銃DATABASE№009~グロック26~【最小グロック!?】 | 銃DATABASE 引金はお前が引け!

銃DATABASE№009~グロック26~【最小グロック!?】

登場人物
・イミ
『九回目。毎回何をしているのやら……』
・シグ
『苦労人。淡々と銃を紹介。』

イミ(以下イ)「こんばんわ。みんな元気かな?」

シグ(以下シ)「引き続いて、前回の予告どおりグロック26を紹介していきます。」

「4回にわたって続けてきたグロックシリーズ紹介も今回で終わり。そのフィナーレを飾るのがこちらっ!」


グロック26

シ「以下が、この銃のスペックとヴァリエーション。」



全長・グロック 26 160mm
    グロック 27 160mm
    グロック 28 160mm
    グロック 29 172mm
    グロック 30 172mm
    グロック 33 160mm
    グロック 36 172mm
    グロック 39 160mm


重量・グロック 26 616g
    グロック 27 620g
    グロック 28 585g
    グロック 29 768g
    グロック 30 751g
    グロック 33 620g
    グロック 36 638g
    グロック 39 660g

口径・グロック 26 9mmx19
    グロック 27  40S&W
    グロック 28 .380ACP
    グロック 29 10mmAUTO
    グロック 30 .45ACP
    グロック 33 .357SIG
    グロック 36 .45ACP
    グロック 39 .45GAP

総弾数・グロック 26 10/12+1
     グロック 27 9/11+1
     グロック 28 10/12+1
     グロック 29 10+1
     グロック 30 9/10+1
     グロック 33 9/11+1
     グロック 36 6+1
     グロック 39 8+1

製造国・グロック 26 オーストリア
     グロック 27 オーストリア
     グロック 28 オーストリア
     グロック 29 オーストリア
     グロック 30 オーストリア
     グロック 33 オーストリア
     グロック 36 オーストリア
     グロック 39 オーストリア


イ「にしてもちっこい銃ね。こんなの意味あるのかしら?」

シ「あるみたいだよ。この銃は主に護身用やバックアップ向けに発売されているんだけど、メインアームとしても充分に通用する性能を持ってるんだよね。それでその性能から軍や警察機関の関係者から注目されているんだ。私服任務や非番の際に携帯するケースも多いらしいね。」

イ「へぇー。でもこんな小さくしたのは何で?グロック19サイズでも十分じゃないの?」

シ「そりゃあ、小さいほうが持ち運びしやすいしね。しかも当時アメリカではAWB(連邦攻撃武器規制)って言うのがあって、11発以上の装弾数を持つ拳銃(マガジン)の販売が禁止されていたんだ。でもこの銃は言わばそれを逆手にとった形で、装弾数を10発以下に抑える代わりにサイズを最大限に切り詰め、携帯性を高めたんだ。」

イ「なーるほど。発想の転換ってやつね。11発以上のマガジンを売っちゃいけないんだったら、ちっちゃくしちゃえってことね。」

シ「そういうこと。ただあまりに小型だから、ロサンゼルスなど銃規制の厳しい地域では販売が禁止されてしまうケースもあるらしいんだ。残念だね。」

イ「銃は悪くないのにね……さぁ!暗くなっても仕方がない!続き続き。」

シ「あ、それとAWB失効後、くだんの小容量マガジンにはエクステンションタイプも登場し、装弾数を1~2発増加することも可能となったんだ。(州によっては現在も10発以下に制限されているけどね)」

イ「あ、なるほど。エクステンションが小指をかけるフィンガーレストの役目を果たして、ちっちゃ過ぎて握りにくいグリップが握りやすくなるのね。」

シ「正解。よく分かったね。」

イ「やった!さて。グロックスペシャル。お楽しみいただけたでしょうか。次回は【~IMI ウージー高い信頼性と生産性~】をお送りするわっ!」

シ「次回もよろしく。」