北京オリンピックに向けて、大陸ではマナー向上が叫ばれているが、道は果てしなく遠い。


国が違えば、マナーも違う。

なのに、イキナリ世界基準にしようとするんだから無理がある。


たった4年間で大陸人の民度を上げようとする試みは分かる。

しかし、全ての人を対象にするのは所詮、無理。

対象を決めてやった方が、まだ成果がでるのではないだろうか。


ということで、本日は映画を鑑賞するマナーの話。


中国人にとって映画は昔から庶民の娯楽だった。

特に恋人達には、暗闇でいちゃつくことが許される場だった。

(まあ、それは昔の話で、現在は何処でもいちゃついているが・・・・)

安価で、且つ、少しだけプライベートな空間はデート場所として人気だったんです。


時は移って、現代。


恋人達のデート場所としては、日本と同じように比較的人気がある方だ。

値段は映画館によって違うが、ランチの2倍~3倍の値段が必要である。

だから、突然映画というのではなく、事前に「映画に行こう」と思って行くらしい。


上映中の映画は、封切りの翌日には道端や店先でDVD、VCDとなって並んでいる。

その値段は、映画の6分の1~8分の1程度。

余程でなければ映画なんて観に行く必要は感じない。

だから、ワザワザ映画に出掛ける客は、映画自体を愛している客だと思いたい。


北京・上海では、シネコンが主流となってきている。

座席を選べるところも日本と同じ。

お勧めの席も教えてくれる。

座席のクッションも座席の幅も日本と変わらない。

総入れ替え制で、防音もしっかりしているから隣のスクリーンで上映している映画の音も聞こえない。

トイレも清潔とまでは言い切れないが、まあマシな方だ。

 

日本と違うのは客だな。

来ているのは、比較的裕福層のはず。値段がチト高いから。

オシャレな若者が中心で、上映映画によっては裕福そうな50代~60代もいる。


今年になって、上海で二つの映画館に行った。

1回は父と一緒だった。


父はカルチャーショックを受けていた。

「高い映画代金を払って映画を観る裕福層の人でさえ、マナーがなってない」

ことが信じられなかった様です。


一緒に来ている人と話しながら観ている人が多かったから。

若者も老人も話している。その声が大きい。

それに、上映中に掛かってきた携帯電話に出て、話している人の多いこと!

勿論、外に出て話すのではない。

映画を観ながら話すのである。


あと、電話の着信音も切ってないのね。

同じ人に4回電話が掛かってきたが、何れも大音量で映画館に着信音が鳴っていた。


一回鳴ったら、次から電源切っとけよ爆弾


まあ、マナーなんて地域色があって当然だし、大陸に世界基準のマナーを求めるのが無理なんです。

なにより、静かにすることが難しい国民性だしね。

トホホ



本日のBGM

蔡依林の「騎士精神」です。ご存知JAYの曲!

またしてもオシャレにできてます。

歌うのは難しそうな曲に詩を付けた彼女のセンスの良さが光ります。

舌噛みそうな詩で、カラオケで歌えませんがノレる曲です。

今後、「双J」の二人が、一つの作品を作り上げることはないのかもしれないけど、いいタグなんだよね。

もったいないなあショック!