日本語という言語は特異な言語だと
外国語を話していると感じる。
よく「英語を話すなら英語脳に」というけど、
それは本当。
日本語を話す構えで英語を話すことなんてできない。
だから日本の学校教育で英語が話せる様になんてならない。
見る目をまるで変えないと
英語は話せない。
日本語を話す時、主語をあまり使わないでしょ。
「日本語を話す時、主語をあまり使わない。」と書いたけど、
英語だったら、
「私が日本語を話す時、主語をあまり使わない。」と言うでしょう？
日本語って「私」じゃなくて、私が見ている側だったら。
ということを前提に話されていたりするのが面白い。
前にもどこかに書いたけど、猫がニャーと鳴くと日本人は言語脳が優位になる。
日本語を母語としない人たちは動物の鳴き声は音楽脳が優位になる。
それが意味していることは、
日本人は、日本語を母語としない民族には見られない
自然音を生きた言語として捉えているということでもある。
とても情緒的な脳を私たちは持っているんだよねぇ。
日本人でよかったね。
でも、今現在、社会生活においては生きづらさに加担するな、と思う。
何せ社会というのは物質現象で、時間というものの観念の中に機能しているんだから。
って人は疑いもなくそうとしか見えていない筈。
その物質現象を否定して無視して生きることになるとすると、
洞窟の中の修行僧のような感じになっちゃう。
もちろん、それもありだけど・・・
社会が幻想であることを知りながら
それを善に「使って」生きることが賢いのだと思う。
物質や時間の中に生きるのではなく
その外にいることを知っていて
それを上手く使う生き方が、
この地球を生きていく賢さなのだと思う。
少なくとも、今現在、肉体を持っている自覚があるなら。
だけど、日本語を母語としながら
物質と時間の世界の中に生きちゃってるとすると
かなり痛いよね。
そもそも、言語の発達というのは、
触覚を通して、体験をし、その中に規則性を見つけていくことから始まり、
観察したことを再現する運動感覚を通して言語を使う知識となり、
平衡感覚を通して肉体中心の主観を知り話す題材を見つけてくる。
生命感覚が発達して心のコミュニケーションとなっていく。
粗大運動、微細運動を通して思考の力や意志の力が育ち
言語能力となる。
本来、言語はコミュニケーションの道具ではなく、
右と左
物質と精神
を繋ぐ役目を果たすもの。
宇宙のプロセッサーなんじゃないかと思う。
宇宙とすべてが一つの状態から生まれ
出生を通して分離され、
分離のプロセスをしっかりと経て
ひとつに戻っていくという進化。
（表層上は）
言語は物質と精神を分離する武器にもなりうるし
（知性は体験を壊すからね）
物質と精神を繋ぐ神器でもある。
言葉が全てをつくりだすのは事実だ。
言語能力を高めることは
言語を使う時と使わない時のオンオフもできるってことなのかもしれない。
言語能力を高めていくことは、
純粋な思考力は
ギリシャ神話の神の世界であるイデアに到達する
高尚なものでもある。
ただ、繰り返すけど
知性で「分離」をしないように。
「信じる」のはやめよう。
全ては可能性であるだけ。
で、それが日本人の言語の前提とどう関係するの？
時間の中で生きる一般人で
日本語を母語にしていると、
主語を省略することで、
相手と空間共有をしている感覚というよりは、
時間共有をしている感覚になるから、
自分がどう見られているかばかりが気になって
全く中庸から外れた概念で言葉を発することになる。
他の国の言語「わたし」という身体レベルの自我の発達ができず、
寡黙に迷ったままの生きづらさを抱えることになる。
いつも言うように、
仏とかキリスト意識とか、中庸を目指す前に
人間は自我を確立しなくちゃ
どうしようもないからね。
というか、自我の確立が中庸に導いていくのだから。
〇の真ん中をどう見るのか？
これは地球紀の人間の学びだと
シュタイナーも言っているようにね。
クリスタルエッセンスホワイトシリーズ
誰も教えてくれなかった
本当の人間の進化。
生きづらい人が生きやすくなる。
（普段は分かりやすい発達の話が多いです）
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