結局1回しか見られなかった「エリザベート」の東京千穐楽を配信で鑑賞しました。今回はシシィがみりおさんで、井上トート、シュガさんフランツ、香寿さんゾフィー、中桐ルドルフ、黒羽ルキーニ。



 始まってすぐ感じたのが、あれ、芳雄さんいつもと違う??でした。正直言うと、井上芳雄さん、私が観ている範囲ではあるのですが、何を見ても割といつも井上芳雄というか、上手なんだけど井上芳雄にしか見えないなぁと感じる事が実は多くて…。人気実力ともにある大御所俳優さんなのは重々分かってはいるのですが、そんなこんなで今回も古川トート一択だなと思っていたのです。が!今回はなんか違う。発声からして全然違う。めちゃくちゃ素晴らしいではないですか。この方こんなにすごい方だったんだと今更ながら大感動してしまいました。まさにThe 魔王。王者の風格。芸大声楽科の底力。ほんとすごかったです。


すごいなーと思っていたら、最後カテコで「僕は今回が最後」と突然お話しになり、だいぶ周りをざわつかせていました。そんなこともありの迫真の演技だったのかな。

 

明日海りおさんはすごく可愛かった!1幕の「パパ!」のところからすっかりシシィでした。同じ男役出身の方でも望海さんとはかなり雰囲気が違うエリザベートでした。カテコのお話しぶりもお茶目ですごく自然体な方なんですね。井上芳雄さんの突然のこれが最後発言にビックリしすぎて涙ぐんでいらっしゃいました。

 

あとはシュガさんのフランツが良かったなー。ドアの外からエリザベートに話しかけるシーンとか、エリザベートへの愛情がすごく感じられて…。フランツが悪夢を見るところのトートとの掛け合いなんてもう最高でした。ジキルとハイドを今回はシュガさんで取っているのでますます楽しみです。

 

あと話は変わりますが、刀ミュの十周年でDMM が過去作をここ1ヶ月無料配信しているので、来夢くんが出ていた今までの作品を見ることができました。これまではパライソを配信で1回なんとなく観たことあるだけで、刀剣乱舞の知識はほぼゼロだったのですが、今日の「〜陸奥一蓮〜」で、加州清光が沖田総司の刀だということを初めて知り、そこからそれぞれ話し方とか服装とかをその刀が存在していた時代に合わせているということにようやく気づいた私。だから鶴丸国永はあんな喋り方なのに、加州清光は普通に現代っ子っぽいのか…みたいな。黒羽麻璃央さんだけやけに衣装が豪華なのは、平安時代のすごい刀だからかとか。ファンの皆さんからすると当たり前だろが💢って感じかもしれませんが😅そこが刀剣乱舞の肝なんですよね。今更ながら奥が深いわ。