』をリリースし、11月には三期生1名が加入した。
2019年2月、日向坂46に改名し、3月にリリースしたデビューシングル「キュン」は、欅坂46が保持していた女性アイドルグループデビューシングル売り上げ記録を更新した。
2020年2月、新三期生3名が加入し、現在は、1期生9名、二期生9名、三期生1名、新三期生3名の22名体制となっている。
さて、グループとしての活動歴や、世界的知名度では、BABYMETALはこれら坂道グループのメンバーにとっては「先輩」になるわけだが、何せ2010年のデビュー時には、小学校5年生と中学1年生だったので、年齢的には、これらグループのメンバーとほぼ同じである。
1997年12月20日生まれのSU-METALこと中元すず香と同学年の坂道メンバーは以下のとおり。

<乃木坂46>
山崎怜奈(1997年5月生まれ、二期生)
樋口日奈(1998年1月生まれ、一期生)
星野みなみ(1998年2月生まれ、一期生)
佐藤楓(1998年3月生まれ、三期生)

<櫻坂46>
土生瑞穂(1997年7月生まれ、一期生)
尾関梨香(1997年10月生まれ、一期生)
守屋茜(1997年11月生まれ、一期生、前副キャプテン)
齋藤冬優花(1998年1月生まれ、一期生)

<日向坂46>
齊藤京子(1997年5月生まれ、一期生)
潮紗理菜(1997年12月生まれ、一期生)
加藤史帆(1998年2月生まれ、一期生)
 

櫻坂46の“鬼軍曹”守屋茜はともかく、SU-METALが乃木坂46のKawaii担当星野みなみや、日向坂46の“クールあんぽんたん”加藤史帆、“ラーメン大好き”齊藤京子と同学年というのは、ちょっと意外かもしれない。
1999年7月4日生まれのMOAMETALこと菊地最愛と同学年の坂道メンバーは以下のとおり。

<乃木坂46>
山下美月(1999年7月生まれ、三期生)
向井葉月(1999年8月生まれ、三期生)
大園桃子(1999年9月生まれ、三期生)
渡辺みり愛(199年11月生まれ、二期生)

<櫻坂46>
遠藤光莉(1999年4月生まれ、新二期生)
小林由衣(1999年10月生まれ、一期生)
大沼晶保(1999年10月生まれ、新二期生)
松田里奈(1999年10月生まれ、二期生、現副キャプテン)
守屋麗奈(2000年1月生まれ、新二期生)

<日向坂46>
松田好花(1999年4月生まれ、二期生)
宮田愛萌(1999年4月生まれ、二期生)
佐々木美玲(1999年12月生まれ、一期生)
渡邉美穂(2000年2月生まれ、二期生)

この学年は頭の回転が速く、バラエティ適性に優れたメンバーが多い。
乃木坂では、秋元真夏の“あざとい”キャラをゆるっと継承しつつ、外番組でも活躍し、新曲「僕はぼくを好きになる」のセンターとなった山下美月。
櫻坂46では、クリエイティブセンス抜群の小林由衣、二期生ながら副キャプテンに任命された松田里奈。
日向坂46では、冠番組で全メンバーが「バラドル」と化している中、ひらがな時代からセンターを務め、「アザトカワイイ」で再びセンターとなった“みーぱん”こと佐々木美玲、運動能力に優れ、外番組でも傑出した才能を見せている渡邉美穂といったメンバーが、MOAと同学年である。
2003年3月3日生まれの岡崎百々子の同学年はというと、乃木坂46では矢久保美緒(2002年8月生まれ、四期生)、伊藤理々杏(2002年10月生まれ、三期生)、掛橋紗耶香(2002年11月生まれ、四期生)、柴田柚菜(2003年3月生まれ、四期生)の4名。
櫻坂46では、幸阪茉里乃(2002年12月生まれ、新二期生)だけ。
日向坂46では、“おすし”こと金村美玖(2002年9月生まれ、二期生)、「キュン」以降3枚のシングルでセンターを務めた“こさかな”こと小坂菜緒(2002年9月生まれ、二期生)、濱岸ひより(2002年9月生まれ、二期生)の3名がいた。

 


芸人さんの世界でも同じだが、年齢とキャリアは異なり、年下の「先輩」や年上の「後輩」がいるのが当たり前なのが芸能界である。
しかも、アイドル界では、一定の年齢に達して「卒業」し、グループの看板を外して芸能活動を続けても、アイドル時代と同じ知名度やテレビ露出を維持し続けるのは至難の業である。
グループ卒業後、テレビ局の社員アナウンサーになった者もいるが、かつてのトップアイドルグループ出身者で、現在もテレビに出続けているのは、ほんの数名にとどまる。
アイドリング!!!で、現在もコンスタントにテレビに出続けているのは、かつてユニバーサルJの社屋で、菊地最愛を抱っこした菊地亜美と、尻相撲をした朝日奈央の二人だけではないか。
したがって、今、冠番組でぼくらを楽しませてくれているアイドルグループのメンバーは、まさしく「今が花」といえる。
ただ、テレビのバラエティだけが芸能活動ではない。舞台、ミュージカル、女優、ファンベースは小さくても息の長い音楽活動など、表現者であり続けることは可能だ。
年を重ねていけば、ほんの数年の年齢差やキャリアの差は無意味になっていく。
BABYMETALの場合、小中学生で芸能活動を始めたうえ、主戦場はテレビではなく、世界の音楽市場なので、今後も表現者としての深みに向けて長いキャリアを積んでいける。
そのファンであることの喜びをかみしめながら、旬のアイドルたちにもエールを送りたい。