BSで狙う -IC-
ICは知ってのとおり0傾斜が多く、傾斜の影響を考えずにアプローチができますが
そういった場所は高低差が強かったりG傾斜が強かったりしてBSで狙える場所は
ある程度限られてくると思います
そういったホールを見逃さずBSを使いパワー消費を抑え、なるべく多くのホールで
チップインを狙えればスコアの可能性も広がると思います
そんなわけでパワー消費を抑える目的でBSを使っていくからには、凹ポイントでも
できるだけパワーを使わないで普通に打っていったほうが良いでしょう
※高低差はピン位置などの影響で変化するので大体の目安と思ってください
H2 -0.3~1.3m
手前ピンはBIでしか狙えないと思うので、しっかりと風を見極めて無理だと思ったら
素直に諦めるかサイレントウィンドを使用して確実に狙っていきましょう
あとの2箇所はBSで狙えます
一見、G傾斜がきつく見えますが、慣れてくれば意外とスポスポ入ったりします
全ピン位置をBIで狙う人もいるかもしれませんが、風が強い場合でも狙えるように
手前ピン以外はBSを使っていく方が有効だと思います
ICのショートの中では1番狙いやすいホールだと思いますが、BSにしても力加減は
慎重に決めて動画のようにピンの真裏に来るように練習しましょう
H11 -3.9m
BSで狙えるのは手前ピン以外の2箇所で、手前ピンも0傾斜なのでBIで狙えますが
個人的に手前ピンは捨ててトマで狙うようにしています
G傾斜は左右どちらのピンもそこまできつくないので、積極的に狙ってもいいでしょう
ポジはアイアンで狙うよりも1Wを使って狙う方が風に左右されにくいので有効ですが
スピンをかけれない分ゲージ増加量が少しだけ不利になるデメリットはあります
ある程度慣れてくれば変なところで止まったり下に落ちたりはまずないと思いますが
リカバリー時は少し厄介なのでその時だけアイアンで狙ってもいいと思います
H12 -2.8m
傾斜は若干つきますが、G傾斜がないのでBSで狙うホールに適しているでしょう
ただしクラブ飛距離が低いと傾斜のきついところで止まったりする場合もあるので
そうなるとかなり厳しくなると思います
逆にクラブ飛距離が高いと微傾斜がとれても今度は1Wで狙えない場合もあるので
そんな時の為に2・3WのBSでも狙えるようにしておくと便利です
手前ピンで←風の場合はカラーに当たりやすくなるので注意しましょう
H13 -13.8~-14.3m
ここはクラブ飛距離によりBIで狙えないピン位置が出るので一概に言えませんが
1W~3Wとスピン値を最大限に活かして狙っていけば意外と狙っていけたりします
例えば1Wの80%で打っても若干ピンを越えてしまうのであれば、スピン値を少し戻し
調整して狙えたりもするので各ピン位置の特徴をよく把握しておく必要があります
それ以外にも風の具合によって障害物に当たることもあるので毎回狙っていくなら
サイレントウィンドを持っていったほうが良いでしょう
BSで狙えるならそちらでも良いのですが、個人的にはBIで狙うようにしています
ピンまでの距離は短いですが高低差がきつく特に慎重に狙う必要があるでしょう
間違っても障害物に当てるようなことだけは避けるようにしましょう
H15 +1.9m
この辺まで来ると逆算してパワーが足りない時だけBSで狙う方向でいいですね
極端にパワーが低くない限りはティから画像の位置へ持っていけると思います
FWから狙うよりラフに置く方がトマにしてもBSにしても残距離が安定しやすいので
ラフまで届かない場合を除いてこちらで良いのではないでしょうか
ピン位置ごとにG傾斜に差があってラフからのBSアプローチで+高低差になるので
パワーの決定にも注意する必要があるでしょう
そんなわけで手前ピンはカラーに当たりやすく少し強めに打った方がいいかも
このようにICは中盤~後半にBSのポイントになるホールが固まっていると言えます
Frontを終えてスコアが良い場合はBSで狙うにも少しためらってしまうと思いますが
全てのアプローチをトマで狙えない以上はBSも必ず必要になってくると思います
しっかりと練習しておいて自信を持って狙えるようにしましょう