隣の隣のおばあちゃん
鼻歌を歌いながらいつも廊下を歩いてリハビリをしている
昨晩、いつものリハビリの途中にオレの病室に顔を出し
「兄ちゃんあそびにきなへ!」
と言う
最初なに言っているのかわからず、笑顔で頭をさげたのだが
2往復目、また顔を出し
「兄ちゃん遊びにきなへ!」
ん? 遊びに来いと言うのか?
また愛想笑いで受け流したのだが…
3往復目
「兄ちゃん遊びにきなへ!」
はい!と言い遊びに行った…(´・ω・`)
おばあちゃんの病室へ行ってみると、超熟マダム達が笑顔で迎えてくれた
その後は質問攻め
彼女はいるのか、結婚してるのか、どこに住んでる、足どうした?(この質問は7回目…)などなど
今は独り者で彼女もいないんですよと言うと
こんないい男に彼女がいないわけがない!と信じてもらえず
おらはこんな男性と付き合いたいと言い出す
嬉しいような…そうでないような…そうでないような…そうでない…(´・ω・`)
そんなおばあちゃん
今日、退院したよ
喜ばしい事なんだけど、やっぱ寂しい…
そして最後のリハビリの時
1往復目

2往復目

いろいろ頂いた
そして3往復目
ノートとボールペンを持ってきて、サインちょうだいと言う
そこにはいろんな方の名前が書いてあった
そして退院の時
病院着から私服に着替えたおばあちゃんは、凛とした中に少し寂しさも漂わせていた
どうやら家に帰るのではなく、施設に入るのだそうだ…
お見送りに出ると
兄ちゃんありがとなぁ。もう会うこともないから、ここにサインちょうだい!
…(´・ω・`)
渡されたノートには既にオレの名前が書いてあるのだが、もう一度書いた
ほんの少しの間だったけど
楽しかったな
おばあちゃん元気でね!
ありがと