U-571 | 俺様シネマ

U-571



マシュー・マコノヒー
ジョン・ボン・ジョヴィほか。
米海軍の潜水艦S-33は、故障浮上中のU-ボートから、暗号機エニグマの奪取の密命を受け、独軍勢力海域に独軍潜水艦を装って接近、任務成功と思ったその時、彼らの母艦であるS-33が新手のU-ボートにより轟沈、故障した敵艦に取り残された、突入兵員9名の運命やいかに!

かわぐちかいじの傑作漫画「沈黙の艦隊」が私は好きだ。
あれが好きな人は好きだと思う、この作品。
兎に角、「潜水艦」と、それに乗る人々、そしてそれが一体どういうことなのか、それを描いた作品だと思う。
絶対にミスが許されない極限状態、逃げ場のない深海で、さらにそれを取り巻くのは全部敵。
敵がいなくても閉所恐怖症で参ってしまいそうな状況なのに、四面楚歌という発狂しそうな状況。
そんなワケで、ぎゅーーーーっと緊迫した展開。
見ていてとても疲れる一本です。

マシュー・マコノヒー演じるタイラー大尉は、S-33の副長で、長男坊のようなキャラクター。
急に一家の大黒柱になってしまい苦労する。
おじいちゃん(チーフ)がいるのがせめてもの救い…って、最年長のチーフが突入部隊にいる不思議…何故?そういうものなの?
突入部隊っぽいのって、9人中二人くらいなんじゃ…(あ、でもドイツ語出来る通信兵は別枠)

展開が緊迫しているだけに、役者さんを見るには向いていない。
ボン・ジョヴィなんて気がついたら消えていた。いつ消えたんだろう…突入部隊にいたような気がするのに。
また、ラビットとトリガーの可愛いちびっこの見分けがつかなくなったりもする。
私ったら駄目な子!
つーか、突入部隊になんだって、あんなあんまり強くなさそうなちびっこが二人もいるの!油断させるため?突入部隊指揮の海兵隊大尉の趣味?うわー…(オイオイ)

スリリングで面白い、海戦と同時に、優しいお兄ちゃんだったタイラーが、艦長に成長していく物語でもあるのだが、優しいお兄ちゃんの部分も失くしてないといいなあ、と思う。

ちなみに、これ見た後に「エニグマ」見ると楽しいと思う。
そうして奪取したエニグマが、どのように暗号解読にこぎつけ、終戦を早めたかと言う映画なので。
やっぱ歴史はつながってんだなあ、と思いました。