今朝、テレビのニュースを見ていたら、

キャスターたちがそれぞれの9.11の思い出を話していて、
とてもエモーショナルな語りもあって、
見入ってしまいました。
 
 
あの時のニューヨークで、
救助中に亡くなった消防士さんもたくさんいらっしゃいました。
 
その中のお1人に2人の息子さんがいて、
お父さんの遺志を継いで
2人ともニューヨーク市の消防士となって
仕事をされているという姿には
心打たれました。
 
(1995年9月エンパイアステートビル展望台からのワールドトレードセンター)
 
タクシーから見えたワールドトレードセンター) 


私もあの日、
テレビでニューヨークからの中継を見て、
なすすべなくボロボロ泣いていたなーと
思い出しました。
 
 
最初は何がなんだか理解できず、
徐々に詳細がわかるにつれても
それ以上の惨事が起こらないことを祈ることしかできませんでした。
 
 
ニューヨークからは遠く離れた場所にいながら
世界が前日までとは変わってしまったような心持ちになりました。
 
 
そして、何より
その時たまたま日本から
友人が遊びに来ていて
家に泊まっていたのです。
 
彼女はその翌日帰国予定でしたが、
あの事件直後から空港は閉鎖となり
彼女がちゃんと日本に帰れるのかが、
全く不透明になってしまいました。
 
 
 
でも当日は、何時間かニュースを見た後、
たまらなくなって
友人と2人で海を眺めに行きました。
 
 
そして、翌日、
エアポートに送って行きましたが
結局、飛行機が飛ぶことはなく、
夕方また迎えに行きました。
 
 
翌々日も飛ぶという保証はなかったけれど、
とにかくエアポートに送って行き
彼女は不安の中スタンバイ。
 
その日は、なんとか飛行機が飛び始め、
友人は幸運にもその日の飛行機に乗ることができて、
無事に帰国。
大事な仕事に穴を開けることもなかったのでした。
 
神様に感謝。
 
そして、犠牲になられた多くの人々の魂に
合掌…