鼻筋がへこんだ鞍鼻の原因と矯正方法！

2019年度
顧客が信頼するブランド大賞
JAYJUN美容形成外科＆皮膚科
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鼻筋がへこんだ鞍鼻の原因と矯正方法！

顔の中央にある鼻は、
呼吸をするためだけでなく
お顔全体のイメージに大きな影響を
及ぼすパーツではないでしょうか。
そのためか、顔全体に比べて
鼻が低かったり鼻筋が突き出ているなど、
鼻の形でお悩みの方も多いかと思います。

その中でも、鼻筋がへこんで鼻が
低くなっていることにお悩みの患者様が、
当院に手術を受けようと
来院してくださることが多いです。
そして、
鼻筋がへこんで平べったく見える鼻は、
鞍鼻であることが考えられます。
そこで今日は、鼻筋がへこんで
鞍鼻になっている原因と矯正手術方法
について詳しく解説しようと思います。

鞍鼻（saddle nose)とは

鞍鼻（saddle nose)は、
鼻筋がへこんで陥没し、
馬の鞍のように見える鼻のことを指します。
一般的に鞍鼻は、鼻筋と小鼻の幅が
広く鼻先も低くなっていて、
さらに鼻が全体的にくぼんでいるように
見えることもあります。
上記のような症状だけ
生じていることもありますが、
ワシ鼻などが同時に
発症していることもあります。
また、ワシ鼻でなくても
鼻のへこんでいる部分のせいで
相対的に突き出ている部分がワシ鼻のように
見えることもあります。

鞍鼻（saddle nose)の原因
鞍鼻は、鼻中隔矯正手術や
鼻整形後に発生したり、
鼻をぶつけた時に生じる外傷などといった
後天的に発生することが多くの原因と
言われています。
さらに、
病気や腫瘍切除などでも生じることがあり、
先天的に鼻中隔が過少発育している場合にも
発生する可能性があります。

鼻の構造をよく見てみると、
両側上の鼻翼軟骨の間に
鼻中隔軟骨があります。
鼻中隔軟骨は鼻の中心の柱の役割を担っており、
2つの鼻の穴を区切る仕切り(septum)です。
上側は薄い骨、鼻先は軟骨でできています。
また、鞍鼻は鼻中隔軟骨のせいで
生じることがほとんどです。
この鼻中隔軟骨が上側に過度に
突出していればワシ鼻(hump nose)
になることもありますし、
中間で曲がっていれば鼻の穴が
左右非対称になったり片方の鼻が
詰まったりもします。
一方で鼻中隔軟骨が支える役割を
果たさない場合は、
鼻筋が窪んで鞍鼻になることもあります。

鞍鼻は見た目でお悩みになるだけでなく、
鼻の内側の疾患である鼻中隔湾曲症や
鼻炎、蓄膿症といった症状を併発するため、
矯正する必要があります。
損傷した鼻中隔を復元して鼻の形を
キープする手術を鞍鼻矯正手術といい、
難易度が高い手術です。

鞍鼻（saddle nose）矯正手術方法
鞍鼻（saddle nose）を矯正する方法は、
症状が軽微なケースと酷いケースに
分けることができます。
鞍鼻は、崩れている支えを手術前に
しっかりと復元することで
矯正することができます。
まず鼻先を整えてから、
それに合う形で鼻筋ラインを
整えることが重要です。

鞍鼻の症状が軽微な場合は、
軟骨を移植するだけでも
矯正することができます。
鞍鼻の症状の程度がひどくなく、
軟骨性の鼻筋の支えがあり、
鼻の穴が綺麗に開いている場合に可能です。
鼻中隔軟骨や肋軟骨などを利用し、
矯正することができます。

しかし

鞍鼻の症状がひどい場合は、
鼻中隔の支えが弱くなっていたり、
そもそも支えがないことが多いです。
そのため、弱くなったり消失した
鼻中隔を様々な自家軟骨を使用して代用し、
再建する必要があります。
鼻筋を理想の高さにしたい場合は、
シリコンなどの人工プロテーゼを
利用して高さを調節し、
鼻筋を整えることになります。

こういったプロセス経るためには、
まず経験豊富な医療スタッフから
十分にカウンセリングを受け、
3D-CTなどの機器を使用した
鼻の内外部構造を精密に分析し、
自分に合った矯正方法を
選択することが大切です。