隣の隣のおばあちゃん





鼻歌を歌いながらいつも廊下を歩いてリハビリをしている




昨晩、いつものリハビリの途中にオレの病室に顔を出し




「兄ちゃんあそびにきなへ!」




と言う




最初なに言っているのかわからず、笑顔で頭をさげたのだが




2往復目、また顔を出し




「兄ちゃん遊びにきなへ!」




ん? 遊びに来いと言うのか?




また愛想笑いで受け流したのだが…




3往復目




「兄ちゃん遊びにきなへ!」




はい!と言い遊びに行った…(´・ω・`)




おばあちゃんの病室へ行ってみると、超熟マダム達が笑顔で迎えてくれた




その後は質問攻め




彼女はいるのか、結婚してるのか、どこに住んでる、足どうした?(この質問は7回目…)などなど




今は独り者で彼女もいないんですよと言うと




こんないい男に彼女がいないわけがない!と信じてもらえず




おらはこんな男性と付き合いたいと言い出す




嬉しいような…そうでないような…そうでないような…そうでない…(´・ω・`)









そんなおばあちゃん




今日、退院したよ




喜ばしい事なんだけど、やっぱ寂しい…




そして最後のリハビリの時




1往復目

じゃいぺーす☆★-F1000511.jpg




2往復目

じゃいぺーす☆★-F1000512.jpg




いろいろ頂いた




そして3往復目




ノートとボールペンを持ってきて、サインちょうだいと言う




そこにはいろんな方の名前が書いてあった




そして退院の時




病院着から私服に着替えたおばあちゃんは、凛とした中に少し寂しさも漂わせていた




どうやら家に帰るのではなく、施設に入るのだそうだ…




お見送りに出ると




兄ちゃんありがとなぁ。もう会うこともないから、ここにサインちょうだい!




…(´・ω・`)




渡されたノートには既にオレの名前が書いてあるのだが、もう一度書いた











ほんの少しの間だったけど




楽しかったな




おばあちゃん元気でね!




ありがと