アロマ (植物の芳香成分)には心を鎮める鎮静作用、抗菌作用など、様々な素晴らしい効果が認められ、日常生活でも広く使われるようになりました。私のアロマヨガのクラスでも、リラックスの効果を高めるためにアロマを使用しています。
ですが、
全てのアロマの良い効果や作用は、あらゆる健康状況の方に万能というわけではありません。
特に、妊娠中の方はアロマの使用にご注意ください
アロマ(精油)の中には、通経作用(月経を促し、規則的にする作用)や、分娩促進作用(安産を助ける作用)を持つものがあるからです。
月経不順や更年期障害を改善させる作用は、妊娠中の方には危険な作用となります。
効果も危険度も個人差があり、
断言はできませんが、
やはり、薬と毒は紙一重です。
安全な妊娠のためにも、
不安因子は遠ざけたいものです。
通経作用のある精油
カモミール、クラリセージ、シナモン、ジャスミン、セージ、タイム、
バジル、バラ、フェンネル、ペパーミント、マージョラム、ラベンダー、ローズマリー、ローレルなど。
分娩促進作用のある精油
クラリセージ、クローブ、ジャスミン、ジュニパー、スペアミント、ラベンダー、ローレル
など。
参考書籍
「アロマテラピー 84の精油」
フレグランスジャーナル社