私は「毒親」と言う言葉が好きじゃない。
父は毒親。
だと思う。
精神的に崩壊して
精神科医に父親に近づかないようにと
言われたほど、
私と父の間には大きな隔たりがある。
それでも、毒親とは
言いたくない。
父は父で、「それしか見えなかった」
「それしか分からなかった」
「それ以外できなかった」
「その選択しかなかった」
親って皆そうでしょう。
人間って皆そうでしょう。
親は神じゃない。
親は人間。
毒親に育てられたと嘆くより、
自分が自分の親になる。
自分を自分で育て直す。
私にとっての理想の父に自分がなって
理想の父として
自分を育て直してあげる。
私はどんな父親を望んでいたのだろう？
「やってみろ」という信頼。
できなかったら、そばにいてくれる優しさ。
ふざけて遊んでくれる父。
冒険させてくれる父。
物質的にそんな父親は私の人生には存在しない。
でもそれを恨むのではなく、
私は自分を信頼し、
自分ができるまで自分に付き合って
遊び、冒険させてあげよう。
誰も教えてくれなかった
本当の人間の進化。
生きづらい人が生きやすくなる。
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