”海水療法について”「症状」とは「病気」が治ろうとする「治癒反応」である。 だから薬物で「症状」を止めるほど「病気」は慢性化していく。つまり悪循環である。これに対してカントンは、病気の原因を、生体的な素質の悪化にあるとして「症状」を「病気」が治ろうとする現れと捉えるのである。