度々戻る寒さの中にも、どこかに春を感じます。ご近所の梅の花も冷たい風にも負けず、満開です。花々の美しさの中に、どこにそんな強さがあるのだろうと考えさせられるばかりです。

今回は、やや「冬の中に見え隠れする春」を表現しようと思います。

「春浅し  Shallow Spring 」



フローラル系の精油を使わずに、お花の甘い香りを醸し出そうと考えました。

「フェンネル」は今回はハーブ系の精油として使い、お花の様な甘い香りで全体をまとめます。 

「クローブ」「ミルラ」は大変よく馴染みます。ミルラの重さと落ち着きが、クローブの甘さを強調しながら、ブレンドをうまくグラウンディングします。

「ジュニパーベリー」のスッキリとした香りは、お洒落な森を演出します。

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●それぞれの精油


左から、
「ローズマリー」・・ハーブ系、トップノート
・強くしみとおるシャープな香り 
・中枢神経系を刺激して、頭脳を明晰する
認知症の改善効果も最近証明されています。
・抗酸化作用が高く、若返りのハーブといわれる
やる気スイッチで、ノルアドレナリンを増加

 ・無気力な心を前向きにサポート




「フェンネル」・・スパイス系、ハーブ系、ミドルノート
・精油はセリ科の種子から抽出
・フローラルなハーブ調、軽くスパイシーな香り
・利尿作用、解毒作用、むくみや皮下脂肪の解消
・二日酔い、飲み過ぎの不快感を緩和
・女性ホルモン調整作用


ジュニパーベリー」・・ウッド系・ミドルノート
・ネガティブな状態を浄化、デトックス
・お酒のジンの香り付け
・頭脳明晰作用
・血液浄化作用
・利尿作用


「クローブ」・・・スパイス系、ベースノート

・スパイシーでフルーティーな香り

・駆風、健胃作用

・殺菌消毒作用

・気分を明るく高揚



「ミルラ」(没薬)・・樹脂系、ベースノート

・原産地、北アフリカ、ソマリア、中東地方

・カンラン科、樹皮の樹液より抽出

・抗菌作用、抗感染作用

・心を穏やかにする。鎮静作用

・咳、痰を鎮める。気管支炎に効果

・皮膚の炎症、かゆみを抑える。

・皮膚の老化を防ぐ。シワを予防。

・聖書では、キリスト生誕のお祝いに捧げられる。





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●精油ブレンドのための手引き●

まず、精油を下の図のように7つのグループに分類します。


ブレンドの基本のルールは2つ。

①精油は1つより、2つ以上をブレンドすると、香りはマイルドになる。

②精油は同じグレープ内、または隣り合うグループの精油はなじみやすい。


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アロマヨガ@ヨガプラス自由が丘

毎週金曜日13:15〜14:15

「ヨガとアロマで健やかな毎日を」


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