市村高男著『東国の戦国合戦』地図21(修正版) | ジャワ・パンナコッタの雑記帳

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音楽(主にJazz)、書籍(主に歴史)、旅行などの感想を書きます。
2011年2月から約2年間、イギリスのリーズで派遣研究員として勉強したました。
イギリス生活のことや、旅行で訪れて撮りためた写真などを少しずつアップしていこうと思ってます。

1585~1587にかけて。
上野を掌握した北条。北条氏と反北条連合の攻防の場は下野&常陸へ。
壬生氏が北条側の防波堤となって反北条勢力の攻勢に対処しつつ、佐野&皆川氏が北条氏の攻勢に屈する。那須氏が実質的に反北条連合から離脱したような状態で、宇都宮氏は苦しい。
地図上では現されていないが、常陸南部でも北条氏が有利な状況(らしい)。
下総では千葉氏がついに北条氏に乗っ取られる。
東北では、独眼竜が本格的に活動を開始。
一方で、徳川家康が豊臣秀吉に屈し、上杉景勝も豊臣政権にほぼ組み込まれる。また、関東における惣無事を求める豊臣氏の活動がより頻繁になされるようになってきており、より大きなうねりが関東に達しつつある。

<修正>
宇都宮攻めは、栗橋の氏照が中心と、書籍の文脈から私が勝手に解釈して図に書いていましたが、氏直自身が出馬していたとのご指摘を受け修正しました。Hikiさん、ありがとうございました。

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