WebディレクターJayの【Everyday is like Sunday】

13歳のハローワーク 公式サイト
http://www.13hw.com/


思春期の少年少女が早い時期に将来の展望を持てるよう、
おシゴトのなんたるかを平易に解説しているサイト。

僕が中学生の頃は将来何になるかなんて思いもしなかったなぁ。
親から「医者か弁護士になれ」とか言われて、
まぁよくわかんないけど進学しとこうって感じだった。

「いい大学に入りさえすればなんとかなる神話」って
偏差値教育が破綻しかけてる現在も生きてるのだろうか?


そんなことを思いつつログに目を通していたら、
ちょっと受け入れ難い記事を発見した。
P.S.明日のための予習 13歳が20歳になるころには?
『IT[Information Technology]』2-3 ウェブデザイナー不要の時代
http://www.13hw.com/feature/ps/02_02.html#noThree
ウェブログというソフトを使えば、HTMLなんて使わずにホームページのデザインができるようになります。今後、インターネットに関わる職業は、テンプレートを作って客を囲い込む方向に行くとか、ブラウザのデザインだけを考えるとか、いくつかのパターンに分かれていく。

確かにブログやCMS等のテンプレを利用して
自前でサイトを作る人は少しずつ増えてはいる。

だが現場の目線で言わせてもらえば、
いかにもテンプレ使いましたというサイトは殆ど見かけない。
逆に、検索上位にリストアップされるサイトは
ほぼ全てがオリジナルのデザインを施している。

つまり、やる気がある会社はWebの特性を理解して、
ちゃんとSEOなりデザインなりに投資している
のだ。

テンプレで安く済ませたサイトなんてアクセスは皆無に近い。
面白くないサイトはいくらSEO対策してもPV稼げないから
検索上位には上がってこないという非常に解りやすい話。

数こなして稼ぎたいWeb制作会社に騙されて
糞サイトを作らされる零細企業は後を絶たないが、
すぐに金をドブに捨てたことに気付くだろう。

人が集まるサイトには相応のお金と労力が掛かっているのだ。
よってWebデザイナー不要の時代なんて来ない
そう断言できる根拠は他にもあるが面倒なので割愛。


それにしても、知識人を気取る奴って
どうしてこうもパラダイムシフトを語りたがるかね?
「知らない側」に立って考えることができないっぽい。

っていうか、ブラウザのデザインって何だ?
何が悲しくてブラウザをデザインしなきゃならんのだ?
ブラウザに別の意味があるのなら教えてもらいたい。