晩秋のセンチメンタリズム | ジャワ・パンナコッタの雑記帳

ジャワ・パンナコッタの雑記帳

音楽(主にJazz)、書籍(主に歴史)、旅行などの感想を書きます。
2011年2月から約2年間、イギリスのリーズで派遣研究員として勉強したました。
イギリス生活のことや、旅行で訪れて撮りためた写真などを少しずつアップしていこうと思ってます。

小学3年生の長男がカミさんと、ピアノ教室のクリスマスコンサートに向けて、星野源のドラえもんを連判で弾く練習をしている。その後ろでは4歳児の次男が仲間に入りたくてホイッスルを吹きならす。

リズミカルなんだけどそこはかとなく哀愁漂うメロディといい、我々の世代のすぐ側にかつては居たはずのドラえもんと言う存在といい、なんだか訳もなく泣きたい気持ちになってくる。

ガキから少年になろうとしている長男。そう遠くない未来には青年となり、少しずつ、でも確実に世知辛い社会というものに揉まれるようになり、"ドラえもん"の世界から旅立っていくのだろう。かつての私のように。

全ては過ぎ去っていくものだよね。諸行無常とはよく言ったものだ。

以上、日常の何気ない風景の中で、突如襲われた哀愁を徒然と。