大陸のバレンタインは、西洋と同じなん。

男性が女性に愛を伝える恋人達の日となっている。

と言っても、既存の恋人達が愛を確認する日と言った方が良いかもしれない。

告白の日とまでは成っていない。(と思う)


その愛の確認の行為が、薔薇の花束プレゼントである。

勿論、金持ちの若者は薔薇の花束だけじゃない。

ブランドの衣類、バック等付きで女性にプレゼントする。

どれだけ彼女のことを思っているのかを伝えねばならないので若者男性は大変である。


勿論、若い人を中心としたイベントで、全ての人に浸透した行事とまでは言えない。

どちらかというと、若い人でも比較的裕福層を中心としたイベントである。

多分、他の中国語圏と比べると、大陸のバレンタインは、まだまだ発展途上中。

バレンタインデー当日でも、特に早く帰宅している様子もなく、会社にチョコや花束が届くこともなかったから。


チョコレートを贈る男性もいるらしいが、そんなに多くはない。

知り合いの大陸女性陣にチョコレートを貰った経験の有無について聞いたことがある。

何れも、無いとの返事だった。

ま、聞いた人が皆、30代、40代、50代だったからなあ。


大陸でも、外国人相手のホテル・レストランでは、バレンタイン・フェアを開催しているところは多い。

外国人向けの英語雑誌や、日本人向けの無料雑誌にも、毎年様々なフェアが紹介されている。

だから大陸に居住するカップルは、お金さえあればバブリーなバレンタイン・デーを過ごすことが出来る。

日本よりも高級な一流ホテルにお得に泊まれて、洗練されて美味しく、オシャレな食事にあり付くことも可能。


面子を重んじる大陸だけど、バレンタイン・デーに義理花束、義理チョコレートを貰ったことが無い。

最近は知らないが、私が居た当時は仕事関係者同士でも義理チョコ・義理花束を贈りあう風習はなかった。

しかし、日本と同じく商魂逞しい業者が宣伝し、今後は出てくるかもしれない。


一般のスーパーでは、バレンタインが近いからとチョコを大量に横積みにしている様子は無かった。

しかし、日系の菓子屋、パン屋、欧米系ホテルでは、この時期はバレンタイン仕様のチョコが手に入る。

この時期限定だから、日本、韓国、欧米系マダムが買いに群がる。

日本のマダムたちは、旦那、子供用に買い求めていたんだろうが、欧米系マダムは明らかに自分用のはず。

だって、可愛いし、美味しいから。


あたしも、会社のスタッフ用に買い求めていた。

毎年、日系の有名菓子店で買うから結構な出費になったが仕方がない。

やっぱり、美味しくない甘いだけのチョコレートを貰っても嬉しくないと思うしね。

スタッフには、「日本の風習に基づき、日頃の感謝を込めてチョコを送ります。」と言っていた。

当初、「え?何?」と言う顔をされていたが、流石に3年も続くと、「今年もありがとう。悪いね」と言われた。

こうやって、日本の悪しき(?)風習が大陸にも浸透していくだろうなあ。

でも、中国人スタッフからは、ホワイトデーのお返しはなかった。

まあ、そういうものだろう。

教育しなかったあたしの所為か。。


最後になったが、今回、「青薔薇の一般発売予定」の記事を見て、「大陸のバレンタイン」を思い出した次第。

これは、世界で一般発売されていないはずの「青バラ」が、大陸には一般的にあったから。

あと、青いナデシコ、青百合、青カーネーションもあった。

勿論、これは青インキ入りの水を吸わせて、花弁を青く染めたもの。

何れも、何ともいえない毒々しさがある。

だから、印象に残っており、思い出したん。

来年の本物の青バラ発売が楽しみだ。


でも、最初に「青バラ」という言葉で連想したのは、実は「紫のバラの人」だったりする!


まあ、これは語ると長いし、大陸とは全く関係が無いので後日にしとこ。