2007年 9月 6日(木) 15時4分
ドル、午後はもみ合い=115円台前半〔東京外為〕(6日午後3時)

 6日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米住宅関連指標の悪化に伴いドル売り優勢となった海外市場の流れに沿ったドル売りが一巡し、ECB理事会や7日の米雇用統計発表などのイベントを控えて様子見気分が強まり、売り買いが交錯する中、もみ合い商状となっている。午後3時現在は、1ドル=115円32―35銭と前日(午後5時、115円77―80銭)比45銭のドル安・円高。
 朝方はドル売りが先行し、東京市場でも1ドル=114円台後半まで下落したが、「ショートカバーがいったん終わった」(大手邦銀)後はイベント前ということもあって、狭いレンジ内でのもみ合い展開になっている。株式市場が後場に入って瞬間的に切り返すなど、全般的に強含み気味で推移していたが、「一時期のような(株と為替の)相関性は薄れている」(同)とあって、円買い戻しが加速するような状況にはならなかった。
 注目のECB理事会については、市場では「見送りという認識」(別の大手邦銀)で一致しており、トリシェ総裁の発言に関心が集まっている。また、7日に発表される8月の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気も強まっている。しかし、「現在の相場は、基本的に流動性相場になっている。経済指標に対しても教科書通りの反応にはならない」(同)との指摘も出ている。
 ユーロも東京市場に入ってからは対円、対ドルともに値幅の狭い動きに終始。午後3時現在、対円で1ユーロ=157円33―37銭(前日午後5時、157円16銭―19銭)、対ドルで1.3643―46ドル(同1.3572―75ドル)で取引されている。(了)