カスタマイズ推奨デザイン以外を編集いただいている皆様へ
このたび、「デザインの変更」画面のリニューアルにともない、
一部ブログデザインでのカスタマイズ・CSSの編集画面を終了いたしました。
サイドバーの配置変更のみをご利用の場合は、引き続きご利用可能です。

- アメーバスタッフ

新しい広告スペースを作るたびにCSS(スタイルシート)をいじって消してしまうユーザー(たとえば僕のような)に対処するため、痺れを切らしたAmebaがとうとう強硬手段に打って出た。

PR広告の無いテンプレートではCSSカスタマイズができないようにしたのだ。

このブログは上記告知の「一部ブログデザイン」に見事に該当している。PR広告付きのテンプレートに移行しない限り、もうCSSに触れない=デザインをほとんど編集できなくなった。

予想はしていたのでとくに驚きはしないが、まぁサイバーエージェントのダサくてセコくてケチくさい運営ぶりは本当に目に余るものがある。僕がやっている広告を消すという行為は規約違反だが、同じテンプレートを使っていても規約違反していない人はたくさんいるはずだ。その人たちにとって今回の措置はあまりにも一方的な暴挙で、ユーザーメリットを大きく損なわせる越権行為と言っても過言ではない。

彼らの狡っ辛い遣り口は枚挙に暇が無いが、強いて挙げるならこういったことだ。


①金に飽かせて有名人を掻き集めてミーハーどもを釣りまくる
 →低レベルなユーザーが増えることにより悪質な業者も群がる

②基本無料であるのをいいことに、予告なく仕様変更やメンテナンスを行う
 →機能やデザイン面でユーザーの自由がどんどん制限される

③独自の算出方法によるアクセス解析で数字を水増ししているリンク参照)
 →Amebaは他のブログサービスより集客力があるという嘘を信じ込まされる


嘘とハッタリで集めた愚かなユーザーたちにどうやって広告リンクやバナーを踏ませたりピグで金を使わせようかと、運営側は寸暇を惜しまず狡智を絞っているのである。時にはTwitterから「なう」を堂々とパクるような恥知らずな真似も厭わない。下劣な人間を集めるゴキブリホイホイのようなアメーバニュースの低俗ぶりは目を覆うばかりだ。

もちろん企業であるからにはビジネスモデルマネタイズの手法を追求するのは当然だが、いかんせん業界倫理に悖っている上にまるでスマートじゃない。知識の無いユーザーをとことんだまくらかしているだけである。既存ユーザーのほとんどは今年初めに起こった情報漏洩のことも知らないはずだ。


もともとはCMSを利用していた僕がAmebaを始めたのは職業的な理由から。Webディレクターという立場上、ブログサービスの現状を一歩踏み込んだところで把握する必要があった。実際、およそ1年の間にデザインのカスタマイズや外部サービスとの連携など思いつく限り全てのことを試した。なので今後は仕事でAmebaを使うことはあってもプライベートで関わることは恐らく無いだろう。

ブログサービスにおけるAmebaのシェアが断トツなのは事実。加えて初心者でもブログ開設や更新作業がスムーズで、読者を増やすためのコミュニケーション機能も充実している。SEOについても、ちゃんとキーワードを意識しながら記事更新を続けていれば検索上位に表示されやすくなっている。だから僕の取引先や友人知人がブログを始めたいと言ったら迷わずAmebaを勧めるというか、勧めざるを得ない。

だが僕自身はクリエイターの端くれとして、もう「Amebaでブログ書いてる」とは口が裂けても言いたくない。その理由は先に書いた通りだ。


ということで、さらばだ。