「葬式仏教」という言葉があるくらい、
日本ではお寺にとって葬式は大きな収入源となっています。
逆に「葬式をしないお寺」というと、
なかなかイメージが湧かないかもしれません。
でも、実際に葬式をほとんど行わないお寺があります。
私が得度を受けた真言宗のお寺も、その一つでした。
では、どうやってお寺を経営しているのか?
それは 人の命を救うこと です。
加持による癒しの力
そのお寺では、加持によって多くの人を助けてきました。
具体的には、末期癌をはじめとする難病を癒してきたのです。
余命宣告を受けた方が、完治したケースももちろんあります。
加持とは何か?
加持とは、仏の力と衆生の心がひとつになること。
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「加」…仏の慈悲と力が衆生に加わること
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「持」…衆生がその力を信じて保つこと
つまり加持とは、仏と一体となり宇宙エネルギーを受け取る行為 です。
このエネルギーが、病を癒し、心を整え、生きる力を呼び戻していきます。
遠隔加持と「空」
宇宙はつながっているので、加持は遠隔でも効果を発揮します。
距離は関係ありません。
「そんなことがあるのか?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、仏教の核心である「空(くう)」を知れば不思議ではありません。
空とは、距離や時間といった制限が本質的には存在しないということ。
弘法大師は「五大に皆響(ひびき)あり」と述べました。
五大は宇宙、響は波動。
つまり、宇宙はエネルギーそのものである ということです。
目に見えないけれど、決して「無」ではない。
それが「空」です。
他力としての加持
「病気治し」と聞くと、怪しいと思われるかもしれません。
実際に「癌が治る」と謳う新宗教もあります。
では何が違うのか?
真言密教の加持は 他力 です。
教祖などの力(自力)でなんとかしようとするのではなく、
絶対的な力を持つ神様にすがるのでもなく、
仏の慈悲(宇宙エネルギー)に委ね、ありがたく受け取る ことです。
仏(宇宙エネルギー)は排他的ではありません。
誰もが平等に受け取れるものです。
唯一絶対神のように「信じなければ救わない」という性質もありません。
また、一部の団体が「未成仏霊が癌の原因」と説明しているようですが、
そんなことを気にする必要はありません。
宇宙エネルギーをありがたく頂戴すれば、
すべて解決する のです。
誰でもできる「加持」
極論を言えば、誰でも加持はできます。
(そうでなければ、宇宙エネルギーが排他的となってしまいます)
誰でもできるので、
宗教ビジネスが成り立たないとも言えます。
自分が筒となり、宇宙エネルギーを通しながら受け取ること。
これが加持の本質です。
毎日きちんとお勤めをしている僧侶は、
筒としての通りが良いため、エネルギーの流れも大きくなります。
だからこそ、末期癌の方でも好転していきます。
逆に、商売目的で加持を行うと筒が汚れ、エネルギーが通らなくなります。
このブログでお伝えしてきましたが、さらに「魔」が入り込むこともあります。
ですので、僧侶は、金銭に対して綺麗である必要があります。
仏教不信を招いている「拝金主義」はとんでもない話です。
本当に人を救おうとしていれば、自然と感謝のお布施が集まってきます。
だからこそ、商売っ気を出す必要はない のです。
筒をきれいにする方法
自分の筒をきれいにする最もシンプルな方法。
それは....感謝すること です。
感謝は最高の愛であり、同時に最高の宇宙エネルギー。
感謝の心を持つだけで、
エネルギーの流れは澄み渡り、癒しの力が強く働きます。
まとめ
葬式をほとんどしないお寺は、珍しいかもしれません。
でも、本来の仏教は「死後の供養」ではなく、
今を癒し、今を幸せに生きるための智慧 だったのです。
加持とは、仏と一体になり宇宙エネルギーを受け取ること。
それは僧侶だけでなく、誰もが実践できる行為です。
このブログでは、宗教アレルギーのある方向けに
「自分でできる宇宙力の使い方」をお伝えしています。
癌や難病さえも癒す力は、
外にではなく、あなた自身を通して流れているのです。
あなただけの美しい花を
宇宙いっぱい咲かせる日が来るのを
楽しみにしています🌹
Sealed with gratitude & LOVE❤️