4月もまだ第1週ですが、桜の花の季節は瞬く間に過ぎ去り、すでに葉桜。残念ながら本日の台風のような強い風で、花びらはすっかり飛ばされてしまいました。

そんなに急いで春はどこに行くのでしょう?


本日のブレンドアロマは、5つの精油を
「お料理気分で気軽にブレンド」


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左から
● 「レモン」  / シークレットガーデン
● 「ライム」 / ニールズヤード
● 「クローブ」 / カリス成城
● 「ジンジャー」 / ニールズヤード
● 「ペパーミント」 / シークレットガーデン


まるでジンジャーエールのような爽やかな香りのブレンドです。どれも私たちの身近にあるものなので、容易に香りを想像出来ると思います。


「レモン」「ライム」は柑橘系の精油。どちらも果皮から抽出されます。「ライム」「レモン」と同様な使い方で良いと思います。一緒に使うと爽やかさは倍増です。

「レモン」はインドが原産。十字軍がアラビア半島から持ち帰りヨーロッパに広めたといわれます。殺菌作用、抗菌作用、抗感染作用をもち、病院などの部屋の殺菌や空気の滅菌に役立ちます。身体を感染から守る白血球を刺激するので、免疫を活性します。レモンの香りは、ノルアドレナリンを増加させて、集中力を高め、頭をリフレッシュし、頭脳を明晰にします。

「ライム」はアジアが原産。イタリア、西インド諸島、南米や北米などで栽培されます。神経および、交感神経系を強壮します。「レモン」と同様に、疲労を回復し、気分を明るく高揚させます。


 「クローブ」はスパイス系の精油。東南アジア、スリランカ、インドネシアが原産です。「クローブ」は樹高9メートル程の常緑樹です。精油はこの木の開花前のつぼみから抽出されます。「釘(クギ)」のような形のつぼみから、ラテン語「クラウス」(釘)が語源。

香りは強くスパイシーなだけではなく、ややフルーティーでしみとおるような甘さも感じられます。気分を明るく高める香りです。

スパイスは種子であり、元は果実でもあります。植物にとって次世代への命を内包する根源的なパワーを持つ、ちから強いハーブです。疲労で気力が失せ、感情が弱まった時に、スパイスはそのパワーで気分を明るく高め元気を回復させます。

スパイス系の精油は柑橘系の精油の仲間と考えると色々使いやすくなると思います。


「ジンジャー」は生姜。原産地はインド、中国、ジャマイカ。精油は、根茎から抽出されます。地中に埋もれた部位から抽出されますが、揮発速度の速いトップノートです。スパイシーで鋭く生き生きとしていて、レモンとコショウを思わせる爽やかな香りです。ヨーロッパでは、ジンジャーはフルーツととらえ、ジンジャークッキーなどのお菓子にも使われます。血行促進、加温作用、発汗強壮作用があります。消化を促進、駆風作用もあるので、胃腸の張りを緩和します。吐き気や二日酔い、乗り物酔いにも効果があるそうです。


「ペパーミント」はリフレッシュ系ハーブの代表。セロトニンを増加させ、心に安心感をもたらします。熱を冷ます作用は、心へも作用し怒りやヒステリーなどの興奮状態をしずめます。

ジンジャーエールの仕上げにペパーミントの小さな葉が添えられていたのを思い出し、今回のブレンドに一緒に加えてみました。



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アロマヨガ@ヨガプラス自由が丘
毎週金曜日13:15〜14:15