銃DATABASE№015~H&KMk23ソーコム~【米国軍特殊部隊司令部の愛した銃】
イミ(以下イ)「はあい!お久しぶりぃ!皆さん元気にしてたー!?」
シグ(以下シ)「初っ端からそんなにテンションあげないでよ。どうついていったらいいかわかんないから。……っと。お久しぶりです。うちの管理人が忙しいからって放置されてはや半年。皆様はいかがお過ごし……」
イ「もー!辛気臭いから挨拶終わりっ!本日紹介する銃はこれっ!」
シ「はいはい……以下スペックです。」
全長・245mm
重量・1210g
口径・45ACP
装弾数・10/12+1
製造国・ドイツ
イ「この銃、H&KMk23は米海兵隊―SOCOM―が発注したってことでこっちじゃソーコムピストルって名前のほうが一般的ね。でもこの発注、無茶苦茶だったらしいわね。」
シ「そう。アメリカ海兵隊の要求は
『装弾数が豊富でジャムが起きにくく、寒冷地や砂漠地でも正常に動き、海水に数時間浸した直後でも正常に稼動する.45口径自動拳銃』
こんなもんなんだケド……」
イ「まさに無茶苦茶ね。それでもこの要求に対してドイツのH&K社は要求値をクリアした銃を完成させるんでしょ?尊敬に値するわ。」
シ「そう。トライアルでコルト社製ガバメントの改良型を押しのけ、1995年にMk.23 Mod0として制式採用されたんだ。そして特殊部隊の様々な任務に耐え得るようにと減音器やレーザーサイト、スコープ等が無加工で装着可能。下がフル装備図。だけど……」
イ「同クラスの拳銃と比べても重くなっちゃったと。」
シ「そのとおり。いい銃なんだけど、重量は唯一の欠点にして特殊部隊用としては致命的な欠点なんだよね。」
イ「まあねーこんなに重いと持つ気なくすわ。うん。(H&KMk23を手にぶら下げて。)」
シ「もう突っ込みません。……いまはSOCOMの管轄下にある特殊部隊(SEAL、デルタフォース、グリーンベレーな ど)に導入されてるんだけど、実際にはMk.23ではなく、M1911A1(わかってるとは思うけどガバメントね)を使う ケースが非常に多いと言われてるね。そして採用から10年経った2006年には、早くも後継となる拳銃のトライア ルが始まっているみたい。」
イ「悲しい銃よね、まったく。。。。それでは次回予告!」
シ「管理人の友人からのリクエストによって次回からは日本製銃特集です。」
イ「次回、~三八式歩兵銃~【最も成功した輸出国産武器】 お楽しみに!」
シ「次もいつになるかわかりません!」